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ゲイ小説の基準 20.5.30

「ゲイ小説の基準」ってなんだろう、と思う。
定義は「男同士の恋愛・もしくはカラダの関係が挿入された小説」ということになるだろうか。

この「男同士」は、必ずしも両方が、さらには両方ともゲイである必要はない。むしろ、どちらかがノンケ(異性愛者)であるほうが、王道に近い気がする。

もちろん、ここで出てくるのは、最終的にゲイと「して」くれる「ファンタジーノンケ」。(飛田流提唱)
(元)妻帯者であっても、男と×××な行為を抵抗なく「して」くれる、女神……ならぬ男神のような方々。
男に興味を持つ、しかも「する」時点で、すでにゲイと呼べなくもないが、あくまで作中では「ノンケ」という触れ込みで登場する。


かくいう僕の小説の中にも、この「ファンタジーノンケ」は出てくる。
なぜ出すかというと、特別な関係でない異性愛者の男と男がエッチをするのは、一般社会では極めてハードルが高いため、そこらへんゴニョゴニョしないと話が進まないからである。


以前、ブログで、

「ゲイしかいない奇妙な世界」

(バナーなどに18禁表現あり)

という記事を書いたことがあるが、大半の作者の方もその点は自覚されていて、その上で「ゲイしかいない奇妙な世界」を構築されているのかもしれない。



さて、僕である。

ここでも書いたように、元々は一般向けのライターを目指していたはずが、気が付くと

このようなこと

になっている。

そんな出自もあって、「ゲイしかいない奇妙な世界」を書くことに若干のためらいもある。そのため、ご存知ない方も多いだろうが、拙作「勇一・大吾シリーズ」では、より一般の世界に近づけ、リアルノンケの比率を増やしている。

その結果は


まぁ、ご賢察通りなわけで。



ちなみに、ブログの「ゲイしかいない奇妙な世界」の末尾に付けた宣伝が、まさに「(ほぼ)ゲイしかいない奇妙な世界」の『クロイヌ』であり、しかもかなり売れた(当社比)のも皮肉と言えば皮肉である。


だが、何度考えても
どう考えても

僕がやりたいのは、「ゲイしかいない奇妙な世界」から一歩踏み出した世界なわけで。
その理由で、noteも去年夏から始めた。

びっくりするほどフォロワー数が少ないけれども。(フォロワーさんありがとうございます……)



なので、僕は他のゲイ小説家さんの敵である。
けっして仲間ではない。(文章を書くという広い意味では仲間だけれども)

ゲイ小説の基準に合致しなくても
売上的に勝利を収めることがなかったとしても
即堕ちすることなく最後までみなさんと戦い抜く。


金がらみでない限りは。(エロいのを書くことによりお金をくれるとか)

 

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私は、寝る前にいつも飛田流の小説を読んでいます。
おかげでぐっすり

寝たことがありません。

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