#55. なぜ偏差値35の中退なのにTOEIC満点に?◎超重要な英語マスターのコツ!
「英語に興味があるけど、自分にはムリ。」
「自分は偏差値が低いし、大卒でもないし。」
「英語ができる人はいい大学に合格した人ばかりだし。」
そう思っておられませんか?
◎英語マスターはテクニカルとメンタル!
僕は英語をマスターする時、大きく2つの面があると考えています。
ひとつは「テクニカル」な面、そしてもうひとつは「メンタル」です。
テクニカルというのはどんな教材を使って、どうなふうに勉強するか?という技術的なことです。
テクニカルな面で大切なのは、
「自分に合ったやり方で学習すること。」これがとても大切なんですが、僕がテクニカルなことと同じくらい、いやそれ以上大切だと思うことがあります。
それが、メンタルです。
心のあり方、心構え、どう考えて英語をやるかということです。
どうせ自分はダメと思って何かやるのと、自分を信じてやるのではかなり違ってきます。
これは別に英語に限らず、他の分野でも役立つと思います。
今回は自分の体験から自分を信じることが英語マスターにかなり影響したメンタルについて話します。
この記事の音声版はこちらです。よろしければお聞きください。
◎どうせダメだというメンタル
僕は長い間、英語ができませんでしたが、英語ができない時には「自分はダメなやつだ。」と思っていました。
高校卒業時に偏差値が低かったので「どうせ自分はできない。」とか「ムリだろうな。」と思うのはごく普通のことでした。
なので、次々と自分がダメであるという現実を見ました。
●英会話スクールの一番下の入門クラスでついていけず2回でやめる。
●留学予備校の一番下のクラスでも理解できずTOEFL(留学するための英語試験)も点数低すぎて行く大学がない。
●留学したのに偏差値も30点台のままで英語に自信もなく、帰国後は留学したことを隠していたなど。
それでも「英語ができるようになりたい!」と思い、あらゆる教材に手を出しました。
睡眠学習もやったし。それでも伸びない!
いやいや、まだなんかあるはずだ。
そして、そして、ついに
ワラをも掴む思いで買った教材の極めつけがこれです。
「英語が魔法のように聞き取れる!」(覚えている範囲ですが)
というありがたいタイトルの本です。
その本ではこう書かれていました。
全部は言えませんので概要だけ。
腕を伸ばしてある道具を掴み、「ハッ」という声を出しながら英語を聞くと英語が聞き取れる、というものです。
僕は素直にやってみました。
「ハッハッハッ」
すると、一瞬聞き取れたような気がしました。
それからこの方法を続けてみました。
でも、僕にはこのやり方が合わないのかできるようにはなりませんでした。
◎どん底まで行けば開き直れる
この頃が僕の英語人生のどん底で、「ハッハッハッ作戦」も失敗に終わりついに万策尽きた気がしました。
「ああ、やっぱり俺にはムリなんだ。価値のないダメ人間だ。」
「これだけお金と時間をかけても英語ができないってあんたバカじゃない?」と思ったわけです。
ところが、これがうまくいくヒントになったのです。
心の変化はこんな感じです。
「あれだけやって英語ができない自分はひょっとしてダメ、バカ?」
(信じたくはない)
「だって反論も言い訳もできない状況だもの。」
(現実を見せつけられ寂しい)
「確かにその通りだ!そうか、俺はダメでバカなんだ。」
(現実を受け入れる)
「じゃあ、それでいいじゃないか!」
ここで開き直れたのです。
できない自分を受け入れた瞬間です。
不思議だなあと思うのは、
英語ができない自分はダメだと思っている時は、やり方でも教材でもなんでもうまくいかないものを選ぶ傾向があります。
でも、英語ができない自分でもOK!大丈夫!できる!と思えると、できるようになるアイデアがひらめいたり、うまくいくものに出会ったりします。
◎人生は自分を信じること(信念)が大切だと思ってます。
ですから、
たとえあなたが今、英語ができなくても、現実で自分のダメな部分を見たとしても、それでもいいんです。良いところも悪いところも全てが素晴らしい自分だと受け入れてみませんか?
そうすると、
自分でいいんだと思え、自分が好きになれて「やれるかも。」と思えます。
エネルギーがだんだん出てきていい方向へ進んで行きます。
「信じる者は救われる」という言葉がありますが、
僕も今までを振り返って、自分を信じることはとても大切だと思います。
信じるためには自分の全てを受け入れることです。
誰もあなたの可能性を信じないとしても、自分だけは自分を信じてあげましょう。
英語学習では教材などのテクニカルなことがメインですが、僕はメンタルが英語マスターに大きく役立ったので話してみました。
偏差値が低く大卒でもない僕のような人間にはメンタルの助けが必要だったのかなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
Thank you for reading! Have a good one!
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