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ヤドカリ放浪記2012〜増富ラジウム温泉編〜

7月17日
AM6:11
みずがき湖ビジターセンター

涼しいうちに自然と目覚めた久し振りに爽やかな朝♪
すぐにビジターセンターを出発する
急ぐ必要は全くないのに…
AM7:32
増富ラジウム温泉郷

標高1000mの山間に位置するラジウム含有量世界一を誇る温泉郷
武田信玄が金山開発中に発見した隠し湯であるという伝承を持ち、効能の高さから湯治場として栄えた名湯
とりあえず温泉街を散策してみる
AM7:40
かもしか

民宿兼土産屋
昔ながらの温泉街のお土産屋さんって感じ
食堂も営んでいる
AM7:43
村松物産店

湯治客用の食材を販売しているお店かな?
チラシが置かれているから、ちょっと情報収集する
すると、ますとみ民話ラリーなる散策コースがあったのでやってみる
AM7:52
見返り坂

入口に道祖神が立つ坂
悲しい伝説があるにも関わらずてん振り返りながら心に想う人の名を三度唱えると、その恋は叶うとさ…
俺にそんな想い人いないしな(´・ω・`)
AM7:58
送り狼

見返り坂を上っている途中にあるお稲荷様みたいな狼像
その昔往環として往来が多かったこの道
夜になると人影がとだえて淋しい闇の道と化した
そんな夜道を歩いていると誰かに付けられている気配がすると道行く人は口を揃えて言う
お祓いしても効かず猟師が罠を張ったところ一匹の大きな狼が掛かった
猟師達狼を殺してしまい、それから誰かに付けられている気配は無くなったとさ
めでたしめでたし…
とはいかなかった!!
狼の死後、他の獣に襲われる人々が急増
狼はそんな獣達から守る為に人間の後を付けていたのだ
人間は愚かな生き物なり…
ってか送り狼ってそう言う良い意味だったのねw
尻尾を三度擦ると家内安全らしい
安全を祈る様な家庭なんてないんだけど…
さて再び民話ラリーをすべく裏道絶景コースを歩くが、どうやら道に迷ったらしい
でもなんとかなるだろうとグングン進んでたらなんとかなった
AM8:20
かまど童

この地に集落を造り始めた頃、更地に一つ小さな竈があった
人々は不思議に思ったが「きっと山の神さんのもんじゃろ」とそのままにしておいた
その後集落が出来て生活が落ち着いた頃、見慣れぬ童の姿が次々と目撃される
その頃から不思議な事が次々と起こる
釜を竈にかけたまま忘れていたら米が炊けていたり、薪が増えていたり、はたまた赤子をあやしてくれたりと…
あの童は竈そのものだったのだろう
竈を壊さなかったお礼に集落を守ってくれているのだろう
そんな言い伝えが残っている
三度手を合わせると心優しくなれるらしい…
合わすの忘れた
AM8:33
津金楼

湯元旅館
歩いていると何故か旅館の裏に出た
増富の源泉らしきスポット発見!!
浸かろうと思えば浸かれるが何となく躊躇…

写真に収めて先に進む
AM8:35
増富温泉石灰華

自然に湧出した温泉成分が沈殿堆積したもの
国内最大規模らしい
ふ〜ん(´・ω・`)
AM8:40
ラジウム増富温泉郷吐月庵
何かのお店
脇の川にラジウム泉垂れ流し!!
どうにか浸かれないか試行錯誤するが無理らしい
AM8:47
日受淵

本谷川渓谷の景勝の一つ
沢を流れる水が非常に美しい心洗われるスポット
実に美しい
AM8:48
川っ子

昔、この淵に悪さばかりする河童が住んでいた
ある日、村の子供達が焼いた焼き芋を横取りして食べたらめっちゃ旨くて奪った焼き芋全部食べたらガスが溜まって思わず放屁
自分の屁で卒倒
村人に捕まり、あわやこれまでと思ったが決死の命乞いに免じて解放される河童
それ以来河童は村の守り神として日受淵を美しく守っているとか…
川っ子像の頬を三度撫でると災難を寄せ付けないらしい
やっぱり撫でるのを忘れる
ちなみにこの地域では河童を川っ子と呼ぶ
AM8:55
温泉峡

増富ラジウム温泉郷を流れる本谷川渓谷の事
ここから遊歩道を歩く
AM8:56
水晶の釜
遊歩道沿いに転がる岩
中を覗くと水晶の赤ちゃんが見れるらしい
あれかな?
AM8:59
宿借り岩

遊歩道上に現れる巨大な岩
雨宿りも出来るほど巨大だが、ちと怖い
AM9:25
赤彦
金峰山の天狗なり赤彦
山で働く人々が仲間を呼ぶ為に「おーい」と叫ぶと山の向こうから「おーい」とその真似をして人々を驚かしていた
最初は皆、山に住む妖怪だと恐れていたが、いつしか赤彦のいたずらではないかと思い始める
ある日、村人の一人が山に向かって「お前は誰じゃー」と叫ぶと「赤彦じゃー」と返ってきた
この一件で村人は恐怖から解放され、暇を見付けては山に向かい声をかけて楽しんでいた
「あれは赤彦じゃなくて山びこじゃ」
チャンチャン┐(´・ω・`)┌
そんな赤彦像の鼻を三度さすると悲しみや苦しみを吹き飛ばすらしい
此処は忘れずに擦れた
AM9:37
みずがき山のデイラ坊
大串の丘に腰を掛けてハマグリを食べ、東海で足を洗っていた大巨人が八ヶ岳が噴火を起こした際に飛ばした岩石を片付けてくれたと言う伝説が残る
そんなデイラ坊の小さな像の頭を三度なでれば元気に楽しく暮らせるらしい
ふーん(´・ω・`)
これにてますとみ民話ラリー終了♪
AM9:45
増富の湯

増富ラジウム温泉で唯一の日帰り入浴施設
他にも立ち寄り湯が出来る宿もあったけど、ここに浸かる事にした
十時オープンだから少し待つ
九時五十八分、少しだけ早めに開けてくれて一番乗り♪
早速大浴場かわせみの湯に向かい一番風呂
まずは加温なし源泉掛け流しの25℃の寝湯に浸かる

するとお隣に刺青の入ったお父さんが浸かってきた
普段俺から声を掛ける事は全くないのだが嬉しくてつい話掛けちゃった♪
そんな刺青のお父さんと会話の後は32℃の湯にマッタリ浸かる
最後に37℃の湯に浸かり温まり上がる
AM11:30
はなまめ食堂

日替りのおふくろ定食を注文
田舎ちらし寿司・冷しそば・かき揚げ・煮物・漬け物の五点定食
物足りないし美味しくない
空腹に不味いもの無しって嘘だな…
AM11:57
ごろ寝の部屋
竹敷きの仮眠室
脱衣所脇にある
少しだけ寝る



と思ったけど眠れなかったので温泉へ
PM0:09
かわせみの湯

洋風浴場
この日の男湯
ちなみに和風浴場はおこじょの湯
今度は35℃の湯舟でウツラウツラしながら浸かる
何とも気持ち良い湯なんでしょ(ノω`*)
湯上りは肩こりや腰痛といった患部たる患部がスーってする♪
PM1:48
ふれあい交流室
無料休憩室
珍しくテレビが設置されていないのでボ〜ッと休憩する
PM2:13
大浴場
三度かわせみの湯
原点に戻り25℃の湯舟でマッタリと浸かる
最後に37℃の湯に浸かり温まり増富の湯を後にする
ついでにラジウム会員になっちゃった(ノω`*)
PM3:53
ヨシャーの湯

前日P泊した、みずがき湖の反対側に湧く冷泉
ヨシャーの温泉とも呼ばれている
とりあえず一口飲んでみる
シュワシュワな爽やかな中にナトリウム味?
ちょっと違和感ある味わいだった
でもこれに浸かるとなるとそれがまた良い♪
早速冷泉が注がれている木桶にザブン

う〜ん冷たい(≧ω≦)
冷たいけど気持ち良い♡
気持ち良いけど痛い(>ω<")
冷たすぎて肌がチクチク刺される感じ…
この感覚は長崎県小浜の炭酸泉に似てるかも♪
尻湯だけだったけどねw
何はともあれヨシャーの湯を楽しみサッパリする
しかし照り続ける太陽を少し浴びるだけですぐに汗が…
よし戻ろう
PM4:26
増富の湯

増富ラジウム温泉で唯一の日帰り入浴施設
念のため外出券を貰っておいて良かった♪
せっかく涼を楽しんだヨシャーの湯だったけどその後から大汗掻いちまったから今一度サッパリする為に舞い戻った
25℃の湯舟でまったり…

32℃の湯舟でのほほ〜ん…
最後の最後に37℃の湯舟で温まり、閉店ギリギリまで増富の湯を楽しんだ
十分充分十二分に満喫して、増富ラジウム温泉郷を後にした
PM7:33
ファミマ韮崎桐ノ木店
今宵の晩ごはんを購入する為に立寄る
幕の内弁当を買った
PM7:55
道の駅にらさき

今宵の寝床なり道の駅
早速幕の内弁当のおかずを肴にして呑む
今宵もサントリー白州
サントリー白州をストレートで呑む
F・R・I・E・N・D・Sセカンドシーズンを観ながら呑む
ちょっと外に出て星見酒
そんなサントリーな夜
そんな温泉三昧な一日
増富ラジウム温泉…良いな(´・ω・`)
でも一番良かったのはヨシャーの湯

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