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EXTREAMERS the beginning&シナリオ

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Extreamersをつくるときのアイディアと企画書をご覧ください、Webドラマもおまけです。
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㊙ EXTREAMERS 1.31  <制作者のためのバックサイドストーリ(笑)> 20080428

㊙ EXTREAMERS 1.31  <制作者のためのバックサイドストーリ(笑)> 20080428

I.N.A.N.N.A イナンナ
Intellectual Nerve Active-safety Network for Negative Accident
(事故未然防止の為の知的能動安全神経ネットワーク)

アキレス研究所内のヴァーチャルマシンは、子供たちを物理的に活動させる巨大な環境ロボットである。

アキレス博士が苦心したのは、その安全性であった子供たちの運動能力を最大限に発揮させる為

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EXTREAMERS the beginning_#02

EXTREAMERS the beginning_#02



EXTREAMERS 1.0_FirstStage_ISLAND201802190700//lmxe133V.M./4stage/class1/scs./

ダイ、セイヤ、レオナの3人は今日初めて会った、
そして実験機を履くとゼロポイントでテストの開始を待った。突然始まったテスト、彼らの足元は空になり高度100mの空中にいた。強い風に落ちてゆく感覚、そして眼下にキラキラした何か、

回転するグ

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EXTREAMERS the beginning_#03

EXTREAMERS the beginning_#03



EXTREAMERS 2.5 人魚の塔 
押し寄せる黒い岩盤から脱出したダイ、セイヤ、レオナ、あおい、まどか、ゆいの6人はバーチャルマシンのスタート地点であるゼロポイントにたどりついた。しかしそこは数時間前と全く異なる風景であった。遠浅の広い海、渚、夕暮れ、水の溢れる塔が海の中に立っている。レオナのマトリックスボールはその水の塔がゼロポイントに在ると示した。 

6人は浅い海を歩き塔に入って

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シナリオ//EXTREAMERS1.0 ファーストステージ/アイランド

シナリオ//EXTREAMERS1.0 ファーストステージ/アイランド

ーーーーーーーーーーーーーープロローグ#1 夏の海、浜辺、
 遠くからナノが運転するバギーに乗った子供たちの大騒ぎの声、近づく。
  ダイ 「海だー!うわー!すっげー!でっけー!」
  あおい「うわー!うわー!きれいな海、泳ぎたーい、うわー波がきれい!」
  ゆい 「うきゃー!こんなきれいな海はじめてー!ゆいも泳ぐー!たのしー!」
  セイヤ「うわー!いい波だー!すっごいなここー!あ、あの波も!」

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シナリオ//EXTREAMERS1.3 ストリートステージ/トリトン

シナリオ//EXTREAMERS1.3 ストリートステージ/トリトン

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プロローグ#2
 夏の海、波打ち際
ナノとあおい日傘の下でテイクオフするセイヤをみてる。
ダイ、あおい、ゆい、レオナは波打ち際で遊んでる。
  ダイ 「いけー!」
  あおい「うわー!うわー!」
  ゆい 「ガンバレー!セイヤくーん!」
  レオナ「すごーい!すごーい!」
  (など口々に同時に勝手に、遠くで)

  ナノ 「わっ、やるわねセイヤくん」
  まどか「か

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シナリオ//EXTREAMERS2.0 黒い岩盤

シナリオ//EXTREAMERS2.0 黒い岩盤

ーーーーーーーーーーーーーープロローグ#3夏の小学校
ダイ「全員集合!今日はからおれたち1班は、レオナくんの3班と合同で水をおいしくするしかけをつくります!レオナ班長ひとこと!」
レオナ「おいしい水を作るために、今日は枯れ葉をひろいに行きます。」
ーーーーー
セイヤ「2班集合!」
まどか「5班集合!今日はセイヤくんの2班と合同でみんなのベッドを干しまーす!」
ーーーーー
ゆい 「6班!あつまれー!

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EXTREAMERS the beginning_#04

EXTREAMERS the beginning_#04



EXTREAMERS 2.6 混濁した時間 ただいま~!おなかすいた~!コントロールルームに入る6人。ナノさんがいる、アキレス博士がいる。なに?なんか変だ。
6人とは違う方向に振り返ったままのナノさんが凍りついたように動かない、アキレス博士、そしてコントロールルームのすべてのものが、、、

うそー!女の子たちがナノさんの振り向いた先を見ている。いままさに駆け出そうとするゆいが、

もうひとり

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シナリオ//EXTREAMERS2.1人魚の塔(前編)

シナリオ//EXTREAMERS2.1人魚の塔(前編)

ーーーーーーーーーーーーーープロローグ#4
夏の浜辺 遠くでビーチバレーをするナノさんとみんな
ナノ 「いっくわよー!はっ!」
みんな「うきゃー」
ダイ 「そんなサーブとれないよー」
ナノ 「もいっちょ!とあー!」
みんな「うきゃー」
レオナ「うふ!ナノさん、こどもみたい、、」

マイロ「れおなサン、れおなサン、キコエマスカ?」
レオナ「え?」
マイロ「ぼくタチデス!」
レオナ「誰?」
マイロ「ぼ

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EXTREAMERS the beginning_#05

EXTREAMERS the beginning_#05



女の子のキャラクター開発は当時中学生だった娘に発注しました、とても良かったのでそのままのイメージで進めました。笑

EXTREAMERS 2.63 I.N.A.N.N.A I.N.A.N.N.A イナンナは正常、テラ・アキレス博士は I.N.A.N.N.A イナンナのログをチェックし自己診断シークエンスの報告を見ていた。ふむ、すべての状況変数データをここへ、グラフで。差異評価、特異点検出

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シナリオ//EXTREAMERS2.2 人魚の塔(後編)

シナリオ//EXTREAMERS2.2 人魚の塔(後編)

ーーーーーーーーーーーーーープロローグ#5I.N.A.N.N.A(イナンナ)設定用コクーン内
ハッチがしまる、細かな作動音が心地よい特別な場所
I.N.A.N.N.A「声紋、虹彩、静脈パターンをサンプリングします。ゆっくりとお名前をどうぞ」
アキレス博士「テラ、アキレス」
I.N.A.N.N.A「テラ・アキレス博士であることを承認しました」
アキレス博士「過去3時間の状況変数データーをここへ、グラ

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EXTREAMERS the beginning_#06

EXTREAMERS the beginning_#06



EXTREAMERS 2.7 並行世界あわわ、にがてー、あきれた表情でお手上げなダイがたすけてとナノを呼ぶ、

驚いて早足で駆け寄るナノ、立ち尽くすセイヤ、

あおいがすみませんでした失礼しましたと静かに電話を切ると唇を咬んだ、涙がこぼれた。レオナは騒ぎをよそにナノ博士のいたコンソールのシートにすわり評価データーから何かを見つけようと眺めはじめた。 

どこだ、ここは? セイヤがつぶやく。

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シナリオ//EXTREAMERS2.3 ゼロポイント

シナリオ//EXTREAMERS2.3 ゼロポイント

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プロローグ#6
セイヤが水から上がる
セイヤ「はあはあ!ありがとう、あおい、、、あれ?」
ナレーション(レオナ)
「水面に顔を出したのはセイヤひとりだった。あおいは水圧で勢いよく放水する窓に流れ込む水流に引き寄せられていた、、」
あおい「(え? なにこれ? 腕が、吸い込まれるよぉ、えー?腕、とれないじゃない、なんで?いやー!)」
 ナレーション(レオナ)
 「僕たちは

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シナリオ//EXTREAMERS2.5 ウォーターワールド

シナリオ//EXTREAMERS2.5 ウォーターワールド

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プロローグ#7 研究所の分厚い窓でもきこえてくる台風の風

ナレーション(レオナ)

「セイヤは台風の種を見ていた、岬になってしまったアキレス研究所のはずれから、前の世界ならその先にはフジサワ=シティ、そしてその先にセイヤの住む町が見えるはずだった、しかしこっちの世界はその辺りはまるですっぽり海原になっている。セイヤは雨をよけて大きな木の陰で嵐の生まれる海を何時間も

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