学問への愛を語ろう
子供の頃は、学問とはただ毎日の作業だった。
10代後半は、学問とは、将来なりたい職種に就くために必要なことだった。
大学では、学問とは好きな領域の知識を追求できるとても素敵な時間だった。
社会人になってからは、学問とは、とても効率的に知識や過去の成功例を学べる、優れたツールであると考えている。
例えば、私が保有しているIT系の資格でITIL(アイティル)というイギリス発の国際的な資格がある。
イギリス政府が何年も掛けて開発したシステムを運用した結果の成功事例を体系立てて「こうすれば上手くいく」ということが書かれている。
何百人ものエンジニアが数十年掛けて築きあげた知識とテクニックがわずか1ヶ月で学べて、自信のスキルになるのだ。
これはとてもすごいことだと思う。
上記は例えばの話だが、学問全体に言える。
学問とはこれまでの偉人達が、これまで何百年、何千年と積み上げてきた人類の知恵だ。
価値があるかどうか感じるのは人それぞれかもしれないが、良く考えてほしい。
スマホは電話やインターネットが無ければ使えない。電話やインターネットは通信線が無いと使えない。通信線は電気の発見と、鉄や断熱材が無いと作れない。
電気の発見は1752年
鉄の発見は4000年前
このように、スマホひとつとっても、様々な学問の積み重ねであり、歴史的発明、発見の積み重ねなのだ。学問は全人類が築き上げてきた英知の結集だ。
ご先祖様の血と涙と汗の結晶を、現代では手軽に勉強することができる学問とは、人類の宝である。
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