【子育て】寝かしつけもビジネスと同じ!?
日々、子育てに奮闘する世の中のオトウサン、オカアサン
こんばんわ。ペッポコ(略)オトウサンです。
日々、子どもの寝かしつけ、お疲れ様です。
子どもを寝かせるまで、たくさんのやるべきことがあり、なかなか理想の時間に寝かしつけができない、なんてことありますよね。。。
少なくとも我が家は21時にふとんに入ることを目指してはいるものの、ここ最近は全く実現せず、22時前後になることが続いていました。
7歳長男&2歳半長女が思うように行動してくれず…(白目)
いえいえ、子どものせいばかりにしてはいけません。
そんな我が家ですが、なんと!本日は21時にふとんへ入ることができたのです!
一体何があったのか!?今日はそんなおはなしです。
全てはビックリマンチョコから始まった
以下の記事でお話していますが、息子@7歳は今「鬼滅の刃マンチョコ」にハマっています。
例によって、今日も私はいつものコンビニに寄って、1枚買って家に帰っていた。
会社から帰宅し、19時半。
今日は、私以外の家族が塾だったり通院だったりで、いつもよりペースが遅れ気味。妻と娘はお風呂を終えたばかりで、これから夕食の準備、長男は私を待っていてお風呂に入っていなかった。
そんな中に私が登場(帰宅)。
息子は「鬼滅の刃マンチョコ」を見て、「やったぁぁぁ!今開けて食べて良い?」と懇願。
夕飯前なので当然私は「食べるのはNO」※と回答。
※開封・シール確認のみはOK
しかし、どうしても今日ウエハースチョコを食べたい様子なので、私は20時半までに以下を全て終わらせたら許可すると告げる。
お風呂に入る
夕食を食べる
宿題を終わらす(漢字プリント1枚、算数プリント1枚、黙読&音読1ページ)
明日の小学校の支度を終わらす
まあ、簡単にいえば、"あと歯磨きをすればふとんに入れる状態"を20時半までに作れば、「鬼滅の刃マンチョコ」を今日食べてもよいというワケだ。
息子は「あと1時間で全部終わらすなんてできない!むちゃくちゃだ!」と言う。
しかし、そんなことは無い。
私は長男に解説を始めた。
寝るまでのタスクとスケジュールを息子に解説する
私:「まず、21時までに寝よう寝ようって、いつもママもパパも言ってるよな?」
長男:「うん、無理だけどね。だって夕飯まだできてないもん。」
私:「いーや、無理じゃない。今日は無理じゃないってことを説明するから、そのとおりやってみよう。チョコ、食べたいだろ?」
長男:「うん」
私:「じゃあ、まず前提として寝る時間は21時だ。寝る前には当然ふとんを準備して、トイレに行ったり歯磨きをしなくちゃならない。この時間を15分とする。さらに"鬼滅の刃マンチョコ"を君が食べてゆっくり楽しむ時間をその前に15分取ると、合計30分必要なので20時半だ。だから、パパは20時半までにそれ以外のことを全部終わらせないとチョコが食べられないと言ったワケだ。ここまではOK?」
こくりと頷く息子。
私:「で、それが20時半の納期に間に合わないかと言ったら、決してそうではない。次のタイムスケジュールで各タスクを進めれば実現可能だ。」(急にビジネス用語を入れる私。苦笑)
あまりの過密スケジュールに唖然とする息子。
しかし、ひとつひとつのタスクの時間について、その時間で終わる可能性があることを過去の実績をベースに丁寧に解説する私。
さらに不確定要素として夕飯の開始時間があるが、これはこの時間までにきっかり息子の夕食が始められるようにママと調整済み。
最後に別にパパは今日「鬼滅の刃マンチョコ」を食べたいワケじゃないので、このスケジュールで「やるか、やらないか」は君次第と最終通告。
息子なりに実現不可能ではないスケジュールだと納得したのか、
「やる!時間がない!ぱぱ、早くお風呂行くぞ!」と動きだす。
私:「あっ、ちなみにタスクの品質が乏しい場合、つまりテキトーにやったらその時点で終了だからな。」
息子:「そんなことしない!早く!」
今までにない速度でタスクをこなす長男
各タスクの進捗と時間を逐一息子に告げる私。
まるでマラソンの伴走者だ。
各タスクのスケジュールを事前に共有していたので、時計を見ながら今までにない集中力を発揮し、宿題を進める息子。
ただし、全裸だ。
お風呂に入った後、「服を着る時間がもったいない!!」を言い、全裸で漢字プリントを進める息子。
うむ。漢字はすごくきれいだ。手抜きはしてないな。
しかし、全裸でウエハースチョコを食べることは認めないことを告げると渋々服を着る息子。
子どもって…どうしてこんな寒い時期でも全裸でいて平気なのだろうか。
漢字プリントをオンスケで終わらし、今度は算数プリントにとりかかる。
いつもは集中力が続かず、途中で遊びだしたりするが、今日そんなことせず、ひたすら計算を解いていく。
いや、すごいわ…過去最速だ。しかも間違いもない。
自分で言い出したタスク・スケジュールにも関わらず、オンスケで進める息子に若干引き気味の私をよそに算数プリント終了。
ここで時間を見るとジャスト20時10分。夕飯開始時刻。
ジャストのタイミングで夕飯用意し、開始を告げる妻。
そのまま席につき、夕飯を食べ始める息子。
夕飯も、いつもならご飯中に飽きて立ち歩いて叱られるが、今日はそんなことなく黙々と食べ進める。
そして…なんといつの間にか手に持っていた国語の教科書を開き、食べながら宿題の文章黙読を始めていた。
そう。時間短縮のために、マルチタスク進行を自分で考えてやりだしたのだ。
私:「おおっ!凄いな!自分で時間短縮を考えての行動か!今日は特別にその心意気に応えて許すけど、行儀が悪いから次は無しだぞ!」
息子:「普段はこんなことするわけないだろ!あー、時間がもったいない!」
私:「ごはんもちゃんと味わって、いつもどおり食べないとダメだぞ。」
息子:「わかってるよ!おいしいよママ!!(おかず&ごはんをかき込む)」
私:「よし!」
・・・この父子のやり取りに若干引き気味の妻であった。
夕飯が終わり、20時23分。
学校の支度を進める長男。
鉛筆を削りながら、最後の宿題である音読を行う。
これも自分で考えての時間短縮を目的としたマルチタスクだ。
ここまでくるとちょっとやり過ぎた気もしてきたが、ここまできたら「ええーい!いったれ!」と応援して、最後の追い込み。
そして・・・
20時28分。
目標時間まで2分を残し、無事全てのタスクが終了した。
子育てもタスク、スケジュールを子どもと共有し、進めればよい、つまりビジネス的思考が応用できると確信する私。すごいこと知っちゃったぜ!
エピローグ
息子:「パパ、間に合ったよ。」
私:「間に合ったな。えらいよ。すごい。」
予定どおり間に合ったので、「鬼滅の刃マンチョコ」を開封し、ウエハースチョコを食べた息子。
そのあともオンスケでコトを進め、冒頭でお話したとおり、21時にふとんに入ることができた。
ふとんの中で今日の振り返りをする父子。
息子:「やっぱり凄いんだね。。。。」
私:「何が?ふふふ…(実現可能なギリギリのラインで完璧なスケジューリングをした私のことかな?)」
息子:「"鬼滅の刃マンチョコ"だよ。だから僕、あんなに頑張れたよ。」
いや、オトウサンちゃうんかーい!
ビジネス的な考えでコトの進め方を実感させ、成功体験させられたと思ったが、結局「モノで釣れただけか…」と子どもに教えられる私であった。
やっぱりモノで釣っちゃダメだな…
子育てはビジネス的な考えで型にハマるワケが無い。
THE前言撤回
そんな、わかりきったことを、ふとんのなかで再確信した夜21時。
おわり。
追記
私の子育てに関するエッセイをマガジンにまとめました。
ぜひ遊んでいってください♬
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