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いろいろマーケティング

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2022年4月の記事一覧

キックオフミーティングのルーティン

キックオフミーティングのルーティン

当社も4月が年度開始の期の始まりの初月であり、昨日の午前中はカンパニーキックオフ、昨日の午後と本日の午前は2日に分けて私管掌組織のキックオフ。

キックオフをやる時に心がけてることを、自分もたまに忘れることもあるので、少し文字にしてみました。

キックオフというとサッカーを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

私はサッカーを12年くらいやっていたので、試合の度に前半と後半の開始のタイミン

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「チャネルハックより100%顧客にフォーカスしたインサイトの追求」北欧、暮らしの道具店の強みの源泉とは

「チャネルハックより100%顧客にフォーカスしたインサイトの追求」北欧、暮らしの道具店の強みの源泉とは

顧客に100%フォーカスすることから始まる

すがけん
クラシコムの成長を見ていると、これまでの国内のD2Cとは違うなと感じるところがいくつかあります。下の図でいうと、普通のD2CブランドではインスタやYoutubeといった「チャネルをいかにハックするか」という話に偏りがちで、顧客インサイトやビジネスモデルを掘り下げることが十分にできていないんじゃないかなと思うんです。

すがけん
一方、クラシ

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消費財系マーケターが、サービスやB2Bのマーケティングでぶち当たる壁の根っこ

消費財系マーケターが、サービスやB2Bのマーケティングでぶち当たる壁の根っこ

 一般的に消費財系のマーケターの思考は、基本的にモノに価値が埋め込まれているという信念からスタートする。そのため、モノに備わっている機能etcやそのパーセプションで差別化を図って、ポジショニングなどによってマーケティング施策を考える。

 一方でサービスなどの無形財は、オファーされるものに価値を内在化させることは難しく、サービス提供者とその受益者との間の関係(信頼etc)やインタラクションによって

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「デジタルマーケティング」は一部の人たちによって担当されるけれども、「マーケティング」は全社員が理解しておくべきものだと思ったときに困るのが”教育”〜コラム

「デジタルマーケティング」は一部の人たちによって担当されるけれども、「マーケティング」は全社員が理解しておくべきものだと思ったときに困るのが”教育”〜コラム

 大手企業の大きな改革、しかもマーケティング寄りの改革に関わると、マーケティングに関する教育の壁にぶつかる。

 今、いわゆるオンラインでのマーケティング領域でのラーニングといえば GrowthXの名前がもっともメジャーだろう。たまたま既知でもあったので、塚下本社長から直接話しを聞かせてもらう機会をしばらく前に得ることができた。そして、GrowthXはGrowthXで素晴らしいサービスなのは間違い

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