見出し画像

仕事の終わりにパトロールをすると、色々とすっきりする。

とってもささいなことではあるが、私は仕事の終わりにいつも「パトロール」をするようにしている。

パトロールとは、メールなりタスク共有ツールなりカレンダーなり、今日自分が仕事で動かしていたものをささっと見直すという作業だ。
そういうものを仕事で使わない職業の人は、頭の中で今日一日で行ったことを目を瞑って思い返してみる、とかでもいいかもしれない。

そんなことをイチイチやらなくても頭に入っている、という有能な人は何を言ってるんだと思うかもしれないが、私は結構鳥頭なので今日やったことや、やらなければいけなかったことなどがスポーンと抜けていたり、翌日すぐに思い出せなかったりする。


作業をするのではなく、見渡して確認をする。
一日の仕事を終え、帰る前にこれをするだけでなんとなくすっきりするし、翌日や週明けに出社した時に「あぁ、これね。そうだったそうだった」と次なる作業にとりかかるスピードも上がる気がしている。

あとは「うんうん、今日もこれだけやったぞ、えらいえらい」と一日の作業をこなしたという誰にも褒めてもらえない当たり前の小さな事柄に、自分だけのささやかな充足感や達成感も感じられるところがよい。

また、一つタスクが終わると「よし終わった!」と頭の中から手放してしまったりもする私は、パトロールをすることで朝一で送ったメールのレスポンスが早々に返ってきたのに気づけたり「これは返答待ちだから来週の頭に確認してその後〇〇すればOK」なんて今後のフローを見渡せたりもする。

忙しくて帰る直前までバタバタとしていると「そんな余裕なんてないぜ...あわわ」なんて思ってしまうのだが、最初から「パトロール」の時間を想定しておいた方が結果的に仕事の効率も上がることが多い。

余裕がないからとギリギリまでせかせか仕事をしていると、物理的にもそうだがなにより心の余裕がどんどんなくなっていく。
だからこそあえてパトロールタイムを予め設けておくことが大事なのだ。


たとえば18時が仕事の終わる定時だとしたら、自分の定時はハナから17時半だと思い込む。そして17時半には手を止め、一呼吸置いてさささっとパトロールを始める。
そうすることで、実作業的には30分足りなくなったかのように思えるかもしれないが後から考えてみると効率が上がっていたり、ミスを防げたり、なにかとうまく回っていくことも多い。
そうは言っても「今日は無理〜!全然終わらーん!」なんて、はふはふしながら存分に残業していたり帰る直前までバタバタとキーボードを叩いている日もよくあるんだけど...。
それが「普通の日常」にならないように、なるべくパトロールの時間を設けるように心がけている。


何事も「中」に入っているままだと見えないこともある。
一度「外」に出て、見渡すことが大事だと思うのだ。

なんて、きっとみんな「そんなんコツでもなんでもないし当たり前にやっていることだが...?」ってなっている人がいっぱいいるだろうなぁと思いながらも、鳥頭な私のささやかな仕事整理術を書き記してみる。

ここから先は

0字

■どんなメンバーシップか 主に「ヒノマガジン」の読める範囲を広げるためのメンバーシップです。 メンバ…

眺めるプラン(ヒノマガジン)

¥500 / 月

覗き込むプラン

¥650 / 月

触れ合うプラン

¥1,000 / 月

包み込むプラン

¥2,980 / 月

この記事が参加している募集

サポート、嬉しいです。小躍りして喜びます^^ いただいたサポートで銭湯と周辺にある居酒屋さんに行って、素敵なお店を紹介する記事を書きます。♨🍺♨