一時帰国 ( 8 / 10 ) すぐそばにある貧困
BGM : Four Tet / Hands
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新宿へ向かう車内、僕は以前ここに載せたプレイリストを聴いていた。
ちょうど新宿へ着いた頃、haruka nakamura の nowhere が流れて、毎日この曲を聴いて通勤していたときのことを思い出す。
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以前勤めていた留学エージェントで、ロンドンでの生活のコラムを連載させてもらうことになった。
どんな記事を書こう。
面白いコンテンツを作りたいな、と意欲が湧いてきた。
人に届けられるっていう希望のせいだろうか。
改めて、色々なことを学ぼうとやる気が出てくる。
ロンドンへ戻るのが、楽しみになってきた。
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その足で、僕は新宿御苑へ行く。
去年も、ここでビデオを撮っていた。
新宿御苑に来ると、いつもすーっとリラックスできる。
大都会の中にある新宿御苑は不自然なくらいに静か。
夜は幼馴染の友人と食事をする。
一年ぶりの再会に会話が弾む。
新しい音楽を教えてもらったり、最近の出来事に笑ったり。
終始笑っていたのだけれど、今はもうその内容をあまり思い出せない。
次に会った時、僕らはどんな話で笑っているんだろう。
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留学エージェントの理事長と、幼馴染の友人と、会話の中で日本の貧困層の話について触れた。
ほんの少しなのに、ずっと頭に引っかかっている。
そして僕は新宿のホームレスを前に、迷いながらシャッターを切った。
以前出会った大西連さんの本を思い出した。
その時は立ち読みをしただけで、買わなかったのだけれど。
改めて、買ってきちんと読もうと思った。
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