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最近の自分の悩み、葛藤まとめ

実は今、結構今後のキャリアのことで悩んでいます。
客観的に見て、本当にどうしょうもないし何を言っているのか分かりづらく、ツッコミどころがありまくりだと思うのですが、ご容赦ください。

ありがたいことに長期で契約していただけているクライアントさんが複数いるので、フリーランスにしては安定はしている方だと思うのですが、収入額としてはオランダの生活水準を踏まえるとちょっと心もとないものです。(おそらく日本だったら世代相当)

さらに、仕事の内容がクライアントによって結構バラバラで専門性に欠け、「仕事は何をしているの?」と聞かれた時になんだかうまく一言で説明できず、「マーケティングとか翻訳とかいろいろやってるよ」みたいな感じで答えるのですが、改めて考えてみるとすごく薄っぺらい、スキルがないから雑用やっているだけみたいだなと感じてしまい、全然自分の仕事に誇りを持てず、むしろ情けなさしか感じないのです。

もちろん、こう思ってしまうのは私を信頼して仕事をお任せいただいているクライアントさんに対して非常に失礼で、申し訳ないことだという自覚はあります。でも、「仕事内容」「事業内容」を見下しているのではなく、自分の在り方と実力に落ち込んでいるというというのが正しい表現です。

そんな私は今、私は仕事に関する質問、私自身に関する質問をされることが本当に嫌で仕方ありません。そんなの日常会話の基本ですよね。それを拒否するということはつまり、私は世間から心を閉ざしている状態になりかけているんだと思います。

それでも、今日も明日も、目の前にある仕事は全力で取り組むことに変わりなく、責任は果たしますが、何かを変えなければいけない、新しいことを始めなければいけないのは明らかです。

…と、考え始めてもう何ヶ月も経ちます。来年になったら個人事業主ビザの申請に向けて動き始めると考えると、現実的に考えてそろそろ本当にまずいと思うのですが、どうも私の心が本気の新しいキャリア開拓に向いていかず、足踏み状態の毎日です。

私の目には、「プログラマーです」「イラストレーターです」「カメラマンです」と、専門的なお仕事をやっている人がとても眩しく写ります。そう思うんだったら、私も何か専門的なスキルを身につけろって話なのですが、どれだけ考えても私が専門的に本気で打ち込みたいことは思いつきません。

「20代、体力と時間が1番ある時期に何やってるんだ。」
「怠けるなんて歳とってからでもできる。今頑張らないと勿体無い。」
「今の頑張りが今後の人生を決める。甘ったれるな。」

分かっています。私は本当に甘ったれの怠けモノです。大卒の若者が何をやっているんでしょう。でも、本当に恥ずかしいことですが、新しい一歩を踏み出せないのです。もう今、仕事はしているにも関わらず、ニートのような気持ちです。(先日、ニートはなぜニートなのか的な記事を読んだのですが、すごく共感してしまいました。)

そんな時、一度きりの人生なんだから、自分のやりたいこと、好きなことをやればいい、思うがままに生きればいいんだとちょっと前の自分だったら鼻高々に語っていたと思うのですが、ちょっと今は自分のやりたいことですら分かりません。仕事は楽しくないし、プライベートでも「オランダにいたい」「日本には帰りたくない」これが唯一、パッと思い浮かぶ強い願望ですが、何か特別これがやりたいということはなく、日常生活で特に没頭できる趣味もないし、旅行も楽しいは楽しいけど、最近はそれほど特別に心が躍ることではなくなってしまい、「旅行を仕事にする」ということはとてもではないですが考えられません。

とはいえ世の中の皆さんも、自分が本気でやりたいことが決まっている人ばかりではなく、それでも歯を食いしばって頑張って働いていらっしゃるんですよね。分かっています。何を考えてもやりたくない、できない、嫌だしか思うことができない私が究極にわがままで、社会のはみ出し者なんです。こんな私に生きている価値があるのかとすら考えてしまい、涙が出てくる日もあります。でも、どうしたらいいのか分かりません。

書いていてふと、思ったのですが、こう甘ったれてしまうのは、もしかしたら本当の崖っぷちに立っていないからかもしれません。実際現在、貯金が=年収くらいはあるので、たとえ仕事がなくなってもすぐに路頭に迷うということは恐らくないのです。でも本当に極限まで追い込まれるなんて嫌だし、現実としっかり向き合うしかありません。

たまにふと考えます。何十年か前だったら、女性は20代後半で結婚して専業主婦をやっていればよかった。その時代に生きていたら今みたいに悩むこともなく、現在では男女の格差解消や女性の社会進出が推し進められているけど、本当は昔の方が幸せだったのかもしれないと。まあ、奨学金返済があるのでどのみち私には完全に仕事をしないという選択肢はありませんが…

それでも最近、「これなら頑張りたい」と思えるようなポイントを二つ見つけました。一つは、語学学習です。

私は元々、勉強が好きなんです。社会人になってからはなかなか熱心に学ぶ機会もありませんでしたが、スペインに来た時最初の3ヶ月、語学学校でスペイン語を学んでいた時間は本当に楽しく、実際、結構力もつきました。そして、実は私、昔から「5ヶ国語話せるようになりたい」という小さな夢がありまして、今は2.5ヶ国語?(スペイン語を忘れかけているので…)まだまだ先は長いのです…

でも、30代以降、子育てとかもするならもっと今より時間なくなるし、スキルは人生の早い段階で身につけた方が活用する機会も多くなるので、今やった方がいい!考えてみると、他のことでは考えられないくらいやる気が湧いてきました。

と、いうわけで早速、まずは2週間ほど前からオランダ語を学び始めました。この国は英語だけでも問題なく生活できるのですが、現地の人はオランダ語で話しているし、外で目にする情報、耳にする情報もオランダ語が多いので、スムーズに理解、コミュニケーションが取れるようになりたいです。何より、言語を学ぶことは住ませてもらっている国へのリスペクトを示すことだと思っています。

まだ全然、基礎の基礎を始めたばかりで、独特のしゃがれ声のような発音に苦戦しつつではありますが、英語と結構似ている部分も多く、意外といけるかな?という感じです。まだ気が早いですが、オランダ語がある程度できるようになったらドイツ語を学んで、スペイン語ももう一度ブラッシュアップして、これで5ヶ国語(日英西蘭独)達成の予定です!笑

語学を学んでも収入は増えないのが結構大きな問題ですが、それでも身につけることで自分の自信になって、今、沈んでいる自分のメンタルの助けになるのではないかなと思っています。

二つ目は、あまり具体性はないのですが、「人の役に立つこと」です。自分は何をやりたいんだろうと思い悩んでいる私ですが、何かを人にためにやって「ありがとう」と言ってもらえた時、大きな幸せを感じることに気づきました。

先日、私が利用しているUpworkという海外のクラウドソーシングプラットフォームである過去のクライアントからメッセージをもらいました。数ヶ月前に彼のレジュメを翻訳して日本式の履歴書に作り直す作業を請け負ったのですが、無事に日本で仕事が決まったとのことで、わざわざお礼のメッセージをくれたのです。もちろん、彼の実力が1番だと思いますが、これは本当に嬉しい出来事で、自分にも誰かのためにできることがあるんだと再確認することができました。

「自分自身を満たす」という観点からはなかなか方向性を見つけづらいけど、「誰かのためになる」「困っている人を助ける」ということであれば道が開ける気がする。「自分を大切にする」ことを考えるあまり、視野が狭くなっていたことに反省です。

とはいえ未だに、仕事をどうしたいのかという具体的な決断はできていないのが現状です。でも、新しくEC事業を始めるとか、大きな変化を考えていたけれど、もしかすると単発のプロジェクトを増やすとか、コストをかけずに今すぐにでも始められることからでいいのかもしれないなあと思っています。

来週末から2週間、久しぶりの旅行で、今回はパソコンさえ持って行かずに完全にリラックスするつもりです。ちょっとそこで真剣に色々と考えてみたいなあと思っています。

フリーランスですがまだまだ駆け出しなので、少額でもサポートいただけると本当に助かります。これからも楽しくて役に立つコンテンツの作成を頑張っていきますので、そのエネルギーにするためにサポートいただけると嬉しいですm(_ _)m