シェアハウスの愉快な物音その5「あやしい声の扉の先には...」
昔住んでいたシェアハウスで聞こえてきた愉快な物音の話。
仲がいい私達のハウスでは変な物音が聞こえたりするとよくみんなでからかい合う。
「これは...、やばくない?」
リビングに入ってきた2人のシェアメイトがなにやらヒソヒソと話している。
「どうしたの?」
すでにリビングにいた私を含めた数名が聞くと、2人はうーんとちょっと考えながら言った。
「トシの部屋から、なんか...ちょっとあやしい声がする...。」
トシくんは日本人のシェアメイトで、ムードメーカーな明るい子だった。
あやしい声とはなんだろうか。
心配した(好奇心旺盛な)私たちは、2人のちょっと神妙な感じが気になってぞろぞろ、ソロソロとみんなで彼の部屋の前に行ってみる。
「...お、おぉ確かに...」
「これは...」
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