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HSP HSC「人一倍敏感な子供の感情に寄り添う5つのポイントを紹介します」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

ここ最近ですね、うちのエアコンが止まったりついたりと調子がだんだんと怪しい状態になってきているんですね。

今住んでいる場所がですね、マンションなんですが約5年目ぐらいですね。

引っ越してきたときに残置物としてあったもので型も少し旧式なんですね。

これまで、長年稼働してきて、ついに寿命が近づいてきてるような感じがするんですよね。

機能している間は使ってあげたいなと思っています。

物には昔から日本には神様が宿ると信じられてきたんですね。

これは日本の古い神道に通じる考え方で、アニミズムと言われたりしますよね。

付喪神などといって、古い物質にはいつしか意識や生命が宿るという日本古来の考え方なんですよね。

そこには物を大切にしてきた人々の想いを感じますし、物持ちの良さや、優しい気持ちでいることの大切さなどを学べる考え方ですよね。

暑い日も寒い日も私の空間を快適にしてくれているこのエアコンとの時間は、わたしにとって思い出の一つとなっているんですね。

メンテナンスをちょっとすればですね、まだまだ元気になってくる気がしています。

その寿命がある限りはですね、一緒に過ごす時間を大切にしたいと思っているんですね。

今日はですね、ちょっとそんなエアコンの事を考えていたりしました(^^)



今回は「人一倍敏感な子供の感情に寄り添う5つのポイント」についてお話ししていきたいと思います。 

1.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人


そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する

HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

2.人一倍敏感な子供の感情に寄り添う5つのポイント

人一倍敏感な子供はですね、日常の中の行動変化などにも刺激を敏感に感じ取っていると言われているんですね。 

例えばですね、ご飯を食べていたことから、お風呂に入るといった日常の行動に対しても、過剰な刺激を受けている可能性があります。

そんなに日常生活のちょっとした行動をとる時にも刺激を感じているということなんです。

そしてもう一つは疲労とか興奮した感情ですよね。

そういったものから、外的な騒音とか光。視覚的な情報からですね、刺激を受けていると言われています。

今回はですね、そんな人一倍敏感な子供の強い怒りの感情とか、かんしゃくを起こしている時など、そんな時にどうやって気持ちに寄り添えばいいかという5つのポイントについてお話ししていきたいと思います。

【人一倍敏感な子供の感情に寄り添う5つのポイント】
①親が落ち着けば子供も落ち着く
②話す時は優しく静かなトーンで話す
③そっとしておくか、慰めるかは子供に合わせる
④何もしても効果がなければ他の原因を探す
⑤予防こそが最善の策


①親が落ち着けば子供も落ち着く
• 子供の感情の状態が、コントロールがきかない状態になっているのであれば、まずは親が落ち着くということですね。 子供の気持ちや感情が伝染してきて、同じように怒ってしまったりとか。諦めてしまおうかな。逃げ出したいなと思う時もあるとは思うんですね。そこでまずは一息ついて、深呼吸をしてから「どのようなことをしたらいいか?」と、まずその目の前の目的に集中するということが大切だと言われています。 その目的というのは、子供との距離を縮めてうまくやっていこうと思えることですよね。


②話す時は優しく静かなトーンで話す
• 例えば、伝えたいことをしっかり聴かせたい時、またはその場所を動いて欲しい時は優しく対応するということです。決してですね、強引に身体を引っ張りたりとかそういったことはしないようにして。また、話す時は静かに怒鳴ったりしないように過剰に反応したりしないで、落ち着いて行動するということですね。 子供がですね、強い感情が沸き起こっている時などは、どんな言葉も伝わりにくい状態になっているんですね。なので言葉よりもですね、どんなトーンで話すのか。ボディランゲージやそういった態度などの部分が大切になってくると思います。 例えば「とても怒っているんだよね。どこか行ってちょっと話そうか?」と今のその子ども自身の感情を言葉にしてあげて、子どもに寄り添うということですね。


③そっとしておくか、慰めるかは子供に合わせる
• まずですね、明るすぎない静かな部屋に行くというとをしたほうがいいと思います。一人になって心を静めたいのか。一緒にいて欲しいのか。を聴いてみたりして。望むなら一緒にいるようにします。抱きしめてほしいならそうして。抱っこしてほしいならそうします。だんだんと落ち着いてきたりするので、またはしばらく気が済むまで泣いてもらうというのも一つの方法だったりもします。 子供がイライラしたりして泣いているなら「腹が立ったよね。とてもその気持ち分かるよ」と声をかけて寄り添うことです。


④何もしても効果がなければ他の原因を探す
• 敏感気質からくる、「過剰な刺激の他に原因がある」ということもあるんですよね。まずは親自身の感情を振り返ってみたりするとよいと思います。子どもにとっては、親の感情も大きな刺激になっていたりするんですね。あるいは怒りとかかんしゃくを起こすことで、注意を引こうとしている可能性もあったりします。うまくいかなくて動揺しているのを隠すため怒っている可能性もあったりするんですよね。子供の目線に立ってみてまずはいろいろと考えてみる。「お母さんに話をもっと聞いてほしいのかな?」「もしかしたらあなたの好きなぬいぐるみを持って行くことができないから怒ってたりする?」「本当はお母さんが言ったことを気にしてる?」と聴いてみたりするんですよね。 ただ、質問は一度に一つだけにしたほうがいいと思います。また答えを急かさないようにして、その子のペースに合わせた反応を待つというようにしたほうがいいと思います 。その子自身が自分で答えるまではさらに次の質問をしないようにしてあげたほうがいいということですよね。正しい答えを引き出すよりも、現状より良い状態になっていくことを目指してあげたほうがいいんですよね。

⑤予防こそが最善の策になることも
• 怒りとかかんしゃくを起こしそうなサインに気づいたのであれば、事前に防いでいくという部分です。例えば外出に連れてってもらえないとか待たされている時にイライラしてしまう。 食べたかった食事が出てこないとむくれてしまう。 そんなことが引き金になっていないかな?等と考えたり、子供の心理を把握しておいて、そんな事態を防ぐように取り組むということです。 ただしこれは子供の言いなりになるということとはまた違います。子供はこれらの事に対しても、成長していけば自分で感情をコントロールできるようになる部分でもあるんですよね。

人一倍敏感な子供はそういった些細な刺激が原因になって、怒りとなって表現していたりとか。

その子も何だかよく分からないけど、イライラしてしまうとか。そういった感情とどのように向き合えば良いかわからなくて不安になっていたりとか。

身近な親にその激しい気持ちをぶつけるということもあると思うんですよね。

また逆に感情を押さえ込んでいる子供もいるとおもいます。

そういった時は「大丈夫だよと受け止めているんだよ」という気持ちをまず示して、安心させてから。

「今どうしたいのかな?」

「一緒にやってみようか?」

と気持ちに寄り添って行動に移していく対応をしてあげていくとよいと思います。

「親が自分を受け止めてくれている」と思えると、安心できて自分自身の感情の変化を体験することで、激しい感情のおさまりかたも徐々に学んでいけるようになると思います。

今回は「人一倍敏感な子供の感情に寄り添う5つのポイント」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう (^^)

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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士の本です↓

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