H&Tは恋のイニシャル?? 19.12.26
今日(12月26日)の『徹子の部屋』のゲストは羽鳥氏&玉川氏。
同局朝の『モーニングショー』の司会とコメンテーターである。
この二人、最初いつもとは違う服装で現れる。
羽鳥氏が「H」
玉川氏は「T」
それぞれのイニシャルが胸に大きく書かれたトレーナーを着た、色違いのペアルック。
いつもの背広と違って、どことなく奇妙である。
これには理由があり、同局の『ドクターX』にゲスト出演した際の服装であるという。
役柄は、主人公大門未知子が訪れた居酒屋でたまたま隣り合わせた客二名。
テレビで流れた失言大臣に怒り、未知子たちに絡むという、番宣的なカメオ出演。
別の回では、「しんのすけ」という孫が出てきたりと、今シーズンはなかなかの悪ノリ演出が目に付く。
そのシーンが流れたあと、徹子様が、聴き逃がせない一言を。
徹子「あなた方、でも『おっさんずラブ』の設定なんですって?」
……えっ?
つまり
ゲイ役ってこと?
もう一回シーンを見直してみる。
……うーん。
少なくとも、そこに映っている範囲では
見つめ合うわけでも
手をつなぐわけでも
互いに食べさせてあげるわけでも
オネエ言葉でキャーキャー騒ぐわけでもなく
似た衣装を着たフツーのオジサン二人が、酒を飲んでいるようにしか見えなかった。
二人は俳優が本業ではないから、それぞれ素のままの羽鳥氏・玉川氏でしかない。
にもかかわらず、なぜわざわざ
ゲイ設定
にしたのか。
現在のドラマでは、ワイドショーの司会・コメンテーターがゲイを演じてもまったく問題ない、ということ
――なのだろうか?
もちろん、ドラマに理由なくゲイが出てきても、さらにそのキャラがゲイゲイしくなくても、そういう演出意図なら「わかってる感」がして、むしろ好感が持てる。
ただ、今回のは若干「思いつき感」が否めないが……。
昔のドラマに出てくるゲイは
悪役
お笑い要員
変態(男と見ればすぐに迫る)
ほぼいずれかのカテゴリーに入れられていたと思う。
今でも完全に絶滅したわけではないが。
幼い頃の自分がそれを見てどう思っていたかは覚えていないが、「ホモ・オカマは世間でそういう扱いを受けるものだ」とは充分に「理解」できた。
それから数十年が経ち、ゲイキャラがさほど大きな意味を持つことなく、テレビ(ドラマ)に出てくるのは、進歩なのか、それとも……。
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