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シングルパパ起業家はがんばらない

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三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
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2018年1月の記事一覧

子どもは一番近い他人

子どもを褒められて喜ばない親もいる。と思う。ふつうは子どもが褒められると自分も褒められたように感じるのだろうか。それとも自分の育て方が良かったと感じるのだろうか。僕はそのあたりの感覚が違っているようだ。褒められたのは子どもであって、自分は関係ないと思ってしまう。

子どもは一番近い他人だ。自分と子どもを同一視してしまうのは、いろいろと問題がありそうに思う。自分のかなえられなかった夢を子どもに託すと

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成長は必要ない、手段と目的について

はたして成長は必要なのだろうか。多くの人が考える成長とは「成長のための成長」だ。僕にはそれが必要だとは思えない。手段と目的ということで言えば、成長はなにかを成し遂げるための手段であるはずだ。「成長しなければならない」そんなプレッシャーを感じている人は少なくないと思う。けれどもそれは成長すること自体が目的になってしまってはいないだろうか。

僕も成長を目的としていた時期があった。例えば、英語や数学。

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ノリと直感だけで生きる、最後に頼るものについて

ファミレスでメニューを選んでいると悩んで決められないことがある。そんなときには先に店員さんを呼んで、注文を聞かれた瞬間にノリと直感で決めたりしている。同じようなことをしている人は少なくないと思う。

なにか大きな決断をするというときにも、ノリと直感で決めている。転職も独立も、結婚も離婚も、身寄りのない土地への移住も、ノリと直感で決めた。将来は予測できないのだから、正解なんて存在しない。もちろん考え

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心の一病息災、不調との向き合い方について

体調を崩してはじめて体のことが気になりだす。そんな経験がある人は多いんじゃないだろうか。誰でも病気をするのは嫌だし、体調を崩すだけでも嫌になってしまう。だから体調管理をしようとするのだろうけど、その第一歩は普段の体調を観察することだと思う。調子が悪いときではなくて、普段の体調を観察する。

「一病息災」という言葉がある。無病息災ではなくて一病息災。無病の人よりも病気を持っている人のほうが自分の体に

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使い切る分しか買わない、持たない生活について

冷蔵庫を買い替えようと思っている。こう書くとふつうは大きなものへの買い替えを思い浮かべるかもしれない。けれどもその逆で、小さいものがほしいと思っている。わが家の冷蔵庫は中がスカスカだ。狭い家の中でひときわ大きな存在感を放つ冷蔵庫は、スペースという資源を浪費しているように見える。スペースが圧迫されると、心も圧迫される感じがするのは気のせいだろうか。

基本的に毎日、買い物に行く。その日の夕飯に必要な

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自分で自分を縛らない、不自由な思い込みについて

成長するに従って、一般常識だとか誰かが言ったことだとか、自分自身で作ったしがらみでがんじがらめになっていく。子どもたちには自分で自分を縛りつけるような生き方はしてほしくない。それに自分自身もそんな生き方はしたくない。

「バラエティサンドのジレンマ」という名前をつけたもののたいしたものではない話がある。パックにサンドイッチが並んでいて、普通の人は端から食べていくと思うのだけど、そこで急に真ん中のサ

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将来は予測できない、「いま」の重要性について

明日できることは明日しよう。小学生がこんなことを言ったら親や先生に叱られてしまうかもしれない。今日できることは今日しなさい、と。でも明日がどうなるかなんてわからない。明日にはやらなくてよくなっているかもしれない。それよりも今日しかできないことをやったほうがいいのでは、と思う。

将来は予測できない。これは僕の思考の大原則になっている。もちろん僕の大原則にすぎないので、予測できるという人がいてもかま

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すべて自己責任、人生の主導権について

なんでも他人のせいにしてしまう人は不自由な生き方をしていると思う。自分の人生の主導権を他人に委ねているのだから。

すべて自己責任だと思っている。現在自分が置かれている状況はすべて自分で選択した結果だ。誰のせいでもない。これは自分に厳しいわけではなくて、そう考えると楽だから自己責任だと考えることにしている。環境や他の誰かのせいにしてしまうと、それは自分ではコントロールできないことになってしまう。コ

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レールを外れるということ、自由だという認識について

AかBかと聞かれたときに、平気でCと答える人がいる。そんな人に憧れる。

レールを外れたい人たちのレールに乗っている人を見かける。そもそもどうなったらレールを外れたことになるのかわからない。けれども、レールを外れたいという気持ちは理解できる。なんとなく自由になれる気がする。一部では「レールを外れる = 就職しない生き方」のような風潮があるのだけど、しかしそれは「会社員は不自由だ」という思い込みによ

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絶対に後悔しない方法、事後確率について

これまでに後悔をしたことがない。もちろん日常の小さな後悔は発生する。やっぱり唐揚げ定食にしておけばよかった。けれども、人生のレベルで大きな後悔というのは経験したことがない。「離婚 = 結婚失敗」と考える人もいるかもしれないが、僕はそうは捉えていない。結婚も成功したし、離婚も成功した。進学も就職も転職も後悔したことがないし、平均すると2年ごとに住む場所を変えているのだけど、それもハズレを感じたことは

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強さよりもしなやかさ、人生の攻略法について

人生はゲームだ。なんていうことを聞くことも多い。それでは人生とはどのようなゲームなのだろうか。すくなくともボスキャラを倒して進んでいくタイプのゲームではないのは間違いないと思う。それよりも、いかに最後まで生き残れるかというサバイバルゲームなのではないだろうか。

精神病院や心療内科に通っている。そこで精神安定剤と睡眠導入剤を処方される。そんな状況だからといってメンタルが弱いかというと、そんなことは

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2018年、過去最高にしあわせな自分の新年の抱負

新年を迎えた。例年だとMacBookを実家に持ってきて日常と同じようなことをして過ごすのだけど、今年はiPhoneとKindle以外の一切を自宅に置いてきた。3日間はマンガだけを読んで過ごす。余計なインプットをしないということと、アウトプット環境に身を置かないことで逆にアウトプットする欲求を高めるという意図がある。

今年の抱負、抱負と言っていいのかわからないのだけど、今年も例年通り頑張らずに生き

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