とある野良猫の雑記録

大まかな経歴。大卒後、陸自隊員をへて→ 看護学校・看護師になり → いまは介護職/介護…

とある野良猫の雑記録

大まかな経歴。大卒後、陸自隊員をへて→ 看護学校・看護師になり → いまは介護職/介護福祉士。 ひとり者、菜食主義者、HSPな皮肉屋。

最近の記事

ソロハイキング近況(川崎、八王子、多摩)

●小田急向ケ丘遊園駅〜生田緑地〜平瀬川沿いに歩き、東高根森林公園〜市営霊園を抜けて〜JR津田山駅着。 川崎市はお金を持ってるのか、わりと緑地も公園も整備されてる印象がありました。川崎は都会のイメージが強いですが、じつは市の半分が多摩丘陵に属し、自然が残っていることがわかります。 ●京王八王子駅〜浅川沿いに歩く〜南浅川沿いに歩く〜JR高尾駅着。 川沿いにえんえんと歩くルートで、単調になりがちではありました。八王子から高尾方面に歩くにつれて、街の雰囲気が少しずつ静かになって

    • 夜勤中に見かけたダンゴムシ

      夜勤中、スタッフステーションの床をのろのろ這っていたダンゴムシ。  べつに虫に興味はないが、こういう小さくてゆっくり動く生きものにはどこか可愛げを感じさせます。それが朝になり帰宅しようとしたところ、つぶれて死んでいるのを見つけた。 たぶん、出勤した職員たちの慌ただしい動きに、踏み潰されてしまったのだろう。どこか寂しい気持ちになりましたね。 そういえばむかしの宮崎駿のコミックとアニメ「風の谷のナウシカ」には、“オーム”という巨大なダンゴムシを超巨大化させたような生きものが登

      • 今年上半期に読んだノンフィクション本、3選

        ●「コンテナ物語 世界を変えたのは『箱』の発明だった」(マルク・レビンソン) この本は、去年の暮れに雑誌「ウェッジ」で物流の2024年問題が特集されていて、その時に知って読んでみようと買ってみた本である。 くだけたタイトルに対して、わりとまじめな内容で、しかもけっこうなボリュームだった。物流、とくに海の物流というものに関して理解が深まる内容。  人物伝のようなところがあり、とりわけ「マルコム・マクレーン」という元トラック運送業者にスポットを当てている。彼はそれまで見向きもさ

        • チェスとレート戦 その4

          チェスドットコムで対人戦にデビューすること、およそ半年が経過した。これまでに190以上対局し、最低レートは770から、じりじりと這い上がり最近レート1000に到達した。当初目標にしていた基準をクリアした感じだ。  もっとも、できるだけレートは気にしないようにしていて、むしろ対局後の悪手・大悪手の数と、指し手の正確度のほうを気にしている。 統計情報をみると、百分位数ではこれで80だから、自分より下位に80%のプレーヤーが分布しているということか。つまり、全体の上位2割くらいと

        ソロハイキング近況(川崎、八王子、多摩)

          ナースコールはいらない、ナースコール廃止論。

          夜勤中、もっともイライラさせられ、腹立たしい思いをさせられるのが、ナースコールである。正確には、センサーマットと連動したセンサーコールでもある。  とくに、起床介助のもっとも忙しい時間帯に、コールを連打されるというのは、もっとも神経にこたえるストレスフルなものである。介護や看護の経験がある方なら実感としてわかると思う。 そこでたびたび感じるのは、「いったい誰だ?ナースコールなんて余計なものを発明してくれたやつは?」ということ。いっそ、ナースコールなんて廃止すべきとさえ思って

          ナースコールはいらない、ナースコール廃止論。

          スマホ失明? 視力を守るために、何ができるか。

          先日、ふと読んでみた本に「スマホ失明」という本がある。著者は近視予防と行動経済学を売りにしているようだが、内容は薄く流し読み程度で、本そのものは値段に対してあまり評価できないものだった。  一方で、いま世界的に近視の患者が急増しており、これにはスマホなどデジタルデバイスの使用が関係していること、強度近視になると失明リスクが跳ね上がることなどを著者はさかんに強調しており、ちょっと心配になったことは事実である。 近視に関しては、おれは子どものころから苦労してきた。小学校高学年の

          スマホ失明? 視力を守るために、何ができるか。

          ソロハイキング近況(多摩、日野、北相模、町田)

          趣味として、ひとりでハイキングを始めたので、備忘録として、定期的に記事を上げていこうと思う。 ●聖蹟桜ヶ丘駅→いろは坂→原峰公園→都立桜ヶ丘公園→聖蹟桜ヶ丘駅。 有名な宮崎アニメ「耳をすませば」の舞台になった町だよね。 ●平山城址公園駅→宗印寺を経て平山城址公園→市街地を抜けて長沼公園→長沼駅。 平山城址公園から長沼公園には直接のルートがなくて、いったん市街地に出る必要がありましたね。 ●JR藤野駅→日連大橋→日連金剛山→日連→湖畔沿いに歩いて勝瀬橋をわたり→JR藤

          ソロハイキング近況(多摩、日野、北相模、町田)

          マッチングアプリ、なにが問題なのか。

          むかしは出会い系サイトとよばれていたマッチングアプリ。今回、東京都が少子化対策の一環として乗り出したことで話題になっています。  わたしもかつては、何度もこうしたサイトに登録しては挫折を繰り返した憶えがあります。恥ずかしい話です。たいていは1〜2ヶ月で止めてしまうことが多かったように思います。 いったいなにが問題なのか? あまりスペックの高くない男性目線から、いくつか箇条書きにしてみたいと思う。 ●男はまず、出会えない。  結局、これだと思います、これが現実です。女性のプ

          マッチングアプリ、なにが問題なのか。

          反発必死?出生率向上、少子化改善に効果のありそうな施策。

          前回の記事「出生率低下、なにか問題ですか?」では、そもそもなぜ出生率を上げなければならないのか、疑問を提起した。今回は、逆の立場から、出生率を上げるための方策について考えてみたいと思う。  わたしは、あけすけになんでも書いていくタチなので、とくに女性陣からはひんしゅくを買うことになるでしょう。まぁ、半分は冗談です。 ●コンドーム、避妊薬といった避妊具の使用、売買を禁止する。  これは、女性の選ぶ権利とやらと関わってくると思うので、なかなか難しいのでしょう。 ●女性に教育を

          反発必死?出生率向上、少子化改善に効果のありそうな施策。

          出生率低下、なにか問題ですか?

          国や東京都の出生率が過去最低だと、先日ニュースで報じられていた。ここでふと立ち止まって考えるのは、出生率が低いとなにか問題なの? という根本的な疑念である。 反対に、出生率が高い国がどんなところなのか、想像してみるといい。たとえば、アフガニスタンとか、サハラ以南のアフリカ諸国は出生率が高そうである。そういった国々では、そもそも国民の識字率は低く、女性の地位は低く、教育を受ける機会はほとんどなく、女は子供を産んで育てるだけのマシーンとみなされるような国なんじゃないかな。  そ

          出生率低下、なにか問題ですか?

          某福祉事業団、“辞令交付式”に感じた違和感。

          今月から、いまの勤務先の施設で正職員になった。はじめ派遣で入り、それから職員採用に応募してまずはパートからスタートし、それから常勤に転換したのだ。 ここは静岡に拠点をおくらしい、全国に約13000人の職員を抱えるという社会福祉法人。“エデン”などの評価の高い高級老人ホームをいくつか経営していることから、興味をもっていた団体だった。一方で、実際に働きだしてその問題点にも気づいてきている。ここで取り上げるのは、その仰々しさ、堅苦しさ、形式主義的なところである。  たとえば、先日

          某福祉事業団、“辞令交付式”に感じた違和感。

          いつからか、履歴書で嘘をつくようになった件

          そういえば、職場に提出する履歴書の経歴をいつからか改ざんするようになった。そうはいっても、ありもしない経歴をでっち上げるわけではないし、もっと些末なものである。 まず学歴に関していえば、わたしは大学を2年修了時に中退して、別の大学に3年次編入して卒業したのだが、そうしたことは省略して書かないことにしている。ただ、卒業した大学と学部、その年度だけを記している。  これはたんに記入するのが面倒なのと、もし書いたら書いたで面接で突っ込まれるのがうっとうしいからである。 つぎに職

          いつからか、履歴書で嘘をつくようになった件

          介護職、年度はじめの「目標管理シート」のアホらしさ。

          先日、勤務先の施設から、「目標管理シート」とやらを提出するように指示された。  そういえば以前、常勤で病院や特養で働いたときに、そんな名称の提出物を求められたことがあったなぁとふと想い出す。 ここで違和感をおぼえるのは、目標は具体的で“数値で表せるように”示すこと、などと但し書きがついていたりすることだ。  みなさんも先刻承知のように、介護の仕事ってそもそも、具体的になにかを達成したりするような仕事ではまったくないんだよね。その点が、売上を上げたりする必要がある営業職などと

          介護職、年度はじめの「目標管理シート」のアホらしさ。

          介護現場における対応困難事例

          ●事例 80代、女性のAさんは、在宅酸素療法で鼻カニューレをつけ、日中は点滴、現在感染対応のため居室隔離中である。  転倒リスクが非常に高く、これまでに何度も転んであちこちに打撲の痕があり、先日は転んで前歯を折っている。本人はとにかくトイレに行きたいと訴え、酷いときには10分おきにトイレのために起き上がり、一日におよそ20〜30回はトイレに行く。  歩行補助具は本人が忘れていってしまうからという理由で使用していない。転倒への対策として、センサーマット、それからポータブルトイレ

          介護現場における対応困難事例

          孤独な男のソロハイキング

          近頃、退屈しのぎと気分転換のために、休日に知らない土地を歩いてみることにした。ガイドブックのような本を買ってみて、それが「半日の山ハイク」(東京新聞)という本である。 南関東在住のわたしにとって、行くとしても東京・神奈川あたりになるだろう。元来、面倒くさがりな性格で、目的がなければ外出したくないという人間である。隔月で、高尾山や片瀬江ノ島の海岸を歩くことにしているが、これは何年も続けている習慣である。  知らない土地に行くのはやはり面倒で、とくに電車で片道2時間もかかるよう

          孤独な男のソロハイキング

          Netflixの刑務所モノ、ドキュメンタリー

          わたしはアメリカの刑務所を扱った映画やドキュメンタリーを時々見ることがある。  以前ネットフリックスでは、「潜入! 世界の危険な刑務所」というシリーズをシーズン5までほとんど見たことがある。面白いというよりかはシリアスな内容で、監獄での受刑者の処遇を通じて、その国の社会の一端を垣間見えるようなところがある。 酷いところになると、受刑者に食事が十分に与えられず、自分で食糧を入手しなければならないところもあった。あるいは、一日のうち23時間はロックダウンされて狭い監房に閉じ込め

          Netflixの刑務所モノ、ドキュメンタリー