留学前期⑨~出願準備その3~

おはようございます、hiroです。
サマースクールが始まったので少し更新が遅れましたが、今回は出願準備の3回目としてそれぞれの書類のポイントを簡単にだけ触れたいと思います^^

その前に、前回の投稿について補足です。

各志望校のサイトをチェックするときに、TOEFLの要求点数についても調べておくのが重要です!
大学によっては、全体スコアの最低点や、セクション別の最低点を設けているところもあります。
これらがどこまで厳格に適用されるのかは不明ですが、参考までにチェックしておきましょう。

また、TOEFLやGREのスコア提出はオンラインでいいのか、スコアレポートを送付する必要があるのかも要確認です。

また、アゴスジャパンのHPでは、出願者のTOEFLのスコアと合否のリストを公開しています。
けっこう明確な関係があったりしますので、自分の志望大学院の合格にどの程度のスコアが必要かの参考にしていただければと思います。

さて、ここからが本題ですが、各書類の作成期間やポイントなどについて、書きたいと思います!

1. Resume(CV)

作成期間:1~1.5ヶ月程度

おそらく大学院は全受験者のエッセーを一々見る時間がないので、第一段階としてTOEFLスコアとResumeでスクリーニングを行っているのではと思われます。
このため、Resumeは結構重要です。

1~2枚で学歴、職歴、その他(ボランティア経験など)を簡単にまとめましょう。
職歴については、どんな仕事をしてどんな成果を出したかが素人にもわかるようなものだと良いです。

自分で作成し、カウンセラーに15回程度添削してもらって完成させました。

また、一部の大学院ではこれに加えてQuantitative Resume(数学や経済等の大学等での受講履歴)の作成を求めているところもあります。
これについては、出身大学の図書館を訪問して過去のシラバスをコピーし、自分で英訳して中身を説明することで対応しました。

2. Essay

作成期間:大学院による(最長2ヶ月、最短1週間程度)

エッセーは各大学院によってテーマや字数が大きく異なるため、出願締切も考慮してどれから取り掛かるのかを考えましょう。

メインエッセーは前回触れたSOPの改変で対応できるものが多いですが、「なぜその学校か」をCourseやFaculty、Student Activityなどから具体的に例を挙げて説明できるようにしておきましょう。

私の場合は第一志望群の学校は15~20回カウンセラーに添削してもらい、その他の学校は自分で5回程度推敲して完成させました。

また、大学院によってはVideo Essayをアップロードして提出するよう指示があります。あらかじめ原稿を用意し、練習した上で提出することになります。

3. Recommendation

作成期間:2ヶ月程度

一番重要なのは推薦者を早めに決定し、打診して了解をもらっておくことです。
それが済めば、後は自分の当時の職務内容や成果などを説明しながら、推薦状の内容を調整します。

多くの大学院は3枚の推薦状の提出を求めていましたので、これが全て同時並行だと地獄になります。
例えばアカデミックの方は職場の方より頻繁に会う機会がないと思いますので、早めにコンタクトを取るよう心掛けましょう。

また、推薦状はEssayとは異なり、全ての大学院で使いまわしができることが多いです。
が、一部の大学院では指定の分量・テーマ(例えばハーバード・ケネディスクールでは、出願者の弱みや大学院での学習で課題となること等を1枚以内で書くよう指示がありました)での提出を求めてきますので、推薦フォームを注意して確認することが必要です。

4. Transcript

これは作成するものではありませんが、出身大学からあらかじめ成績表と卒業証明書を取り寄せておきましょう
郵送での提出を求める大学院もあるので、無料なら各10枚程度もらっておくと良いです。

一部の大学院ではGPAを自分で計算するのではなく、第三者機関を経由しての提出を求めてきますのでこれも注意しましょう。

5. おわりに

以上、3回かけて出願関係についてまとめてみましたが、参考になったでしょうかー?

次回からは生活準備について述べつつ、サマースクールの様子なども(落ち着いたら)発信していきたいと思います!!
是非ご覧くださいね^^

※本記事は、2016年7月時点のものをリメイクして投稿しています。


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