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クリエイティブが終わるとき

noteには神様がいて、良い子の願いをかなえてくれるのかもしれません。

今月のアタマに恒例の前月のおまとめ記事を書きました。10/1のことです。

noteの神様

ここにこんな風に書きました。

今のままの更新スタイルでは、私のnoteは、よほどバズったりしない限り、これくらいで打ち止めなのかもしれません。まぁ、これだけ読んでいただければ充分ではありますが。


記事内には、この記事をリンクして、こんな風にも書きました。

これはTwitterなどでもシェアしていただいたりして、グッとアクセスが伸びました。フリーランスとして、是非とも広めて行きたい記事です。もし面白かった!ためになった!と思われたら、シェアや紹介などしていただけるとありがたく思います。


そしたら、ある日の朝、プチ起業の記事が「note公式マガジン」に取り上げられたと連絡が来ました。10/5のことです。

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それだけでなく、翌日には、こんなお知らせまで。

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その結果、どうなったかというと。。。


願いがかなった結果

えらいことになりました。

10/8の早朝のダッシュボードでは、このような結果に。

この記事、先月9/5に書いた記事で、全期間でも約6,000PVなのですが、そのうち5,000PVは今週に入ってからなんですね。

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私の今までの週間PVは5,000PV前後なので、倍以上になってます。全体的にPVが底上げされているんですね。

これはもしかして、バズっていると言っていいのでしょうか?(ワクワク)


見えている世界はそれぞれ違う

Twitterでは多くの方に拡散され、イラストレ-タ-やクリエイタ-だけでなく、様々な職種の方々がご自分の意見を述べておられました。

自分の知らない世界のことも垣間見られて、とても興味深かったです。


今回の記事、ある業界で、かなり影響力のあるらしい方がシェアして下さったお陰で、数十リツイートされました。それを読むと、人それぞれ、見えている世界は違うのだな、と感じます。


元の影響力のある方は、その業界でトップに近いところにおられる方なのだろうと推測します。恐らくその方自身は、低価格な受注に苦しんでいる訳ではないでしょう。

後進の方のために、わざわざ苦言を呈してシェアしているのは、この状況を自分事と捉えておられるから。自分自身に直接火の粉が降りかかってこなくても、業界全体の衰退を憂えているのだと思います。

一方、「そんなの自分で好きにすればいいんじゃない。安く売ろうが高く売ろうがその人の勝手」という意見も見受けられました。

「真剣にやってる人がプチ起業に負けるわけがない」「クライアントには本気度はちゃんと通じる」というご意見も。

確かに、そういう考え方もあるでしょう。でも、私は、このいずれも、高い高い雲の上から眺めているご意見だなぁと感じます。書かれている方は、やっぱり、その業界では上の方にいる方です。

自分には関係ないからどうでもいいと思っているか、実態に対する認識が甘いのでしょう。クライアントはそんなに意識の高い会社ばかりではないし、資金が乏しい会社も多い。また、そこまで高いレベルを求められる仕事ばかりではないのです。

「安いのはその人に価値がないから」「安い方に人が流れるのは当たり前」も、どちらも正論です。けれど、それとは違った次元の話なんですよね。


記事を書いた理由


なぜこの記事を書いたかと言えば
誤解なきようにお伝えすると、私自身が現在、低価格に苦しんでいるというわけではありません。

普段はだいたい相場通りのご依頼をいただきますし、安いと感じれば交渉します。

先日も、最初の提示がその仕事の相場感や普段受けている仕事と比べて、低価格だったので、交渉して3倍まで引き上げました。低価格ではあるけど、そこまで非常識な価格ではありませんでしたし、交渉に応じていただけたので、問題ありません。

あくまでも今のところ、の話ではありますが。

今は、10倍いや30倍くらいに交渉してもまだ安い、というような価格での仕事が横行しています。それはさすがに、それなりに実績のあるクリエイターのところには来ませんが、何も知らないクリエイターの卵は、つい受けてしまいます。

こんなことが続けば、クリエイティブが終わってしまう、と危惧して書きました。

もしかすると、クリエイター以外の方には、ピンと来ない部分もあるかもしれません。


私はこの世のあらゆるクリエイティブを愛しています。

多くの才能ある人の作りだすものが見たいし、素晴らしいクリエイティブで彩られた世界を失いたくない。自分の仕事とは関係ない、と言っていられる場合ではありません。

それだけでなく、多くの頑張ってる若い人たちの未来のためにも、この世界を守って行かなくては、と思うのです。

Twitterで、このnoteを読んで、考えを変えたと書かれている投稿を見つけると、書いてよかった、と思います。


該当記事です。


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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター
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