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ほっこりとおだやかに

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素敵なクリエイターさんたちのノートをまとめています
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2023年6月の記事一覧

いつか会いたいと思っていた人には、きっといつか会える

先日、東京・小金井市にあるお菓子屋「sofar」さんで開催中の、イラストレーター あきこばさんのミニ個展へ行ってきました。 あきこばさんは、以前公開した作品「私が私であるための、ご自愛ルーティン」でコラボし、挿絵を描いてくださった方です。 (こちらの作品、たくさんの方に読んでいただきとても嬉しいです。ありがとうございます!) 個展では、sofarさんで作られているお菓子に、物語を込めた作品を描き下ろしされています。 もともとあきこばさんのファンであることと、コラボのお

「逃げ出したくなるほど熱いです!」

今朝は気分がよかった。 6月中、仕事がハードな日が続き、締切後は人と連続で会って遊んでいたら、やはり2日間ほど使い物にならなくなってしまった。 正確に言えば、本当に使い物にならなかったのは1日だけで、昨日の午後は少し回復し、急ぎの修正にもスピーディーに対応できたし、夕方はひじきと大豆を炊いたり、夏野菜のマリネを作ったりすることができた。 そして、今朝は完全復活!! 2日ぶりに布団をあげることができた。(私はベッドではなく和室に布団を敷いて寝ている) 鍼灸が効いている。それも

あなたにとって、生きがいってなんですか?

街クジラだ、と見あげる少年の笑顔。ゆったりとヒレを動かし雲間を泳ぐ大きな影は、透き通った切れ長の瞳を少年に向けた。太陽を遮る大きな影の周囲を街トビウオの群れが背を銀色に光らせ追い抜いていく。大群が波立てた白い雲をかき分け、街クジラが虹を噴き上げると、街から潮のように歓声が上がる。

今月上旬に漬けた梅シロップが、そろそろいい感じになってきました。この週末に飲んでみようと夫と話しています。水割り、ソーダ割り、お湯割りと、その日の気分で変化をつけながら、夏の疲れ対策にちょっとずつ飲んでいくつもりです。「毎年のこと」が今年もできるというのは、ありがたい幸せですね。

先にご褒美を決めちゃいました

いまめっちゃがんばってドレスつくってるんで、先にご褒美を決めちゃいました。 ご褒美は、旅です。 ひさびさの、『いとへんの旅』です。 ほんとうは息子が留学に行っている間に、わたし・夫・娘の3人で家族旅行しようか、と言っていたんです。 そうしたら娘が、 「う〜ん、2人(わたしと夫)で行っておいでよ」 というのです。 夫に、そしたらわたしはここに行きたいの、とプレゼンしたら、 「俺はそこ(正確にはその地域イベント)にはあんまり魅力感じひんからひとりで行ってきたら」

夢を結ぶ

湿った空気とどんよりした空 醒めた視線と虚ろな眼差し 不穏な気配と冷たい舌打ち 青い紫陽花と赤い紫陽花 私が見ていたのは夢だと知って 私が聞いていたのは幻だと知って 私が抱かれたのは偽りだと知って 私が夢見たのは嘘だと知った 紫陽花の花言葉は移り気 あなたの愛の言葉は偽り 私の強がる台詞は赤い嘘 二人の三文芝居はもう終わり それでも私は信じたかった それでも私は愛したかった それでも私は夢見たかった それでも私は口づけたかった あなたの孤独と私の狂気はどちらが深いの

おまけだヨ!全員集合! スーパーなどで買えるおすすめ紅茶3選を改めて紹介したい

 基本的にこの連載では、紅茶ブランドTWGの茶葉を取り上げている。私がシンガポールで暮らしていることが1番の理由だが、他の紅茶も当然飲む。今回は、スーパー等の身近な場所で入手できるものの中から、おすすめを3つ紹介する。既出のものが多いので新しさはないかもしれないが、再度登場する位、美味しいのだと思っていただけたら幸いだ。 ・アールグレイ(ダイソー)  以前にも登場したが、ダイソーのアールグレイのティーバッグは侮れない。すっきりとした柑橘系の甘味を感じられる仕上がりで、少量の

いまこの瞬間を愛するということ

どうしようもなく 不安におそわれるときがある はるか昔の出来事が 心に深い爪痕を いくつもいくつも残していて ふさがらない 地割れのような隙間から ゆらゆらと 不安の煙が立ちのぼってくる 理性で考えれば目の前の状況は そんな危機的ではないというのに 苦手という意味でなじみ深いひと言や かすかな気配 映像 音 それらが古い傷をひとなですると 不安の煙がゆらゆら ゆらゆら 私の心を濁していく それはもうしょうがない 目を背けるのはよそう かわりに煙が出てきたら 対抗手段として

こども食堂は こどもがあんしんして利用できるお店です。

うぬぼれるくらいでちょうどいい

書くのに苦労する原稿というのがある。 それは取材相手がすでにいろいろなメディアに取り上げられている場合だ。 書籍、雑誌、Web記事など、取材前の予習に……と思って調べてみると、出るわ出るわ。これが1番困るのだ。 なぜなら、情報がある限りは頭に入れておかないと気が済まないのだが、いざ書く段階になると、どうも読んだ別の人の記事に引っ張られる。 なんだか「それ」が正解で、これから自分が書こうとしているものは間違っているような、そんな気持ちにさせられるのだ。なんといっても、「それ」

ジュエリー業界の話もたまにするので、最近は「温室育ち」の事を「ラボグロウン」って呼んでる。自分でものを考えないタイプもラボグロウンて呼ぶ。 「アーティストになりたい!って言ってなんかやってる人」の事はラボグロウンアーティストって呼ぶことになった。 天然物がいいわけでもないけどさ。

曇り時々晴れ、良い風がふきました。

日曜日、 初めての出店が無事に終わりました。 お菓子をどの位作れば良いか検討もつかず、誰も来なかったらどうしようかという不安もあり心は不安定、 連日の焼き菓子製造に身体も疲れていましたが。 当日は5時間があっという間に過ぎていきました。 出店を手伝ってくれた友人には感謝しかなく、「次はいつ?」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。 急に決めた出店だったので、分からないことだらけでしたが、そういえば私は何をやるにもいつも突然でした。 最初のお店も歩いていてふと目に留まり

日記 「人生最高の日は一瞬で」

   まだ、そわそわした感じが抜けません。  大勢の友人に囲まれていたからでしょうか、主役として普段浴びることのない拍手と祝福をたくさんいただけたからでしょうか、これまで多くの時間を割いてきた一大イベントが終わってしまったからでしょうか。それとも、新たな日常が始まることへの武者震いでしょうか。  家を見渡せば、メインテーブルを彩っていた花、ブーケ、祝電で届いたバルーン、自作のウェルカムボード、前撮り写真の入ったフォトフレーム、着払いで届いた式場からの荷物。LINEを開けば、