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文章の書き方

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2024年5月の記事一覧

言語化力の前に必要なのは、「観察力」

言語化力の前に必要なのは、「観察力」

自分の思いが、何だかうまく伝わらない。
相手に届いていない気がする。
そんな時は、伝え方を考える前に「相手の状況」を把握しましょう。

相手の状況を観察する

相手の
・今いる状況
・置かれている立場
・何に悩んだり困ったりしているか
・どうなりたいと思っているか
・どんなことが壁になっているか
など、

相手の状況や、
そこから見えている景色がわかれば、

・いつ
・どこで
・どのタイミングで

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「人それぞれ」「みんな違ってみんないい」は、思考停止ワード

「人それぞれ」「みんな違ってみんないい」は、思考停止ワード

たとえば、私はキャッチコピーを作る講座の中で、
「お客様の悩みや不安、願望を書き出す」ワークをするのですが、

「悩みなんて、人それぞれです」と言って終わらせる人がいます。

職場の人間関係の悩み、
といっても、
人それぞれだから、一言では言えません。

キャリアアップしたい人が考えていることと言っても、
人それぞれだから、わかりません。

もちろん、人の悩みは、
個別性のあるものなので、
人の悩

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ずっと同じところで止まっている人は、誰の目にも触れない「下書き保存」ばっかりしている

ずっと同じところで止まっている人は、誰の目にも触れない「下書き保存」ばっかりしている

なんかもっといい表現があるかも
これでは伝えたいことが言えていない
なんかしっくりこない

自分のしっくり感ばかり求めて
「なんか違う」
「なんか違う」と言いながら

書いても、作っても、企画しても
「下書き保存」ばかり
している人がいる。

自分一人の頭の中で
いくら考えても
「相手が欲しいもの」にはならないのに。

人目に触れると、「調整」できる。

誰の目にも触れない
「下書き保存」は、

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「うまくまとめたい思考」が、自分の可能性を狭めている

「うまくまとめたい思考」が、自分の可能性を狭めている

「自分のやっていることを
うまくまとめたい」

という相談を本当によく受ける。

「まとめたい」というのは
人間の根本的な欲求なんだと思う。

だって、
まとまっていない
バラバラに見える状態は
気持ち悪いから

わかりやすい
型にはめないと
落ち着かないから。

だから人は、
広げる前に
「まとめよう」「まとめなきゃ」
と思ってしまう。

本当はもっと
できることも
方向性も
あるのに

すぐに

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「お客様の気持ち」をリアルに知るために今日からできること3選

「お客様の気持ち」をリアルに知るために今日からできること3選

発信をするにも、
商品・サービスを作るにも
「お客様の気持ち」を
どれだけリアルに
解像度高く知っているか、
言葉にできているかは、
超重要。

「なんとなく」では
なんとなくの発信しかできないし、
なんとなくの商品しか作れない。

▷お客様の気持ちをリアルに知る
ためにできること①現場に行って観察

ネット上(Yahoo!知恵袋など)
に転がっている情報は、
顔の見えない匿名のもの。

そういう

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【発信のネタ探し】初対面の人に、無邪気に聞かれることは何ですか?

【発信のネタ探し】初対面の人に、無邪気に聞かれることは何ですか?

SNS発信を続けていると、
どんどん内容がマニアックになってしまいがち。

「誰も知らないスゴイことを書かなきゃ」
「同業者がみんな書いていることを書いても意味がない」
「初歩的なことを言うとレベルが低いと思われそう」

でも、読者が知りたいのは、
あなたの「スゴイ知識の披露」ではなくて
「自分が知りたいこと」です。

▷読者が知りたいこと=初対面の人の無邪気な質問

たとえば、
自己紹介をした時

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「ありきたりな言葉」しか書けないときに、いますぐできる3つのこと

「ありきたりな言葉」しか書けないときに、いますぐできる3つのこと

言葉がありきたりになってしまう、
という悩みはよく聞きます。

・同業者と同じようなことしか言えない
・いつも同じフレーズを使ってしまう

そんなときに、
すぐできる方法を3つご紹介します。

1)「自分はその言葉をどんな意味で使っているか」を書き出す

たとえば、
「自分らしさ」という言葉。
それ、そのまま使っていたら、
なんかよく聞く話だな〜で終わり。

自分は、
この「自分らしさ」という言葉

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