「人それぞれ」「みんな違ってみんないい」は、思考停止ワード
たとえば、私はキャッチコピーを作る講座の中で、
「お客様の悩みや不安、願望を書き出す」ワークをするのですが、
「悩みなんて、人それぞれです」と言って終わらせる人がいます。
職場の人間関係の悩み、
といっても、
人それぞれだから、一言では言えません。
キャリアアップしたい人が考えていることと言っても、
人それぞれだから、わかりません。
もちろん、人の悩みは、
個別性のあるものなので、
人の悩みを聞いた際に
「ああ、このタイプか」と
カテゴリ分けすることは望ましくありません。
人の悩みに向き合う時は、
一人一人違うものとして扱う。
だけど、「お客様の悩みは人それぞれです」と言ってしまったら、
そこで思考が止まります。
ひとりひとり違う悩みを、
できるかぎり詳細にリサーチし、
そこから共通点を見つけて分類していくしかないのです。
私のお客様たちの悩みは、
「人それぞれです」
「いろいろあるんです」
では、何も、1ミリも、伝わらない。
たくさんあるうちの
「たとえば」を
具体的に一つ話す方が
よっぽど伝わるのです。
<本日の問い>
あなたのお客様たちの悩みは、
たとえば、具体的にいうと、
どんなことですか。
人それぞれに逃げずに、
具体的な言葉にしてみましょう。
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