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#嫌われない生き方 ④アップダウンのある部下をどう扱う

人を使うスキルの高める機会に

作家の藤原数希さんが「トップ1%に入るには、人を使うスキル(マネジメント)かモノを作るスキル(エンジニアリング)で、世界レベルになるしかないんだよね。」とつぶやいていました。

ものづくりのスキルはエンジニアに負けますが、マネジメントのスキルは誰もが、仕事やプライベートなどいろんな場面で学べるものです。私も現在、駐在マネージャーということで、「人を使うスキル」が試されまくっています。

20代で様々な仕事を経験すると、30代後半になるとリーダーになる人が増えてきます。しかし、人を使うスキルがあれば、様々なプロジェクトを手がけることができます。仕事ではマネージャー、リーダーを、プライベートではコミュニティーをつくり、まとめる役などがありますね。

先日マネージメントをやっている知人と話していて「遠隔でお手伝いしてもらっているクリエイターの部下の女の子がこだわりが強く、アップダウンが激しくて、扱いに困っている」と。まさにこの状況、マネジメントで人を使うスキルの高める機会ですね。

詳しく聞いていくと、業務委託でお願いしている人で遠隔でやってもらっているとのこと。性格的にこだわりや主張が強いことで、孤立してしまうらしいのです。なだめすかしても、機嫌が悪いときは会議の場の雰囲気が悪くなってしまうそうです。

いいものを作りたいし、自分のスキルに自信がある。それ自体はいいことですが、この部下が感じているのは「わかってもらえない」。だから益々孤立しているのですね。周囲の部下が求めているのは「協力の姿勢を見せて欲しい」なのですね。ここはマネージャーが板挟みになる場面であり、腕の見せ所だと思います。

業務委託の部下だからアドバイスして、話し合って改善しないのであれば契約期間が切れたら「さよなら」することも念頭に置いていいと思います。

しかし、ここは#嫌われない生き方 バージョンで考えていきましょう。「いい仕事をしたい」と思っている部下はなかなか貴重。そんなやる気のある人のエネルギーのもって行き方を考えたほうがよさそうです。

小さなチームのリーダーに

主張が強いけれども「自分のスキルに自信があり」「プロジェクトへのコミット力が高い」部下には、大プロジェクトの中の小さなプロジェクトのチームのリーダーを任せるというのは手かもしれません。プロジェクトの結果はうまくいっても、失敗しても自分に返ってきますからね。有り余ったエネルギーをチームをまとめる責任感に昇華できます。

ただし、「アップダウンの激しさ」がチーム全体に悪影響を与えるのはよろしくありませんので、リーダーとしての心得を伝え、フィードバックの機会を定期的に設けましょう。

仕事に対してこだわりが強い人は貴重

こだわりが強く、アップダウンが激しい人は扱いが難しいです。部下であろうと、上司であろうと。正直、#面倒な人 です。

しかし、部下の場合は、切り口を変えた仕事のやり方を提案できますので、その人の強みが一番活かせる役を任せられるといいですね。

仕事に対してこだわりが強い人、私が好きです。

というのも、わたしがあまりこだわりがない、というのと、こだわりが強いくいいものを作る人のことを心底信頼しているからです。彼らは、創造性を込めて仕事します。だから、仕事だから協調性が必要と言われて、創造力を殺されてしまうのも違うと思うのです。創造力を持った人は仕事や会社にとってイノベーションのヒントをもたらしてくれる貴重な存在です。

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