見出し画像

HSP HSC「人一倍敏感な子供は怖い映画とかテレビが苦手?」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

今日はですね、少しの時間瞑想をしていました。

私は昔「瞑想」と聞いただけで、 最初はですねとても難しいことをするというイメージがあったんですね。それらしい場所でしきたりを守って、座禅を組むような固いイメージです。

私と同じようなイメージを持っている方もきっといると思います。

実際はそんなことはなくてですね、これは誰でもできることであると私は瞑想を通して実感して思っているんですね。

例えばですね10分間瞑想すると決めた場合だったら、5分間は頭に浮かんできたことをじっくり思考します。

そして、残りの5分間は何も考えないで呼吸に集中する。

そのようにですね少しメリハリをつけてまずは瞑想をやってみるといいと思います 。

1.簡単・瞑想法

①椅子やソファに座って、背筋を軽く伸ばします。両手の手のひらは膝かふとももに置きます。

②呼吸をコントロールしようとせず、自然にまかせます。そして、入ってくる息、出ていく息、喉を通る空気の感覚、胸の動きなど、呼吸という体の働きの全体に、緊張することなく、ただただ注意を集中します。

③5分ほどが経ったら、体を少し揺すって、手を握ったり開いたりして、日常生活に戻ります。

このような簡単な方法でまずは瞑想を普段の生活に取り入れてみてもよいとおもいますよ。

呼吸が落ち着くと気持ちも鎮まってきて、精神と身体の調和がとれてくる感覚を味わうことができてくると思います。


今回は「人一倍敏感な子供は怖い映画とかテレビが苦手?」についてお話ししていきたいと思います。

2.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人


そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する

HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

3.人一倍敏感な子供は怖い映画とかテレビが苦手

HSCは怖い映画とかやテレビ番組の刺激の強いシーン、悲しいシーンがとても苦手だと言われているんですね。

HSCではない子は、こういったシーンに何ら抵抗がなくて「面白い」という風に喜ぶ子も多いといわれています。

そしてこういったメディアの流す番組にはですね、子供が「苦手だな…」と思うようなシーンが多く含まれていることはありますよね。

親からすると、子供を守りたいという気持ちもあるかもしれないんですが、子供は学校またはそういった外部の環境や友達の家、外の世界で出てくる会話。

あとは友達と一緒に観る映像からそのような刺激の強い怖いシーンとか悲しいシーンを、いずれ目にする場面は出てくると思うんですね。

それに良い映画だとかテレビだとか言われるものにも、そういった「正直あまり見せたくないなぁ…」と思うシーンというものは必ずあったりするんですよね。

刺激の強い海外の動画等も手軽に観れる環境になっているので、日常に触れるメディアにはそういった残虐なシーンも入ってきたりします。

そういった見せたくない場面があったとき、子供自身がコントロールすればいいんだというような部分を教えてあげるような意識も必要だと思います。

例えばですね、事前に怖いシーンが流れるタイミングを知らせておいてあげるとか。

そうすればですね、子供はその前に部屋を出て行ったりとか。目を閉じていたりとか。耳を塞いでいるということもできてくるんですよね。

また、自分から周りの人に自分が受ける刺激の強い部分はどの辺なのか教えておくとか、ショックを和らげるためにはあらかじめ詳しい描写を聞かせてもらうとか。

観る映画・本の物語はまずはバッドエンドなのかハッピーエンドかどうかなどを教えてくれるようにお願いしたりしておくことも良いと思います。

私自身もですね、小さい頃からそういったちょっと刺激の強いシーンというのは苦手だった部分があります。

私はですね父親が映画が好きでよく映画を見たりしていたんですね。

私が小さい時は当時はですね、レーザーディスクと言ってですね、今はもうあまり使われてないというかほぼ使われてないと思うんですが、大きいCD のようなものですね、それで映画を見ていたりとかしたんですよね。

スティーブン・スピルバーグの 「E.T 」という映画を観ていたんですね。

とても有名なので見た方もたくさんいらっしゃると思うんですが、未知の生物・宇宙人と人間の子どもたちの交流を書いた感動的な映画になっているんですね。

その中のシーンでその ET が川の中でですね、白く弱ってしまっているシーンが出てくるんですね。

今でもこのシーンがとても私は強烈に残っていて、その時小さい時に見たシーンの瞬間を想起することができます 。

私は白くなってしまった ET が、とても弱々しく写っている映像を見るのが辛くて自分の心が一緒に傷ついてしまったような感覚があったんですね。

映画を観た後も、ハラハラしているとかまだドキドキしているような感覚があって。

親はそんな私の気持ちとかには気付いてはいなかったと思います。

私はその感情をどのように表していいか分からなくて、必死に平然を装う事を選んでいたんですね。誰にも言えずにいました。

物語はハッピーエンドでしたが、そのシーンが数日間頭から離れなくなっていました。

今思えばそれはショッキングなシーンが出たら目を塞いだりとかすればいいとか、そういう風にしたほうがよかったのかなとも思うんですね。

刺激が少ないシーンでも子供にとってはとても強い刺激になっていることもあるんですね。

その後の様子から、もし子供にとって「苦手なのかもな?」と感じたら、「大丈夫?」「無理して観なくていいよ」と声をかけてあげるとよいと思います。

「これぐらいの度合いはダメなのかな?」とかそういった部分が分かってくるとその後は「怖い時はもう無理して見なくていいんだよ」「いつでも目や耳を塞いでいいよ」とそのようにアドバイスができてくるかなと思います。

今回は「人一倍敏感な子供は怖い映画とかテレビが苦手?」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでただきありがとうございました(^^)

それではまたお逢いしましょう○

➡HSPの記事をマガジンにまとめています。

◆電子書籍とPOD紙書籍が選べます!購入特典として①取り組み案内リスト②貼るだけHSPがホッとできる10の心得シート③7つの道具箱ワークシートをダウンロードしていただけます(^^)◆

今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓

4.じゅんさんのSNSやカウンセリングについて

◆心理カウンセリングをしています。お問い合わせ、お申し込みはホームページをご覧ください↓

画像1

◆Twitter・YouTube・ラジオ等でHSPについて配信しています↓


この記事が参加している募集

いつもありがとうございます(^-^)いただいたサポートは記事を更新していく励みとなります。これからも記事を投稿していきますので読んでもらえると嬉しいです◎