どる

山で暮らす2児の母。

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最近の記事

我が家的ベスト絵本③わたし編

季節は春から夏に変わった。 投稿が滞っていた4ヶ月間、娘が小学生になったり、息子が保育園に入園したり、私が仕事復帰したり、夫婦それぞれが一つずつ歳をとったり、引っ越しをしたり、長年お世話になった車とお別れしたり、夫のパソコンと洗濯機が壊れたりと、これでもかというほどいろいろなことがあった。 2021年、もうおなかいっぱい。 そんなこんなで、4ヶ月越しになってしまった、おすすめの絵本紹介第3弾。 今回の主役:私 ・30代ほやほや主婦 ・たまに図書館に行く。本屋さんも好き

    • 我が家的ベスト絵本②夫編

      絵本紹介第2弾! 今回の主役:夫 ・30代、山男 ・読書好き ・好きな作家は伊坂幸太郎 ・子どもの頃好きだった本は、バーバパパ、かいけつゾロリシリーズ ・寝る前の読み聞かせを大体やっている 例のごとく、なんの説明もなく突然「家にある絵本で好きなの3冊選んで!」と言って3冊選んでもらった。今回は、ランキング形式ではなくランダムにご紹介。 その1 『にているね!?』 好きなところ:僕がもし死んだら/こわれたら という話がサラッと出てくるところ 自分のことをかっこいいと思

      • 我が家的ベスト絵本①娘編

        大好きなポッドキャスト番組「じゃぶじゃぶラジオ」の絵本回を聴いて、絵本っていいよねと改めて思ったので、娘、夫、私のおすすめ絵本を紹介しようと思う。ちまちまちまちま書いているので、3人分書き終わるのはいつになるのかわからないけど。。。笑 今回の主役:娘 ・6歳、4月から小学生 ・いつ頃からか(2歳くらい?)寝る前に絵本を1冊読むのが習慣になった ・最近は全然行けてないけど、図書館に行くのが好き(でもいつも"しょとかん"って言っちゃう) 優柔不断すぎる娘に「今までに読んだ本で

        • 桜の花咲く頃は、

          娘の通う幼稚園では、毎年2月に「おたのしみかい」と呼ばれる発表会が行われる。 クラスごとに歌や楽器を披露する、年に一度の子どもたちの晴れ舞台。幼稚園によっては大きなホールを借りて大々的にやるところもあるみたいだけれど、一学年4、5人しかいない娘の園では、園のホールでこぢんまりと行っている。年長の娘にとっては、今回が最後の発表会だ。しかも、年長にはこの発表会で「鍵盤ハーモニカ」を演奏できるという特権(?)がある。だから私は、いつも以上に楽しみにしていた。 しかし、私が住んで

        我が家的ベスト絵本③わたし編

          練習台、スティック、メトロノーム。

          知り合いにドラマーが二人いる。 一人は、高校の吹奏楽部で同じ打楽器パートだった同級生。 もう一人は、大学の吹奏楽サークル(あれは部活と呼んでいいと思っている)で同じ打楽器パートだった同級生。 面白いのが、二人とも中学まではバリバリの運動部で、吹奏楽を始めるまで楽譜なんて読んだことがなかったということ。そんな二人がそれぞれの高校で打楽器にのめり込んで、暇さえあれば練習台をタカタカタカタカして(二人ともそうだった)、たぶん私の知らないところでも練習に練習を重ねて、ドラマーと

          練習台、スティック、メトロノーム。

          今日も0メートルの旅に出る。

          ショッピングセンターに向かう車中で、最寄りのコンビニを通り過ぎたあたりで娘が「なんか旅みたいだね」と言ったことがある。 たしかに、自宅のある山奥の奥からコンビニまでは車で20分以上かかるし、お店まで行くにはその倍はかかる。でも、山に住んでいたら車で40~50分の移動なんて日常茶飯事だ。だから私は、これを旅だなんて言う娘を大袈裟だと思って笑った。 ………でもこれ、今なら娘を全力で肯定できるし、する。あのとき笑ってごめん。 12月に、『0メートルの旅』という本に出会った。こ

          今日も0メートルの旅に出る。

          ハンカチはいつも濡れない。

          映画とか本とか音楽とか、何かしらの作品に触れて泣いたことが一度もない。 という話を夫にしたら、 「感性カマキリやな」 と、よくわからない返事をされた。独特すぎる。 聞くところによると、これはメスのカマキリが、交尾が終わった後にオスを淡々と食べ尽くしてしまうことに由来しているらしい。なんとなくわからなくもないような気もするけれど、感性がカマキリだなんて言われて喜ぶのは、きっと香川照之さんくらいだろう。少なくとも私は、虫が苦手なのでうれしくない。 中学生のときに流行って

          ハンカチはいつも濡れない。

          不完全燃焼な日々。

          最近、夜起きていられなくなった。 絶好のnoteタイムは、子どもたちが寝たあとの、誰にも邪魔されない夜。 それなのに、息子を寝かしつけて、しばらくしたらもう朝。あっという間に朝。一瞬で朝。 そんな毎日を送っているおかげで、 娘が「香水」を歌っていたら、息子が「香水のせいだよ~」の「せいだよ~」をマネしてそれっぽく歌った話とか、家の駐車場で2頭の鹿に遭遇した話とか、除雪車様々だっていう話とか、肉じゃがを作るときにもう一品何を作ろうか毎回のように悩む話とか、育児中の娯楽と

          不完全燃焼な日々。

          さよならアンパンマン。

          アンパンマンのアニメを録画するのをやめた。 気づいたら世代交代が行われていて、娘が全然観なくなっていたから。今はドラえもん、クレヨンしんちゃん、鬼滅、プリキュアの四天王が娘を楽しませてくれている。 娘がアンパンマンを初めて観たのは、たぶん2歳になる手前くらい。その頃にはもう幼稚園(未満児クラス)に通っていたので、観るのは専ら録画。リアルタイムでは観られなかったけれど、家に帰ってきてからのお楽しみとして大活躍だった。 毎日のように、手洗い、うがい、アンパンマン。 よく飽

          さよならアンパンマン。

          1月1日、年賀状と大雪。

          元日の昨日、年賀状が届いた。 その中の1枚は娘が幼稚園で書いたもの。一生懸命書いたであろう「あけましておめでとう」の文字と、かわいい牛の絵。たぶん、お手本を見て描いたんだろうけど、門松と鏡餅まで描いてある。 とっても可愛くて、満点はなまる一等賞な年賀状だった。 あと、昨日の雪の話。 ずっと降り続いた雪のせいで(おかげで)、また庭がとんでもないことになっていた。 どれくらいって、雪祭りでも開催できるんじゃないかと思うくらい。 こうなると、子どもを家の中でじっとさせて

          1月1日、年賀状と大雪。

          たぶん、一生忘れないであろう、あるクリスマスの話②

          2018年12月25日。 朝から仕事に行って、子どもを迎えに行って、家に帰って、気づいたら1日が終わっている、そんなバタバタした日々を送っていた頃のクリスマスの日。 この日は平日だった。 朝からプレゼントを見つけてルンルン気分な娘を幼稚園に送り届け、職場に向かう。午前中の業務をこなす。 ここまでは、いつも通りだった。 12時が過ぎて、昼食の時間がやってくる。職場は学校なので、昼食はいつも子どもたちと一緒においしい給食を(時にはおかわりまでして)食べていた。 ちなみ

          たぶん、一生忘れないであろう、あるクリスマスの話②

          やぶらこうじのぶらこうじ。

          遡ること2ヶ月前。 幼稚園から借りてきた絵本がきっかけで、娘が落語の「寿限無」にハマり、かの有名な長ーーーい名前を覚えたいと言った。 まずは読むから書いてと、じゅげむじゅげむ…から、ちょうきゅうめいのちょうすけ まで、最初から最後まで書くところからスタート。 なんの罰ゲームよ!と思いつつ、全部書いた。ひらがなで。 練習中は毎回のようにポンポコピーのところで笑って止まる。でも、何回も唱え続けたおかげで、一人で暗唱できるまでになり、ドヤ顔で何回も披露してくれた。 よかっ

          やぶらこうじのぶらこうじ。

          たぶん、一生忘れないであろう、あるクリスマスの話。

          2014年12月25日。 出産~産後の里帰り期間を終えて、岐阜から夫が待つ熊本へ向かうために、私は娘と二人きりで飛行機に乗ることになっていた。 予定では、搭乗時間は1時間ちょっと。でも、この世に生まれてからたった1ヶ月しか経っていない、まだふにゃふにゃの赤ちゃんと、初心者マークを背中に貼っておきたいくらい、まだ母になりきれていない新人母の二人旅。これが不安にならないわけがない。 途中で泣き出したら…?オムツを替えないといけなくなったら…?忘れ物ないよね…? たかだか1

          たぶん、一生忘れないであろう、あるクリスマスの話。

          続ける。

          あれよあれよと20日目。 毎日何かしらの文章を書いていると、もっとうまく書けるようになりたいとか、このテーマで書いてみたいという欲がどんどん出てくる。 そして最近気づいた。書くためには、読まなければいけないということに。 最近、というかここ1年くらい、紙の本をちゃんと読んでないな。 読書、大事。

          続ける。

          原子ノ無駄遣イ。

          昨年末、夫が友人と一緒に「原子ノ無駄遣イ」というPodcast番組を始めた。2人は学生の頃から一緒に音楽をやっていて、今はツユハライヤーという名前で活動している。 「2人でラジオをやる!」 と夫が言い出したのは、たぶん昨年の今頃。まだ息子が生まれて1ヶ月も経っていない頃で、5年ぶりの新生児育児に日々どたばたしていた私は、心から「は????」と思ったのを覚えている。でも、一度やると決めたらやらないと気が済まない夫。もう何を言っても無駄だろうと、反対はしなかった。 そんなこ

          原子ノ無駄遣イ。

          パンをつくる。

          家で焼きたてのパンを食べたい!! という単純明快な理由でパン作りを始めた。 いつ頃から作りたい欲が出てきたのかは覚えてないけれど、何かと「パン作りたい」とは言っていた気がする。でも、パン作りってめちゃくちゃ面倒なイメージがあって、なかなか手を出せないでいた。一次発酵とか二次発酵とか、酵母菌がどうのこうのとか……よくわからないし。おまけにうちには、オーブンがない。 でも、ある日突然見つけてしまった。 ずっと探していた、簡単・お手軽・オーブン不要の三拍子が揃った最強レシピ

          パンをつくる。