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冬先にメンタル不調に陥りやすい理由

寒くなってきたこの時期に、病休になってしまった先生を何人か見かけました。また、自分も冬先に病休になった経験があります。生徒も何となくやる気が出ずに学校に気持ちが向かなくなりがちな季節です。それらの原因を3つ紹介します。

疲労の蓄積

一つ目は、行事やイベントによる疲労の蓄積です。夏から秋にかけては、学校や職場では数多くのイベント等が催されることが多いです。イベントは日常に変化をもたらしてくれる楽しいものです。しかしその反面、変化はストレス要因にもなり得ます。

楽しいと感じていても知らず知らずのうちに変化やイレギュラーな出来事は意外と身体と心に負担になっていることがあります。それを無自覚のままでいると、無理を重ねることに繋がり、大きく体調を崩す要因になります。

日光の少なさ

日光を浴びる量が少なくなる冬の季節には気分が落ち込みやすいです。この季節では、家を出る時も帰宅する頃にも陽が出ておらず暗いことが多いです。強い陽を浴びる時間が殆ど無くなると、脳内でセロトニンの分泌量が減ってしまいます。このセロトニンの減少は気持ちが不安定になる要因になります。

セロトニンは心の安定や脳の活動に関わる神経伝達物質です。日光を浴びる時間が極端に減るとセロトニンの減少により気持ちが不安定になったり、頭が鈍くなったりしやすいです。また、落ち込みやすくなったりもします。

気温の変化

急に寒くなることは、身体には想像以上のストレスになります。人間は変化に弱い生物です。寒さや緊張はストレスを生み、体力を奪うことになります。寒さに慣れてくるまで、この時期には疲労が余計に溜まりがちです。

まとめ

冬先は行事や気候の面で変化の多い時期です。変化によりストレスが重なりやすいので、大人も子どもも関係なく、メンタル不調を警戒する必要があります。

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