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人生の分かれ道~「離婚寸前」まで行った私たちが【離婚せず】思い留まれた理由

恋愛・結婚・夫婦関係カウンセラー兼引き寄せマスターひろ健作です。
きょうは、

「離婚寸前」までいった私たちが【離婚回避】できた理由~人生(運命)の分かれ道

というテーマでお話ししましょう。


ラブラブ、夫婦円満ではない!?

私たちは一緒にいることが多いので、ハタから観ると、「ラブラブですね」「どうしてそんなに仲いいんですか?」「夫婦円満ですね」と観えるそうです。

けれども実際はそうではなく、激しく意見が対立し、ぶつかることもしょっちゅうある。実際にその場面に居合わせば、ケンカしてる!!! と思えるほど意見を戦わせます。

それだけ個性(自我)が強い私たち。しかしそこには深い理由がありました。

《秘訣1》言いたいことを思い切り言い、受け取る(受け止める)「クリアリング」と【黄金のルール】

すれ違いや誤解が生まれるのは、想っても中途半端なところで思い留めるから。「これを言ってしまっては壊れる」「ここまで言ってはいけない」と相手を気づかうあまりブレーキをかけます。

しかしそのことが後になってミゾが深まる原因になることがあります。本当はこうしてほしいと望んでいるのに、それを言わないまま我慢していると、次第にフラストレーションが募り、病気になったり、突然相手を激しく責めてしまったりするからです。

そうならないためには日ごろからガス抜き(クリアリング)をしておくこと。言いたいことを言っても受け止めてくれる関係を最初から約束しておくことです。

自分のことを悪く言って来ても、それは真実ではなく、相手が感じていること。だから相手の言い分だと受け止めてることです。そうすれば相手は聴いてもらえたという感がして、被害者意識が外れて行きます。そうすることでお互いがひと皮向け、あたらしい自分として生まれ変われるんです【バージョンアップ】。

PCのOSが新しくなったら、サクサク動くように、人間もレベルアップ、ステージアップすることで問題への対処が軽やかになっていくんです。それは夫婦関係においてもそう。こじれにこじれた関係であっても、双方が受け止める素養を学んでいたら、乗り越えていけるのです。

本『離婚回避のトリセツ』『大好きなあの人にずっと愛される本』には書けなかったこと

とはいえそうであっても、ギリギリ、怒り爆発してしまったことがあります。私は人生を賭けていた事業が副社長の辞職によって夢を絶たれ、自暴自棄になっていた。一方妻のマダムれいこは3歳になる娘の世話で日々疲れ果てていたときのこと。妻のなにげないひと言で私は、はらわたが煮えくり返ったのです。

《目次》
0:00 木村拓哉主演ドラマ『Believe』あらすじ~離婚寸前から復活した訳 5:39 マダムれいこが「離婚」を意識した日、ひろ健作が夢を見失った日 6:35 妻が実家に帰った日、お義父さんがかけてくれた【言葉】。
7:40 ぜったいしたくなかった【結婚】をしてみたら……
8:00 離婚を思い留まれた理由~自分にも原因の一端がある、周りの助け 8:38 結婚しないと決めていたところから結婚していった流れ
9:08 30年離婚せず、続けて来れた理由~口も利かず、無視し続けていた後に「悪いと思わなくても言ってみると……」「素直な気持ちになってみる」
10:47 争い、戦争も同じ。離婚回避の秘訣。相手の怒りを鎮めていくには。
11:50 男手がないのに大型冷蔵庫が新しくなっていた。 12:44 ラブラブ、夫婦円満ではない。【コミュニケーションギア】をマッチさせる。
13:35 離婚しないのが正しいと言っている訳ではない。幸せな選択をしていく。
14:30 悪いこと、嫌なことから気づかされることがある。 15:10 離婚寸前まで行ったからこそ、『離婚回避のトリセツ』を書けた。

離婚、争いを回避していくには

30年前、私たちが学んだ教えの中に「すべてのできごとには自分にも一定の原因がある」「悪いと思わなくても、ごめんねと謝ってみる」「自分自身を語る」というものがありました。そこで学んだことを、日々実践してきたからこそ、ふつうなら別れしか選択肢がない状況で、現実を変える一手をくり出すことができ、離婚回避できたのです。

【離婚寸前から復活できたエピソード】
P206『大好きなあの人にずっと愛される本』マダムれいこ著 


P86『離婚回避のトリセツ』マダムれいこ著

ふつう人というのは、ひとたび怒ったら、怒りの矛先を鞘(さや)に納めることができないじゃないですか。特にオス同士戦いたがる男性においては。

戦争が一番わかりやすいのですが、どっちも自分が正しいと思っている。イデオロギー名誉のためには死をもいとわない。それくらいいさぎよく戦う。それは動物以降身に着いたオスの遺伝子。戦うこと自体が正義でありカッコイイと思っているのです。

だから白黒着くまで最後まで戦う。けれどもそうやって戦いの代償はとても大きい。結婚から離婚もそうです。あんなに好きで一緒になったのに、何年も経って愛が冷めてしまったら……、二度と顔も見たくないと思うくらい骨肉の争いになってしまいますよね。

そうならないためには、直に相手を正そうとしないこと。こっちの理屈を正当化しようとすれば、相手には相手の言い分があるからです。そうではなく私たちが推奨するのは《間接話法》。ものごと(問題)にじかに触れるのではなくて、やんわりと触れる。そうすることによってデリケートな問題をやさしく包み込み、いい方向へと導くんです。

『ごめんね……』といえる勇気――ふつう人間は自分は悪くないと思います。だから思ってもいないのに「ごめん」とはいえるはずもなく、謝るのなら、具体的事象を指して悪い部分を謝ろうとします。

しかし本質はそうではないのです。自分にも問題の原因の一端はあるんだ――そう思えたら、現実を変えるのも自分にできる一歩なんです。動画で紹介したエピソードは、妻のマダムれいこが「ごめんね」と自然体で語りかけたことで私の頑なな心が緩んで行ったんです(それ以前にも形上やみくもに謝ったり、手紙をくれたりした。けれど煮えくり返っている私の心は許そうとはしませんでした)。

もしあなたがパートナーや夫、彼、妻、彼女と話が通じない、もうダメかも……と思ったら、きょうの話を思い出してください。この秘訣を手にし、試してみてください。きっと何かしら、何らかの変化が起きてきます。

また、そうはいっても自己流の言動から脱け出せないこともあります。そんなときは専門家の私たちに任せてください。そうすれば自分では越えられなかった山でもやすやすと越えていけるようになります。

《お知らせ》近日開催イベント
▼7/20(土)14h~「愛されクリアリングセミナー」in東京(残席6名) https://www.kensakudo.com/seminar_1_120.html

▼7/20(土)18h~「シンデレラ&プリンス体験会」in東京(残席2名) https://www.kensakudo.com/program_princess.html

▼7/19(金)21(日)「個人セッション」in東京(残3席)
れいこ https://www.kensakudo.com/m-reiko/seminar_reiko_2023_2.html
ひろ  https://www.kensakudo.com/consulting_3.html

自分の夢に向かって突っ走る力と、パートナーといい関係を築く力は、よく反発することがあります。これをどうやって調和させ、昇華させていくか。これがむずかしいんです。

ライフワーク(天職)を形にするのを教えている人であっても、表向きラブラブのようにしていても、何年もすると別れてしまうのはそのせいです。表で言えていない部分がふだん隠れており、後になって問題として浮上するんです。

私たちは多くの人をしあわせに導いてきました。あるときは別れ寸前のところでブレーキがかかり、再びラブラブになり、2人目の子を授かったとか、8年目にして愛が復活したとか、何年もこじれにこじれ離婚調停中だったのが、すっと相手のほうから訴えを取り下げ和解に応じたとか奇跡的な話は一杯あります。

それはとにもかくにも、相手も自分もより上のレベルに変わるからです。それによって問題が消えていくんです。

問題を解決する間接話法とは

きょうは『間接話法』間接的に語って行き、問題を消していく――秘訣も紹介しています。本30冊分の教えが1冊に入っており、行間に隠れています。これをきょうは少し引き出して解説しました。






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