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【気候変動問題の盲点】サイトマップ:森林大国の日本だからこそできること⁉

バイデン大統領の登場で世界が気候変動問題に真摯に向き合い、困難であってもカーボンニュートラルを実現しようと取り組みを加速し始めています。目的は、気候変動を止めるために温室効果ガスの排出を削減することですが、森林が持つ二酸化炭素の吸収効果は、森林にお金の匂いがしないせいなのか軽視されていませんか?森林減少が盲点になっていませんか?

#サイトマップ

気候変動問題を考える時、1992年ブラジルのリオで開催された地球サミットはシンボリックな会合でした。

ここで生まれた伝説のスピーチがきっかけとなって今日のSDGsに繋がる人権尊重の活動にもつながっていきました。

「小泉環境大臣が化石賞受賞」ばかりが話題になったCOP25(気候変動枠組み条約締約国会議25)では、グレタ・トゥンベリさんのスピーチが印象に残りました。

「気候変動の盲点」編は、そのグレタさんが言いたかったことは何だったのか?からスタートしました⁉👇

✅How dare you!【よくもそんなことを】(1話)


パリ協定が2030年のマイルストンとして注目されていますが、その前は「京都議定書」によって先進国の排出削減が義務付けられていました。日本の地名が冠された「京都議定書」に対して日本はどんな成績だったのでしょうか⁉👇

✅京都議定書のハードローは失敗に終わった(2話)


日本は環境技術に優れた技術立国で、戦後の公害問題も克服して、環境にやさしい国のハズだ。そんな風に思いこまされてきましたが、データは正直です。国民一人当りのCO2排出量で見れば、日本は中国以上の排出大国だったのです⁉👇

✅世界の中でのポジション自覚と残余カーボン予算(3話)


世界では、電気自動車(EV)が環境に優しい車と定義され、ガソリンエンジン車の販売禁止を掲げる国が増えてきました。しかし、その国の電源構成によっては、EVが必ずしも環境に良い車でないことを知らなければなりません。何故ならば、目的は、気候変動を止めるために温室効果ガスの排出を減らすことであって、EVを普及させることが目的ではないからです。👇

✅EV化のCO2削減効果は電源構成で違う(4話)


何事もバランスが重要です。中国は、ハイブリッド車を電動車に分類して、石炭依存の電源構成の中で急激なEV車導入にならないように、適切な判断をしました。一方、原子力発電が電源構成の85%を占めるフランスは、直ぐにでもEVに切り換えれば、CO2削減効果が高いのに決断しません。それぞれの国がバランスを考えて気候変動問題に立ち向かっているのです。👇

✅今の日本の電源構成ではEVは環境劣等生(5話)


戦後の奇跡的な復興を遂げる中で、日本は、自動車産業を自国に育成できたことが大変な武器になりました。自動車産業は、裾野が広く、下請け構造によって多くの雇用を生み出しました。内燃機関エンジンの技術的な参入障壁は高く、改善・改善の連続、現場労働者の知恵と工夫、実に上手く日本人にフィットした産業、それが自動車産業でした。しかし今⁉👇

✅トヨタの正論を日本人ですら聞いてくれない(6話)


地球規模での炭素循環で見た時、人為活動によって大気中に放出される炭素は注目されますが、森林が減少してCO2の吸収効果を失い、大気中への炭素排出量が増えていることは注目されません。何故でしょうか⁉👇

✅実はとても深刻な世界の森林減少(7話)


植えっぱなしの環境植林は、社会貢献活動としてとてもいいことです。
しかし、残念ながら1度植えて終わりでは、地域の貧困解決にはならず、森林減少の歯止めにはなりません。
私たちは何を考えなくてはいけないのでしょうか?👇

✅植物の光合成は地球がくれた最高の贈り物(8話)


森林の持つ社会的価値、CO2吸収効果、生物多様性の保全効果、治水、災害防止効果など高い社会的価値があることは分かっています。しかし、残念ながら経済的価値が低いので、マネーがマネーを生む商売に適さないので軽視されてきたのではないのでしょうか?👇

✅IPCCのカーボンニュートラルの考え方の矛盾(9話)


地球上に木は何本生えているか?数えた人がいるんです。Googleアースで!
今、森林がどんどん減少しています。何故か?
事業として木を植えても儲からないからです。
IPCCのルールでは、木質系燃料(木くず・木片・ペレット等)はカーボンニュートラルと言って、燃やしてもCO2の排出はなかったとカウントできる燃料と定義されています。
確かに木を植えて、「植えるファースト」ならこの理屈は成り立ちます。しかし、儲け至上主義の人たちは、「燃やすファースト」になって、森林減少を加速してしまう危険性はないのでしょうか?👇
※IPCC:気候変動問題の政府間パネル(研究成果を世界で共有)

✅地球上には3兆400億本の樹木が存在している(10話)


社会的価値の高い植林を事業として持続的なものにしていくために経済価値と両立したビジネスモデル、投資対象として魅力的な事業植林を私たちは創造できないのでしょうか?👇

✅今こそ20年以上前のグレート・サザンモデルの研究を(11話)


1999年にオーストラリア証券市場に上場した植林投資会社グレート・サザン・プランテーション社。2009年に破綻してしまいましたが、時代が20年早かったのかもしれません⁉👇

✅グレートサザンモデルの研究①(12話)


豪州政府は、米国に追従して京都議定書の第一約束期間から撤退した一方で、国民に植林を推奨し、植林投資への減税措置をとったことが、会計士の起業家によるグレートサザンモデル開発につながりました!👇

✅グレートサザンモデルの研究②(13話)


グレートサザンはどうして僅か10年で経営破綻してしまったのか?おっちゃんは、どんなに素晴らしい発想のビジネスモデルであったとしても、「樹木は、現場で育っているのだ⁉会議室で育っているわけではない⁉」ということだったと思うのです。👇

✅グレートサザンモデル研究③(14話)


事業植林の価値を高めるには、木材需要を増やしていく必要があると思います。今、建物やオフィス内の家具に木製のものを使うことに取り組む企業が現れてきました。いい流れです⁉👇

✅期待される木造建築のイノベーション(15話)


木材は何も家や家具だけの利用ではなく、セルロースナノファイバーや改質リグニンといった新素材にも注目が集まっています⁉👇

✅木を使う用途開発が重要(16話)


おっちゃんは、日本の国土の68%が森林であることは、日本の特徴として森を大切にする国づくりを進めれば、世界に誇れる環境大国になれるのではないかと思うのです。そのためには、林野庁がもっと力を付けるべきではないか⁉👇

✅#環境森林省を提案します(17話)


事業植林が持続的で社会的価値と経済価値を両立できるようにみんなで考えていくべき時期にきているのではないでしょうか?何としても気候変動を止めて、孫に美しい地球を残したいと願っています。

Plantation Investment Platform(PIP)モデル (18話)


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