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考えがととのうマガジン

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状況に合わせて、自分の考えをスムーズに巡らせるための考え方を紹介しています。考え方はたくさんあって、自分に合う合わないものがあります。まるでサプリのようなものです。色々試しながら…
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2021年5月の記事一覧

「諸行無常」を構造的に捉える(β版)

「諸行無常」を構造的に捉える(β版)

個人的に釈迦が説いた初期の仏教は「世の中についての考え方」が面白いと思っています。なので、その考え方について私なりに捉えてみる試みをしようと思います。今回は「諸行無常」という考え方について捉えてみます。

諸行無常とは諸行無常とは言葉で説明するとどういうことか、佐々木 閑. NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 真理のことば, NHK出版. Kindle Edition, から引用します。

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何かを主張をしたい時に使える、「ちょうど良さ」を意識的する考え方

何かを主張をしたい時に使える、「ちょうど良さ」を意識的する考え方

何かを主張したいときは、やった事実に合わせて、ちょうど良い主張をすることが大事です。主張しすぎればどこかに穴が出ますし、主張しなさすぎると魅力が伝わりません。とくに、研究などの成果を報告するときには、この考え方が大事になります。

カレーを例に考えてみる今回は、Aさんが「今まで食べたカレー史上、最も美味しいカレーだ!」といってくれた、という例で考えてみます。このカレーの魅力を誰かに伝えたいと思った

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気づきを忘れがちな時に使える、後で自分を助ける構造的な気づきの残し方

気づきを忘れがちな時に使える、後で自分を助ける構造的な気づきの残し方

誰しも日々仕事をしているときに思い浮かぶ「気づき」があると思います。せっかく得られた気づきを忘れてしまったら、大変もったいないものです。それらを上手く表現して残しておければ、後の自分自身を助けることになります。ということで、この記事では気づきの残し方について紹介します。

意識的に気づきを探す機会をつくるまずは考え方として「気づきというのは意識的に探して残すものだ」と捉えると良いです。もちろん無意

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自分に合うものに出会うために使える、「まずは試してみよう」という考え方

自分に合うものに出会うために使える、「まずは試してみよう」という考え方

自分に合うことをやりたい、合うものを手に入れたい、という気持ちは誰しもあると思います。しかし、自分に本当に合うかどうかはやってみるまでわかりません。

たとえば、小さい子どもだと、見た目が気に入らないので、ある食べ物を嫌いだといったりします。しかし、何かの拍子に口に入れてみたら味は好きだった。そこから好物になった、なんて話を聞きます。いわゆる「食わず嫌い」と呼ばれるものです。

人は成長するほど、

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