上級心理カウンセラー資格取得講座にて学んだこと3 ~認知療法~
上級心理カウンセラーのテキストを学んでいると「カウンセラーとか関係なく日常生活で使えるじゃん」という学びがたくさんあります。
そのような「みんなが身につけたい学び」をアウトプットします。
今回は「認知療法」という心理療法を紹介します。大事なのは、
自分で問題解決する力を身につける!
ということです。
一緒に学びましょう!💪
「認知療法」の特徴
認知療法という心理療法には、以下の特徴があります。
「認知療法」の考え方
みなさん、日々の生活の中でいろいろ苦痛を感じることがあると思います。苦痛を感じているときって、こんな考え方になっていませんか?
「硬直化し、歪んだ考え」としては以下のようなものがあります。
私も読心術はやってしまいます。合っていることもありますが、「決めつけ」はよくないですよね。
認知療法では、こんな「硬直化し、歪んだ考え」を変えていきます。
「硬直化し、歪んだ考え」とは、言い換えると「ものごとを多面的に考えることができなくなっている」ということです。
認知療法では、このように伝えます。
ものごとには2つ以上の見方があり
見方を変えるのは自分次第である
思考階層構造
認知療法では、人間の認知の過程は3段階であると考えます。
認知療法では、まず、本人が気がついている自動思考に着目し、そこから掘り下げて気づかせ、改善していきます。自身に、こう問います。
「本当に現実的な考え方なの?」
カウンセリングを通して、いまそのとき抱えている問題を解決していきます。しかし、大事なのは、
自分で問題解決する力を身につける!
ということです。カウンセリングのゴールはこれなんですね。
これおもしろい!認知療法のアプローチ
認知療法のアプローチの中で、「これおもしろいなぁ」と思ったものを紹介します。
①アジェンダ設定(議題、課題)
日常生活や仕事で、明確に「課題の設定」していますか?
カウンセリングでは、話す議題/課題を設定します。クライエント自身が設定することもありますし、カウンセラーから提案することもあります。
・時間
・議題/課題の数
・負担
についてちゃんと考えないと、時間がオーバーしたり、負担が重くてしんどくなったりします。
日常からアジェンダ設定することは、「自分で問題解決する」ために必要ですね。
②ホームワーク
「え?カウンセリングで宿題出るの?」
そう、出るんです。
例えばこんなホームワークです。
❶読む(学ぶ)
❷カウンセリングセッションの振り返り
❸書く
特に「書く」は、具体的にこんなことをやります。
問題を抱えていなくても、「思考記録表」や「良いところリスト」/「できたことリスト」を日記としてつけると、とても良い習慣になると思います。
まとめ
日常生活で、どうしても「硬直化し、歪んだ考え」というのは出てきてしまうのかな?と思います。
でも、「課題の設定」や、日記などで「思考記録表」や「良いところリスト」/「できたことリスト」をアウトプットすることで改善できます。
困っているなら人に頼っていいんです。
でも、いずれは、
自分で問題解決する力を身につける!
本日の学びはここまで。また来てください。👋
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。