日比アキトモ

東京、飯田橋の野口整体指導室代表。野口整体伝承者。気、カラダ、こころの探求が好き。『ふれる』がもつ力を伝えていきたい。『ふれる』ことでしかできないこと。『ふれる』が普通にある日常を広めたい。今は坐禅に夢中。 野口整体指導室HP https://www.zensei.club/

日比アキトモ

東京、飯田橋の野口整体指導室代表。野口整体伝承者。気、カラダ、こころの探求が好き。『ふれる』がもつ力を伝えていきたい。『ふれる』ことでしかできないこと。『ふれる』が普通にある日常を広めたい。今は坐禅に夢中。 野口整体指導室HP https://www.zensei.club/

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    自分の専門家は『自分』という当たり前のことを思い出して。

    マーケティングのプロに言わせると 優れたブランドはもれなく顧客の"Job"を解決している。 顧客は、優れたブランドを雇うことで、自身の"Job"を解決している、 "Job"とは片付けるべき仕事。 だからぼくらのように治療していないんですがというと 顧客のjobを解決していないことになる。 ニーズがないということになる。 この惑星では病気は専門家に治してもらうのが常識となってしまっているからね。 ぼくは人類史上最高のヒーラーが野口晴哉だと思っている。 野口先生

      • こころに不安の種を植え付けない。

        アメリカのキリスト教の宗派のアーミッシュって知ってる? ハリソン・フォード主演の映画「刑事ジョンブック・目撃者」を観た人だったら記憶に残っているかもしれない。 宗教上の理由で近代以降の道具は信仰に反すると 電気や車を使わずに、昔ながらの生活をしている集団。 当然、マスクやワクチンは一切せず。 礼拝も以前と同じように行っていたために 真っ先に感染者が爆発した。 したがって深刻な被害が出るコミュニティになるだろうと言われていた。 ところが、アーミッシュではほとんど

        • 「気」は感じたものが実物です。

          先生、気って何でしょうか? もう何度もぼくの整体指導を受けておられて 実際に大きな心身の変化を体験された方から質問を受けた。 友人から質問されてうまく説明できなかったらしい。 彼女はリアルに愉気を受けてカラダで気を感じているはずなのにね。 気というのはぼくらの生命エネルギーそのもの。 言葉で説明を聞くと分かった気にはなれるかもしれない。 実際に尋ねられたら、ぼくも言葉で説明を試みるけれど 言語化したものってただの記号だからね。 実際に「気」そのものをカラダで

          • 緊急警報の夜に体験したマトリックスからの脱出劇。

            緊急警報の音が響いていて目が覚めた。 どうやらマンションの他の部屋から響いているらしい。 外は以前として昨日から続いている土砂降りだった。 いったい今、何時なんだろう? スマホの電源をONにしたら 河川氾濫の警戒速報を受信して枕元でけたたましくスマホが鳴り出した。 時刻は午前3時過ぎだった。 緊急警報は付近の川の上流が氾濫危険域であることを教えてくれていた。 yahooの雨雲レーダーを確認したら驚くことに 昨日と同じエリアに線状降水帯がかかったままだった。

            カラダより何かを大切にしていたりしない?

            職場の同僚の暴言にショックを受けて出社できなくなってしまった方が 整体指導を受けに来られた。 ふれて確認すると 以前とは別人のようにお腹が硬くなってしまっていた。 整体指導ではふれて心身の状態を確認していく。 硬直したお腹が示しているのは 深刻なショック状態だった。 交通事故で打撲したカラダなどでは最も警戒を要する状態。 物理的な衝撃を受けずに 心理的な衝撃だけで同じような状態に陥っていることが事態の深刻さを物語っていた。 ぼくらは気の感覚を用いて丁寧にふ

            親子関係の呪縛を解いていこう。

            生まれてきた子にとっては ママが世界そのもので ママの気分より大切なものはない。 生まる前の記憶を持つ子どもたちの証言によって 子供が親を選んでいることが分かってきた。 どんなにクソみたいな親だっとしても 子供のスタートは親大好き。 素直に親のことをこいつクソやなとか思えない。 治り難かった小児喘息に対して 野口晴哉先生が発見したことは 子供の前で母親を叱るってことだった。 子供の無意識にママって絶対じゃないんだってことを感じとらせる。 ママに言い返せ

            ぼくの整体指導室で涙が流れるとき。

            ぼくの整体指導室の中で涙が流れることがある。 その涙のほとんどは整体指導を受けている方が流される涙。 心身が緩むことで 封印していた悲しみや怒りの感情や記憶が放出されるときに 一緒に流れ出してくる。 大人の男性や女性が声を出して嗚咽される場合であっても 涙が流せるようになれば大きく変化できるからね。 涙は希望の前兆として安心して見ていることができる。 ところが稀にぼくが涙を流しちゃったことがある。 泣きだされた方にふれて黙って愉気をしているとき。 泣いてい

            ぐだぐだ参拝ですらオールOKでした。

            エイブラハムが教えてくれているように この宇宙の本質はウェルビーング 豊かな流れしかないんだってことを感じさせられた。 起こっている出来事は全て○なんだなって。 そう感じたのは神前に立つと太鼓が鳴りだしてご祈祷が始まった出来事が続いたからだった。 神社参拝で祈祷に遭遇するのは神さまからの歓迎のサインのひとつ。 神さまを感じよう、味わおうと楽しみながら参拝しているので 歓迎のサインを見せてもらえることは多い。 古峯神社は靴を脱いで大広間の神前に入ることが出来る。

            加蘇山神社をカラダ全部で味わう。

            2023年、初めて加蘇山神社に参拝してきました。 信号も無くなって山間をひらすら20分以上走っって 加蘇山神社遥拝所の先を左折 GoogleMAP上では道が終わっているように表示されていますが バイクでも対向車が来たらすれ違い不可の道幅の道を400Mほど走った先に 加蘇山神社はあります。 スマホの写真ではこの光景を目にした時の神々しさが全然伝わりませんが・・・ 到着とともに出迎えてくれた光景に感動。 やっぱり素敵~ 登山道が封鎖されているせいか駐車している車

            お母さんの手みたいですね。

            初めてお会いした方から お母さんみたいって言われたことは記憶している限りは一度もない。 まあ、見た目はごっついおじさんだからね。 どう見たって、そのような印象は持たれないよね。 ところが、今日初めて先生ってお母さんみたいって感想をいただいた。 正確には、ぼくの手の印象が特別なお母さんの手って感じたらしい。 愉気を受けていて 温かくてお母さんのお腹の中にいるみたいって感じたんだそう。 初めて整体指導を受けに来室された30代の女性だったので 整体指導室に入って来

            先生、風邪ひきました。

            整体とは異常が生じたら異常を感じて 回復要求が生じて風邪をひけるカラダ。 だからひどい人だと10年以上も風邪や発熱すら無いなんていう鈍いカラダが 風邪をひけるようになったってお祝いすべきことなの。 自慢気に最近は風邪もひいていませんってセリフを聞くことがある。 発言している人の背骨の可動性が弾力があるのなら問題はない。 背骨の弾力を失ってしまっていて風邪をひいていないのなら 風邪をひかなくなったんじゃなくて ホメオスタシスが機能しなくなって 風邪もひけなくな

            カラダから湧き起こってくるエネルギー。

            無意識運動が滞りなく運営されるためには 物理的なカラダに弾力があることが前提にはなるけれど 無意識運動を突き動かしていくのは 湧きおこってくる要求 自発的な要求になる。 自発的な要求で動作していくと疲れない。 嫌いな人から荷物を持ってと頼まれてもカラダは重いけど 推しのアイドルから荷物を持ってと頼まれたら嬉々としてカラダが軽くなる。 持つ荷物は軽い方がいいって誰しもが思うでしょ。 ところがここにある金塊、持てる分をあげますって言われたとしたら ほとんどの人

            いのちの営みは、ほぼほぼ100%カラダが勝手にやってくれている。

            整体指導者にとっては見慣れた光景で 愉気をしていると目の前の人のカラダが勝手に動き出すことがある。 カラダがやりたいように自ら調整をしている無意識運動。 カラダが行なっている運動には2種類ある。 ひとつは意識で動かしている運動。 たとえば、手を挙げたり、足を前に出したり、ペンを握ったりって動作。 たとえば腕を頭上に挙げるって動作は意識運動なんだけど その意識運動を支えている無意識運動がある。 腕をあげるときには 支えるために背中などの意識していない筋肉たちの

            マーフレストランと東蕗田天満社。

            ぼくがお勧めしていたマーフレストランにバイクで行かれた方から 凄かったですって感想を聞かせていただいた。 あんなに商売っ気がないレストランは初めてですよって。 建物の中に入っても電気が消えていて そもそもどこがレストランで在るかも分からない。 たまたま先客が1名いたのでレストランの部屋が分かったけれど 先客がいなかったら分かりませんでしたって。 お店の人の出迎えがないどころか 姿も見えないことの方が多いからね。 店名の「マーフ」って礼拝所という意味らしい。

            カラダを感じられれば自分で分かってしまう。

            シェーグレン症候群という涙や唾液が出にくい難病の方が 整体指導を受けて帰宅後に 涙があふれてきて発熱しましたと報告をいただいた。 そして暴力をふるっていた親に対して怒りが湧きおこってきましたって。 涙も、発熱も意識して出てきたものじゃなくって 長いあいだ動くことができなかった無意識運動が動き出せたことで湧き起こってきたもの。 慢性的な病気を抱えているってことは 本来であればカラダは回復要求を起こして回復していきたい。 自力で解除できない硬張りが愉気によってわず

            触れられたときに何を感じますか?

            他者から触れられたときに何を感じるのか? ものすごくイケメンで 高収入で 職場でも女性から人気の在った男と手をつないだら ん??? なんか違う って感じたことがあると言っていた女性がいた。 彼女が感じたのは頭で考えた内容じゃない。 カラダの感覚。 肌感覚。 言語化して説明するのは難しいんだけど ふれられた瞬間にカラダは分かっちゃってる。 様々なひとにふれられる体験を重ねると 相性のいい、心地よく感じられる人がいることが分かる。 あくまでも自分にとっ