その時あなたは何してた？： 1995年 阪神淡路大震災
日本は「地震国」だと大きな災害の度に感じるのですが、喉元過ぎれば何とやらで、当事者でご苦労をされている方を除くと薄らぎがちな危機感。。。
1995年の新語流行語大賞は３件でした。
まず「無党派」受賞者は、青島ゆきお（東京都知事）。
次が「NOMO」受賞者は、野茂英雄（ロスアンジェルスドジャース）。
最後が「がんばろう神戸」受賞者は、仰木彬（オリックスブルーウェーブ監督）でした。
主な出来事は、神戸製鋼が7連覇、野茂英雄MLBで「トルネード旋風」、地下鉄サリン事件、東京･大阪で無党派知事誕生、オウム真理教、麻原彰晃逮捕、沖縄米兵少女暴行事件、ボスニア紛争、包括和平合意、Windows95発売などでした。
1995年：「阪神・淡路大震災」
実は、じーじは、1995年1月17日の阪神・淡路大震災も2011年3月11日の東日本大震災の時も日本にいませんでした。
1995年の時は、米国のＴＶニュースで中継される情報が頼りでした。中継映像で印象に残っているのは、まるで爆弾でも落とされたような火災現場でした。
東日本大震災の時は、ユーチューブを通してほぼライブで入ってくる映像を見て、本当に「日本はどうなってしまうんだろうか？」と心配になったのを覚えています。
ここに1923年の関東大震災以降の死者・行方不明者100人以上の大地震を一覧にしてみました。
1923年9月 1日、関東大震災、マグニチュード7.9、死者・行方不明者 105,385人。
1925年5月23日、北但馬地震、マグニチュード6.8、死者 428人。
1927年3月 7日、北丹後地震、マグニチュード7.3、死者2,925人。
1930年 11月 26日、北伊豆地震、マグニチュード7.3、死者272人。
1933年3月 3日、昭和三陸地震、マグニチュード8.1、死者・行方不明者3,064人。
1943年9月10日、鳥取地震、マグニチュード7.9、死者1,083人。
1944年 12月7日、昭和東南海地震、マグニチュード7.9、死者・行方不明者1,223人。
1945年 1月13日、三河地震、マグニチュード6.9、死者・行方不明者2,306人。
1946年 12月26日、昭和南海地震、マグニチュード8.0、死者・行方不明者1,443人。
1948年 6月28日、福井地震、マグニチュード7.1、死者・行方不明者3,769人。
1960年5月28日、チリ沖地震津波、死者142人。
1983年 5月26日、日本海中部地震、マグニチュード7.7、死者104人。
1993年7月12日、北海道南西沖地震 、マグニチュード7.8、死者・行方不明者230人。
そして、1995年1月17日、阪神･淡路大震災、マグニチュード7.3、死者・行方不明者6,437人。
2011年 3月11日、東日本大震災、マグニチュード9.0、死者・行方不明者約22,000人。
2016年 4月16日、熊本地震(本震)、マグニチュード7.3、死者273人。
こうやってみると1948年の福井地震を最後に、戦後の防災対策や耐震基準化によって地震はあっても、1,000人を超える死者行方不明者を出すような大震災は、阪神・淡路大震災まで47年間もなかったのです。
47年間、死者1,000人を超えるような地震がなくても日本は地震国で、必ず地震は来るということなのです。
地震は、避けることができないということを大震災が教えてくれています。
防災・減災の重要性！
国や自治体の努力で防災・減災対策は、どんどん進んでいます。
しかし、おっちゃんは、一人ひとりの備えが一番大切なのだと思います。
大震災の直後は、備えをしていたのに時間の経過とともに備えを忘れてしまっていませんか？
非常持ち出し品や備蓄品は、大丈夫ですか？
おっちゃんは、この機会に千葉県のホームページを確認してみました。千葉には、防災ポータルサイトがありました。
とても役に立つ情報を掲載してくれていますが、事前に見ておかないと役に立ちません。震災の時には、アクセスすらできなくなるハズです。
家族で、防災訓練というほど大袈裟なものでなくても、伝言ダイヤルの使い方確認などをしておかなくてはと、1995年を思い出して感じた次第です。
後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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