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そのまま味わうことが自分を大切にしていく

整体指導の場において

目の前の方に自分をもっと大切にしようねとお伝えしていたら

目の前の方にお伝えしているのか

自分に伝えているのか分からなくなっちゃった。

あれっ?

これ自分に向けて話している?

とっても不思議な感覚になることがある。

話している自分とは別に

そうだよねえ~って

自分が話している言葉を

神妙に聞いている自分も発見してしまった。


自分を大切にしてくださいと、もし言われたら。

どんなことを思い浮かべるだろう。


やりたいことをやらせてあげる。

好きなことをやらせてあげる。

心地よく労ってあげる。

自分をいい気分にさせてあげる。

などが思い浮かぶかもしれない。



どうしても、いい気分になりたいを大切にしていると

不安や怖さや嫉妬だったり

ネガティブな感情や

不快な感覚になると

変えたい

排除したいって無意識にやってしまっている。


よく成功者の習慣として

落ち込まないわけじゃないんです。

落ち込んだときに、どうしたら自分の気分が上がってくるのか

そのスイッチをたくさん知っているひとなんです。

って書かれていて、なるほどなあって思ってた。


だから余計にネガティブな感情が湧いてきたら

自分の気分上がるスイッチが入りやすい行動を選択しようとしていた。

いままでは・・・


でも、よーくみてみると

これって、実は自分のこと否定しているよね。

ネガティブな感情だって

自分の中から湧き上がってきたものたち。

自分の中から湧き上がってきたものを

すかさず

これはいいもの

これは悪いものって

選別してしまっているじゃんね。


ネガティブな感情を、どうやったらいい気分にできるんだろうかっていうのは思考が行なっている作業。

そうじゃなくって、ネガティブな感情が出てきたら、そのまま感じる。

味わってしまう。

うわぁ、しあわせ~

ありがたいなぁ~

めっちゃ嬉しい~

っていう気分の時は、気分に手を加えずに味わっているのにね。

おなじことだよね。

ネガティブな気分も調理せずにそのまま味わっちゃう。

すると、その場で成仏してくれる。


脳内の会話が厳しくて

自分責めをしていると

心身に変調をきたす。

見ないようにしてきた感情や

無視してきた感情の存在。

整体指導の中でそんなカラダのメッセージを見ていたのにね。

自分を振り返ってみると

ネガティブを感じてあげる、味わってあげるってできてないかもと気づいてしまった。

ネガティブな感情が出てくること自体は

自分責めではないんだよね。

ネガティブな感情を感じてあげない、

味わってあげない

無視したい

なんなら無かったことにしたい

っていうことが自己否定、自分責め。

自分責めをしているから

心身の居心地が悪くなってしまう。


自律神経失調とか、鬱などの心身の変調をきたしているのであれば

自分責めをやっている。

こころとカラダは同じなので

カラダが変わればこころも変わるんだけど

自分責めの習慣を手放さないと繰り返すからね。


そのまんまの自分をすべて受け入れてあげる。

全肯定してあげる。

自分を大切にしてあげるって、そういうことでもあるよね。

なので自分の中にあるネガティブな感情もちゃんと味わっていきたいと改めて思ったのでした。











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