アリババの経営哲学 著 張燕


今やアマゾンと世界を二分するECの巨人アリババとジャック・マーの創業物語。このジャック・マーって人、人間的魅力やスピーチの上手さではGAFAMの創業者達より上かも。中国インターネット界の黎明期に現れた英雄。中国にもアメリカのGAFAMに対してBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)(最近ではバイドゥではなくバイトダンス?)というテックジャイアントがいるけど、その一角を占める。ジャック・マーは他の創業者達からもリスペクトされてる。賄賂は絶対許さないってのは共感出来た。田舎の中小企業にいると、そういうイヤなことって日常茶飯事的にあるからさ。古いよ!って。世界中の商売をやり易くするって物流の整っていない中国においてECを普及させたのは凄いこと。アリペイって決済事業もウィーチャットペイと中国において人気を二分してる。自分の子供にゲームはやらせたくないって儲かるなら何でもやる人じゃない。信念がある。アマゾンプライムやアレクサを展開して多角化してるアマゾンとは同じEC企業でもヴィジョンが少し違う。反対にライヴコマースでは先行してるけどね。非アマゾン経済圏の国ではシェアをとってるけど、今後どうなるか。アマゾンと切磋琢磨してより良い未来を築いて欲しいよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?