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昭和のおにぎりは大きかった‼写真から見る子どもたちの食と健康🍙笑顔とエネルギーに満ちた姿に立ち尽くす


写真のおにぎりの大きさ、見て下さい!

埼玉県にある鉄道博物館に行った時に見たこの展示の写真‼
私は驚愕しました!

鉄道関連の歴史がまとめられたコーナーで、私はこの写真の前にしばらく呆然と立ち尽くしてました。

鉄道とは関係ない、この写真がもしかしたら最も印象に残ったかも💦
鉄道博物館の話はコチラ⤵⤵


小学生ですよね。
少なくとも、2個以上食べている。
残った🍙の大きさを見ると、200g程度ありそう!
それを2つ以上食べる。

すごい!

1合の米は350g程度に炊き上がるので、軽く1合以上を食べている!

今の小学生の遠足のお弁当には、決してこの量のご飯を詰めませんよね?
その代わりに、色とりどりのおかずがたくさん!

・卵焼き
・唐揚げ
・ウインナー
・いろどりに少量のプチトマトとブロッコリー

そんなところが定番でしょうか。


昭和時代のパネルのところで見たこの🍙に目が離せませんでした

電車の中で食べやすいようにか、昭和はお弁当はおにぎりが定番だったのでしたっけ?
おかずは無し。

昭和40年代生まれの私。
そういえば、幼少期、おにぎりとお茶を入れた水筒を持って家族でお出かけしたのを思い出します……。
海苔はついていたのを思い出す。母が握り、父がきっちりすきまなく海苔を張り付けていた覚えがある。


写真をもう一度見ると、、、
海苔もついてないおにぎり。
みんな、実に嬉しそうに食べている。


黒ゴマをまぶしてあったり、中に何かしらの具が入っている様子も見えますね。大きい梅干しに見えます。


学校で教えている栄養学をもとに考えれば、今のお子さんの方が栄養的には充実している。
でも、この写真の中のお子さんから感じる溢れんばかりのエネルギー!
何だか、圧倒されました。

ということで、しばし写真を見つめ、大きなため息が出たのです。


太るのを一生気にしながら生きるのは嫌なもんですよね



ぽっちり少量のご飯しか食べないのに、太ることを気にし続ける人が大勢いる現在。
小学生でも、疲れた顔でとぼとぼ歩いている様子もよく見ます。
体型も姿勢も、大丈夫ではない若い人も多く見ます。

◆今の食生活&生活スタイル。

👉全然、大丈夫じゃない!
という気がしております😢💦

科学的根拠をもとに考えた西洋的な栄養学だけでは、何かが足りない気がするんです。
大事な要素が抜け落ちている気がする。
大事な何かが‼
もしくは、余計な邪悪なものが入り込んでいるのかも💦



米を食べることが太る理由ではないんです。
現在の日本人の肥満率は、20歳以上の男性が33%、女性が22.3%となっています。(参考資料

・運動量&活動量が減った
・外食が増えた(買ってきて家で食べるのも含む)
・加工食品が増えた


そんなことが主な原因と言われます。(参考資料:令和元年国民健康・栄養調査

間食に食べるもの一つを取っても、菓子類などが中心となっています。(栄養的には、菓子パンはパンの形をした菓子です)

芋や豆を間食にしているお子さんは少ない!管理栄養士の家の子どもくらいじゃないでしょうか。。。

そして、飲み物も500mlのペットボトル(嗜好飲料のジュースとして明らかに多すぎる)で甘い飲み物を水分補給に毎日のように飲む。

透明な水のように売られているジュースがありますよね。あれ、単にジュースなのだけど、水を飲んでいるような気持ちになるから罪悪感が少ないという戦略の飲み物。

スポーツドリンクもジュースです。汗だくになって運動している状態が1時間以上続くならメリットがあるが、普段飲むものではない!
罪悪感を持たないように考えられたジュースなのだけど、ジュースと思って飲んでいない人が多い。

つまり、飲料の会社の戦略は成功していますね。

ジュースって、子どもの頃、旅行の時など特別な時以外飲んでなかったのを思い出すので、今とはずいぶん違った昭和時代。
それも、250mlの缶が主流だったので、だらだら飲まず、一回に飲んで終わりという飲み方だった。

加工品は、摂取エネルギーが過剰になりやすいという問題だけではありません。以下の話は私の感覚の話なので、管理栄養士としての発言とはちょっと違います。

加工品は、加工度が高いほど、わかっている栄養素とは別ものの、大事なパワーみたいなものが消えてしまってゼロレベルになっている印象がありませんか?
説明は難しいのですが、食べても元気がもらえないんです。

食べ物そのものにエネルギーが感じられないことが多いのは、私だけですか?

カロリーが無いのではないんです。パワーみたいなものが少ないと感じる食品が多いのです。
野菜も見た目はキレイだが、パワーが減ったように思います。そして、加工食品になったらほぼゼロレベルになっているように思うのです。ちゃんとカロリー源にはなり、栄養素が入っている加工品でもその印象は変わりません。
こういう感覚を持っていらっしゃる方、どこかにいらっしゃると思うのですがどうでしょう。。。

この記事の中でもその話に触れました⤵⤵⤵


なつかし「昭和レトロブーム」がまた来てるようですが、食生活や生活スタイルもついでに見直すと良いタイミングになっていかもしれません。
また、科学的根拠をもとに考えるのにも、残念ながら限界があることも認める時期になったのかもしれません。

  

おにぎり!がファストフード
という日本はやはり良いです~



価値観の多様化が認められる時代にようやくなりつつある今を思うと、昭和時代に戻りたいとかは微塵も思いません‼
パワハラ、セクハラ、何でもありだった学校や会社や社会は、思い出すだけでもうんざりです。

でも、食生活だけはちょっと振り返ってみるのも悪くないかもと思う今日この頃です……。


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はつみ|管理栄養士|プラントベースの栄養と料理@ベジ広間の縁側






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