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詩と短歌と俳句とショートショート|日色のさんぽみち

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「詩」と「短歌」と「俳句」と「ショートショート」noteの街をさんぽして出会った、素敵な言葉を集めました。
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記事一覧

詩  雨の音

ポツ、ポツ、ポツ トン、トン、トン 時計の音ようだ ポン、ポン、ポン トン、トーン、トーン …

ほんの少しだけ海を見に行く

この前のこと。 海が見たいなぁと思い立ち、 ふらりと出かけた。 スタバで飲み物を買って、 …

きいこ
14時間前
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短歌・パンケーキと珈琲【シロクマ文芸部】

風薫る五月の朝のパンケーキ上手く焼けたと笑顔も添えて 丁寧に丁寧に珈琲淹れる君のため君の…

ミモザ
20時間前
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空よ

「傷んでるね」説教よりも助言よりも青空と陽の降り注ぐ午後 菩薩なりかあさんの顔ほころんで…

moe
23時間前
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短歌note/大切な時間

起きたら今日は肌寒くて、日中も風が冷たい1日だった。 暑いのは苦手だけど、風が冷たいとビッ…

星 雪花
1日前
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ショートショート 深夜ラジオ

深夜1時、私は布団の中でイヤホンを耳にさし、そっとラジオの電源をいれる。陽気な音楽か流れ…

辻なごみ
2日前
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【日記】写真の裏側

(994文字) ゴールデンウィーク中、ハワイから帰省していた妹夫婦と母を連れて、春の花を見に行こうと、国営武蔵丘陵森林公園に出かけた。 この日はルピナスが満開だということで、車椅子を借りて母を乗せ、道の脇に咲く花を眺めながら、のんびりと歩いて行った。 ルピナスの花畑に着くと、とうもろこしのような、藤の花を逆さにしたような特徴的な花が色とりどりに咲いていた。 早速ボクたちはスマホで花の写真や、母を挟んだ記念写真などを撮った。 周りには一眼レフを持った人たちも多く、鳥のさえずり

赤いカーネーション【詩】

花束を贈るのが 気恥ずかしいのは 何故だろう 一本の赤いカーネーション 初めてのプレゼント …

美雪
1日前
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いいな【詩〜エッセイ】

人を好きになることに 勝っただの 負けただのなんてない 優越感に浸る相手なら それは好きな…

Blue hand
7日前
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禁断の果実に手を出した─夜舞桜─【春弦サビ小説】

【春とギター】小説パート『春弦サビ小説』募集要項 5/12~22|PJ サビ小説募集とありながら…

スズムラ
1日前
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題名 「雨時間」

静かな時間の 始まりを告げる。 思いに浸り ただ見つめる空間は 心穏やかに 自身を洗い流して …

紗羅
1日前
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僕らの「ら」に会いたくなって。

なかなかnoteに遊びに来れなくて。 またちょっと夜な夜な来ています。 いま部屋にひとり。 母…

「光り輝くそこに あなたがいるから」 第①話

 もう、あなたには声が届かない。きっとここは、あなたがいる世界とは別の世界。 日常と変わ…

青豆ノノ
10か月前
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放課後ランプ【毎週ショートショートnote】×色のある風景

放課後の部活動を終えて校門を出ると、まだ外は明るかった。 駅の方に歩く皆と別れて自転車に乗る。 家から学校まで自転車で約二十分。 住宅街や小さな商店の並ぶ道を通って通学している。 ぽつぽつと間隔を空けて古い店が並ぶ道に入ると、その中のアンティークショップに目が向かう。 ファンタジー小説に出てきそうな雰囲気のある店で、入り口には凝った意匠のランプが置いてある。 最近は日が延びてまだ明るいけれど、暗ければランプがきれいに見える。 ランプの炎は日によって色が違って見えるから、通るた