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スポーツコラム

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サッカー旅、サッカー関係者へのインタビューなどなど。
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#森保ジャパン

コパアメリカのノックアウトステージに勝ち上がるための条件を整理する(ウルグアイ戦後)

コパアメリカのノックアウトステージに勝ち上がるための条件を整理する(ウルグアイ戦後)

コパアメリカのグループステージにおいて、チリ戦で0−4で負けるも、ウルグアイに2−2で引き分けることが出来た。

この大会はグループステージが3つに別れていて、各グループの上位2チームがノックアウトステージに無条件で進出する。

そして3位が2チームだけ進出する(3位でも進出できないチームが1つある)。

日本が考えなければいけないのは、3位以上に入ることである。まずはその可能性から検討してみよう

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ウルグアイ代表に久保建英と中島翔哉の二枚看板、および森保監督は通用するのか。

ウルグアイ代表に久保建英と中島翔哉の二枚看板、および森保監督は通用するのか。

0-4
初戦、チリ相手にまさかの惨敗。

いや、まさかとは言えないかもしれない。何せチリは二大会連続で優勝しているうえに、サンチェスとビダルというワールドクラス中のワールドクラスを擁する世界的な強豪だからだ。

対する日本は、東京オリンピック世代、すなわち22歳以下の選手が中心の若いチームで、これで勝とうというほうが無理があるようなお話なのだ。

それでも期待して応援してしまうのが悲しきサッカーフ

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(株)森保塩蔵の営業の星は、カタールの塩漬けにも貢献するのか

(株)森保塩蔵の営業の星は、カタールの塩漬けにも貢献するのか

その男は、しゃがみ込んでいた。

打ちひしがれていたわけではない。

絶望しているわけでもなかった。

男は、人差し指を地面につけて、軽くなぞる。

人差し指を口につけて、ペロリと舐める。

小さく頷いて、少し微笑んだ。

今日の塩もいいぞ。

ただ、カタールはどう出てくるかな。

男は立ち上がって、少し微笑んだまま空を見上げた。

その笑顔からは、何も感情を読み取ることが出来なかった。まるで、能

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塩作りの匠 森保一による塩胡椒を用いたイラン塩蔵調理について

塩作りの匠 森保一による塩胡椒を用いたイラン塩蔵調理について

その男は、しゃがみ込んでいた。

打ちひしがれていたわけではない。

絶望しているわけでもなかった。

男は、人差し指を地面につけて、軽くなぞる。

人差し指を口につけて、ペロリと舐める。

小さく頷いて、少し微笑んだ。

今日の塩もいいぞ。

男は立ち上がって、少し微笑んだまま空を見上げた。

その笑顔はまるでモナリザのような、あるいは、法隆寺の百済観音像のような、慈悲深いものであった。

塩作

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塩作りの匠、森保一監督が、ベトナムの生春巻きを塩漬けにする日。

塩作りの匠、森保一監督が、ベトナムの生春巻きを塩漬けにする日。

塩を作る。海水を乾燥させるだけというイメージもあるかもしれないが、決して簡単な仕事ではない。海水の塩分濃度はたったの3%しかなく、日本は雨が多いため、放置しておいても十分に乾燥させることが出来ない。そのため、純度の高い塩を作るためには、エネルギーを使って煮詰めていく必要がある。

古くは藻塩焼きと言われる海藻を使った製塩技術が用いられていた。日本史の授業でも少し出てくるのだが、揚浜、入浜という製塩

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アジアカップ決勝トーナメントの展望。ニコ生裏実況

日本代表が挑むアジアカップ。

おいおい、大丈夫かよと思うような展開が続きながらもグループステージを無敗で通過し、ここからは負けた瞬間に敗退が決まるノックアウトステージに突入する。

初戦はトルクメニスタン。下馬評通りなら楽勝だったはずが、蓋を開けてみると大苦戦。後半に入って、引いて守る相手の崩し方を見つけ、ゴール前で質の高さを見せつけて勝利。

次の試合との合間にこんな記事を書いた。

森保監督

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森保一監督のサッカーがつまらない理由とは

森保一監督のサッカーがつまらない理由とは

トルクメニスタン戦、オマーン戦を経て思ったこと。

森保監督のサッカーってつまらないんじゃないか?

そして、森保監督は面白いかつまらないかで言うと、間違いなくつまらない部類に入る監督なのだろう。

この記事は、私が裏実況・解説をしているニコ生公式のチャンネルで話した内容に基づいて書いている。お相手はPerfumeの非公式熱愛家であり竹内由恵アナウンサーが画面に映ると解説をやめることで有名な戦術分

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