やぶらこうじのぶらこうじ。
遡ること2ヶ月前。
幼稚園から借りてきた絵本がきっかけで、娘が落語の「寿限無」にハマり、かの有名な長ーーーい名前を覚えたいと言った。
まずは読むから書いてと、じゅげむじゅげむ…から、ちょうきゅうめいのちょうすけ まで、最初から最後まで書くところからスタート。
なんの罰ゲームよ!と思いつつ、全部書いた。ひらがなで。
練習中は毎回のようにポンポコピーのところで笑って止まる。でも、何回も唱え続けたおかげで、一人で暗唱できるまでになり、ドヤ顔で何回も披露してくれた。
よかったよかった。めでたしめでたし。
と、思っていた。
しかし、今日。
頭の中はサンタさんのことでいっぱいのはずの今日。
夜ご飯を食べ終えてのんびりしていたら、娘が突然言い出した。
「なまえ、じゅげむがよかった。」
え?
あのじゅげむじゅげむ…の?
「そう。だって長生きできるし。」
めっちゃ長いけど、いいの?
「いいもん。」
じゃあ、サンタさんにお願いする?
「それはやだ。」
たまに、全然脈絡のないことを突然ポンと言い出すからびっくりする。
ドヤ顔披露から、じゅげむのじゅの字も言わなかったのに。。。謎すぎる。
そんな、予想外なクリスマスイブ。