タンヒロキ

自由な契約。雇われ兵。構成だったり、イベント制作だったり、データ分析だったり、たぬき企…

タンヒロキ

自由な契約。雇われ兵。構成だったり、イベント制作だったり、データ分析だったり、たぬき企画だったり。/しょうものないことはこっちで @hiroki_taan

記事一覧

生真面目さ起因の表裏一体 | 『異説東都電波塔 陰陽奇譚』劇感想

これは、劇団GAIA_crew第18回本公演『異説東都電波塔 陰陽奇譚』、6月17日14時の回を観たの作品に対して触れる感想記事だ。 前回の記事では「体験」を主軸に触れたが、今…

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第四の壁と体験と寂しさと

自分で言うのもダサダサだなと実感しているが、ミーハーで、ある程度の新しいものに対しては知ろうという意識はある。 それに、他の人がいまを何を感じてるのかとか感じた…

あらすじが機能するとティザーではないし、不足していたらただの不親切だから無い方が幸せ

僕は映画や演劇といった作品に於いて、ネタバレですらないあらすじやオススメポイント(現代風には推しポイント)を一ミリも入れたくない。 理由は簡単で「そこからすべて…

母と聖悠紀先生を偲ぶ会

6月9日はなんの日?っていう問いに、すぐに思いつかないままにも俺が脳裏に浮かぶのは『超人ロックの日』である。 といっても俺は超人ロックが好きというわけではない。 き…

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【劇感想】ねぇ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう

“大人になった自覚”はどのタイミングで抱くのだろう。 それには社会人なった、税金を収めた、二十歳になった、 教わるから教える立場になったなど、諸説あり、一様には…

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【劇感想】占い師はクイズ司会者の夢をみるのか?

ふと数えてみたら、4〜5年の付き合いがあるってことになるのだが、草彅健太改め草梛祐史が曰く10年ぶりに立つ演劇の舞台があるということでそれを観劇し、その感想を写真と…

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ウソツキとショウジキモノのバウンダリ

就職活動の際、新卒では、必ずと言っていいほど“自己分析”なる不思議な作業をさせられる。その通過儀礼とも言える作業を終え、やっと就職活動が始まる。少なくとも俺の記…

美醜の彼岸

別に気取っているわけじゃなく、俺は女性に美醜はないと思っている派閥に属している。(ちなみに、その派閥のなかでも“でも、厚化粧が好き”班に位置している)だけどやっ…

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友達だと思ってた。 #恥ずかしい話

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そんな、朝から嫌な気分だから今日は誰よりも優しく過ごすのである。

三鷹駅の整列乗車問題はなんとかならんのかね。今朝も分からなかったおじさんにどやされた。一番厄介なのは、その人が娘さんと一緒だったこと。たぶん、一人ならあんな感じにはならないんだろうけど、娘さんに失望されたくなかったんだろう。語気強く言われた。朝から嫌な気分。

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【備忘的記録】表現欲との付き合い方

諸問題は幾つか存在しているけども、自分が処理できることなんていうものは数に限りがあるので、1つずつ消化していくほか道ははないということはとうの昔に知っている話な…

タンヒロキ
10年前

だから思うのは、忘れちゃ行けないことは誰々に届けたいという純粋な原衝動なんだろうな。

タンヒロキ
10年前

時間と表現

チケット代にもいろいろあって、やっている本人たちが納得した上で設定しているのならば問題ないと思っている。まぁ、その“納得”にも種類がある。もちろん、相場感と言っ…

タンヒロキ
10年前
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GOOD OLD DAYS

子どもの頃からテレビとかアニメとかゲームとかばーっか浸ってて、大人が「テレビとか全然見ないな」とか言うのを聞き、「ボクはゼッタイそんなことない!」って自負があっ…

タンヒロキ
10年前

あれなーやってみたなー。

タンヒロキ
10年前
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生真面目さ起因の表裏一体 | 『異説東都電波塔 陰陽奇譚』劇感想

これは、劇団GAIA_crew第18回本公演『異説東都電波塔 陰陽奇譚』、6月17日14時の回を観たの作品に対して触れる感想記事だ。

前回の記事では「体験」を主軸に触れたが、今回は「経験」が主軸になるだろう。俺は「戯曲に思いを馳せるには、自身の経験の追体験を伴う」と考える。(当たり前のことだが、ここに言語化する)

そして、この感想記事で最大で言いたいことは「生真面目だから矛盾した人間になってし

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第四の壁と体験と寂しさと

自分で言うのもダサダサだなと実感しているが、ミーハーで、ある程度の新しいものに対しては知ろうという意識はある。
それに、他の人がいまを何を感じてるのかとか感じたいのかも知りたい。
だから、タイパ重視でのエンタメ消費に対しても一定の理解があるし、俺もそう言う意味ならながら見でのコンテンツ消費は行っている。
(そうじゃないと、得たいもの全てを得られないからだと思うが)

ただ、そんな中でも自分は、新し

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あらすじが機能するとティザーではないし、不足していたらただの不親切だから無い方が幸せ

あらすじが機能するとティザーではないし、不足していたらただの不親切だから無い方が幸せ

僕は映画や演劇といった作品に於いて、ネタバレですらないあらすじやオススメポイント(現代風には推しポイント)を一ミリも入れたくない。
理由は簡単で「そこからすべてを想像してしまう」からだ。
これは僕の性質というかある意味病気とも言えるのだが。

小難しいサブカルクソ野郎になろうとしていた学生時代に構造主義と出会ってしまい、以来自身の経験及びそれをもとにする思考へ強くこれが影響している。
構造主義につ

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母と聖悠紀先生を偲ぶ会

6月9日はなんの日?っていう問いに、すぐに思いつかないままにも俺が脳裏に浮かぶのは『超人ロックの日』である。
といっても俺は超人ロックが好きというわけではない。
きちんと全部を読んでいるわけでもなく、ある程度を読んだというぐらいだ。
それなのにその作品を記憶できているのは、幼少の頃から実家にあったからである。
持ち主は我が母。
彼女は聖悠紀先生の大ファンで、超人ロックが好きであった。

6月9日、

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【劇感想】ねぇ三週間ハネムーンのふりをして旅に出よう

“大人になった自覚”はどのタイミングで抱くのだろう。

それには社会人なった、税金を収めた、二十歳になった、
教わるから教える立場になったなど、諸説あり、一様には言えない。
僕自身、未だ“大人になった”と思えていない。
いつまでも下っ端だ、まだまだ半人前だと感じている。

10月で一つ歳を重ね、
「俺、三十が近いんだからさ」という言葉が嘘じゃない年齢となった。
同年代は新たな門出を迎え始めている。

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【劇感想】占い師はクイズ司会者の夢をみるのか?

【劇感想】占い師はクイズ司会者の夢をみるのか?

ふと数えてみたら、4〜5年の付き合いがあるってことになるのだが、草彅健太改め草梛祐史が曰く10年ぶりに立つ演劇の舞台があるということでそれを観劇し、その感想を写真とともにTweetしようと思っていたが、140文字という制約で書き綴るのはもったいなく、また、それを続けて、続けてってやるのも面倒だということで、これを書き綴っているわけだ。(同じく、科は違えど、同期であった中田悠衣さんにも「ぜひともTw

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ウソツキとショウジキモノのバウンダリ

就職活動の際、新卒では、必ずと言っていいほど“自己分析”なる不思議な作業をさせられる。その通過儀礼とも言える作業を終え、やっと就職活動が始まる。少なくとも俺の記憶の中では。また、俺が記憶してる限りでは、俺の結果は必ず“経営者に向いている”という趣旨のものであり、これから就職し、だれかの下につくことになる人間にとっては、その結果は“不適合者である”という烙印のほかならないのである。

わけあって、最

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美醜の彼岸

別に気取っているわけじゃなく、俺は女性に美醜はないと思っている派閥に属している。(ちなみに、その派閥のなかでも“でも、厚化粧が好き”班に位置している)だけどやっぱり、どうしても綺麗だ、醜いだっていう話は出てくるもんで。とっても下世話。

今回の記事は友人が言っていた話に端を発していて、彼のコスプレが趣味な知人女性が「撮影中、知らない人からすれ違いざまに『ぶっさいくwww』って言われることが多い」と

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そんな、朝から嫌な気分だから今日は誰よりも優しく過ごすのである。

三鷹駅の整列乗車問題はなんとかならんのかね。今朝も分からなかったおじさんにどやされた。一番厄介なのは、その人が娘さんと一緒だったこと。たぶん、一人ならあんな感じにはならないんだろうけど、娘さんに失望されたくなかったんだろう。語気強く言われた。朝から嫌な気分。

【備忘的記録】表現欲との付き合い方

諸問題は幾つか存在しているけども、自分が処理できることなんていうものは数に限りがあるので、1つずつ消化していくほか道ははないということはとうの昔に知っている話なのだ。

環境的要因によって、自身所有の環境からここへもろもろを書くことができず、気になること/書きたいことなんて山のようにある。まぁ、表現欲が満たされていないというわけである。

僕という人間は幼いころからへそ曲がりで、人の逆を行くように

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だから思うのは、忘れちゃ行けないことは誰々に届けたいという純粋な原衝動なんだろうな。

時間と表現

チケット代にもいろいろあって、やっている本人たちが納得した上で設定しているのならば問題ないと思っている。まぁ、その“納得”にも種類がある。もちろん、相場感と言った指標はあるにしろ、これは感情で判断する分野が多いのではないかと思っている。例えば「どうであれたくさんの人に見てもらいたいと思うから、今回は無料にしよう」や「自分たちの力/表現物なら、今はこの程度だろう」とか。僕の設定する際は、やはり後者で

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GOOD OLD DAYS

子どもの頃からテレビとかアニメとかゲームとかばーっか浸ってて、大人が「テレビとか全然見ないな」とか言うのを聞き、「ボクはゼッタイそんなことない!」って自負があったけども、いざ自分が大人になると「テレビとか全然見ないな」とあの日軽蔑した大人になっていた。それは、純粋に自分の時間に占める「自分が生きるための時間」が増え、「自分が楽しむための時間」の割合が下がってしまったということなんだけども。

ま、

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あれなーやってみたなー。