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やもさん
2018年9月27日 12:57
しばらくは初期研修医の活動を1ヶ月ほどこなすだけの日々が続いた。どうしたら良いか分からなくなっていた。浅井自身も、「しばらく海辺に住むわ」と言って2週間ほど帰ってこなかった。あとあと聞いた話だが、千葉県のどこかの海岸沿いに木で小屋を立てて、サーファーと住んでいたとか、いなかったとか。この時期、自分は地域医療を学ぶローテートをしており、ほぼ1ヶ月の間、外部の医療機関に出向くことが
2018年9月3日 16:32
「浅井」は大学の同級生である。彼は唯一、大学の同級生の中でビジネスライクな考え方を持っていたと思う。大学を卒業したはいいが、本当に医者をやりたいのか。その疑問に対し、一番早くに行動を起こしていた。自分は東京都小平市にある病院で研修を行なっていた。そんなある日、突然連絡があった。「今から東京に引っ越すけど、家に住ませてくれない?」よく分からなかったが、即OKを出した。(当時、
2018年8月31日 13:25
2009年春、医学部に入学した。入学までの自分はいわゆるガリ勉優等生であった。と同時に、「自分は優秀なんだ」という感覚を持っていた。医学部に入学した学生の90%以上は同系統なのかもしれない。医学部は、一般的な学部と異なり、極めて閉鎖的社会である。一般的な大学生はサークルや部活動を行う場合も、あらゆる学部生が参加するだろう。しかし、医学部は異なり「医学部生だけのサークルや部活動」に参加す