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上級心理カウンセラー資格取得講座にて学んだこと3 ~認知療法~

上級心理カウンセラーのテキストを学んでいると「カウンセラーとか関係なく日常生活で使えるじゃん」という学びがたくさんあります。

そのような「みんなが身につけたい学び」をアウトプットします。

今回は「認知療法」という心理療法を紹介します。大事なのは、

自分で問題解決する力を身につける!


ということです。

一緒に学びましょう!💪


「認知療法」の特徴

認知療法という心理療法には、以下の特徴があります。

①適応できる幅が広い
②効果が高い
多くのカウンセラーが利用している
問題解決志向が強い
短期間でカウンセリングが終了する(10~15回)
⑥カウンセラーが指導・教育する要素がある


「認知療法」の考え方

みなさん、日々の生活の中でいろいろ苦痛を感じることがあると思います。苦痛を感じているときって、こんな考え方になっていませんか?

「硬直化し、歪んだ考え」としては以下のようなものがあります。

オール・オア・ナッシング
 白/黒どちらかしか認めない。
結論の飛躍
 不確実な情報から無理やり結論を出す。
読心術
 証拠もないのに他人の考えを決めつける。

私も読心術はやってしまいます。合っていることもありますが、「決めつけ」はよくないですよね。

認知療法では、こんな「硬直化し、歪んだ考え」を変えていきます

「硬直化し、歪んだ考え」とは、言い換えると「ものごとを多面的に考えることができなくなっている」ということです。

認知療法では、このように伝えます。

ものごとには2つ以上の見方があり
見方を変えるのは自分次第である


思考階層構造

認知療法では、人間の認知の過程は3段階であると考えます。

認知療法では、まず、本人が気がついている自動思考に着目し、そこから掘り下げて気づかせ、改善していきます。自身に、こう問います。

「本当に現実的な考え方なの?」


カウンセリングを通して、いまそのとき抱えている問題を解決していきます。しかし、大事なのは、

自分で問題解決する力を身につける!


ということです。カウンセリングのゴールはこれなんですね。


これおもしろい!認知療法のアプローチ

認知療法のアプローチの中で、「これおもしろいなぁ」と思ったものを紹介します。

①アジェンダ設定(議題、課題)

日常生活や仕事で、明確に「課題の設定」していますか?

カウンセリングでは、話す議題/課題を設定します。クライエント自身が設定することもありますし、カウンセラーから提案することもあります。

・時間
・議題/課題の数
・負担

についてちゃんと考えないと、時間がオーバーしたり、負担が重くてしんどくなったりします。

日常からアジェンダ設定することは、「自分で問題解決する」ために必要ですね。

②ホームワーク

「え?カウンセリングで宿題出るの?」
そう、出るんです。

例えばこんなホームワークです。

❶読む(学ぶ)
❷カウンセリングセッションの振り返り
❸書く

特に「書く」は、具体的にこんなことをやります。

問題を抱えていなくても、「思考記録表」や「良いところリスト」/「できたことリスト」を日記としてつけると、とても良い習慣になると思います。


まとめ

日常生活で、どうしても「硬直化し、歪んだ考え」というのは出てきてしまうのかな?と思います。

でも、「課題の設定」や、日記などで「思考記録表」や「良いところリスト」/「できたことリスト」をアウトプットすることで改善できます。

困っているなら人に頼っていいんです。
でも、いずれは、

自分で問題解決する力を身につける!


本日の学びはここまで。また来てください。👋


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