あつこ先生

小児科医(専門医・指導医)。感染症医(専門医・指導医)。 小児疾患全般を中心に、感染症、夜尿症、腎臓病を専門とする。 日々「外来は舞台」と思い、診療にあたる。

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    日本初 おねしょアプリ 登場!

    その名も 夜尿症チェッカー です! https://enuresis-support.udzuki.jp/ultra/top 私の二十数年の診療とソフトウエア開発では国内に類を見ない高い水準を誇る 株式会社Udzuki により開発されました。おねしょは、恥ずかしいし、人には知られたくないことですから、人知れず自分でできるところまで直してしまえたらと思い、このアプリを開発しました。 まずは、自分のおねしょの型診断をしてみましょう。そして 生活上、気を付けるべきことは、本

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      • おねしょ本その後

        おねしょ本を出して半年が経ちました。 本を読んで、やってみたけど残念ながら治らなかった。という方がチラホラ来られます。 ところが、病院で改めて生活指導をしてみると、翌月半分くらいの回数になって来られます。 何故でしょう? 本だけでは、成果が見える形にならないのかもしれません。 そこであきらめて、遠方から来られる方がおられます。 スケジュールを開けたり、学校を休んだりと、中々大変です。 おうちでやれる、もう一つの方法として、 一度、アプリを試されてみてはいかがで

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        • おねしょと自尊心

          おねしょする子は自尊心が低いと言われています。 英語で self-esteem といい、自分自身を尊重する気持ちのことです。 「自己肯定感」や「プライド」とほぼ同じ意味とされ、 日本人は他の国に比べて低い傾向にあるようです。 謙虚さを重んじる日本人にとって、 大したことないのに、いい気になるなよとはばかられてきました。 しかし自信と自負心は、子どもの成長になくてはならないことです。 今日来られた12歳の女の子は、遂におねしょがなくなりました! 昨年9月に来たと

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          • 膀胱訓練したほうがいいですか?

            今日はとても嬉しいことがありました。 3年通ってやっとおねしょが無くなった12歳の男の子のことです。 「努力し続けたから、成果が出たんですよ。自分のお蔭ですよ。 よく頑張ったね。」と声かけたら、穏やかに微笑んでいました。 でも決して偉ぶらない。 おねしょを治す3つのポイント、 水分・塩分制限 良い睡眠 排尿習慣 はもちろんしたけれど、それでももう全く、よくならなくて、 3種類もの薬を盛ってアラーム療法までして、 それでも改善しなかったので、はっきり言ってお手

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            • おねしょが続くわが子が心配 3つの原因と改善策

              日経ウーマンに記事が掲載されました!! https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/101900010/020300234/ 年齢別記事 保育園のママ・パパ向けです。 おねしょには3つの原因があり それを改善させるにはどうしたらよいかお話しました。 今回特に、お伝えしたかったのは、 おねしょした時の子どもの気持ち です。 慢性的に傷ついているので、もう心の傷もマヒしてる場合もあります。 子どもは誰でも、親の期待に一所懸命応えよ

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              • トレーニング開始を控えるべき3つのタイミング

                いつか治るのだから、治療は、あまり苦労しなくてすみそうな、適切な時期に取り組みましょう。 治療を控えたほうがよいタイミングは以下が考えられます。 1.冬 寒くておねしょの頻度が増す時です。一番調子が悪いときに、 練習をはじめて、やっぱり僕はだめだなと思ってしまうのはよくありません。 おねしょのトレーニングをはじめて、早い段階で、 いける! と思うことが大事です。 おねしょしない日が、ぽつぽつ増えてくると、 体が、おねしょしないのがどういう感じか覚えてきます。 そ

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                • おねしょおもらしを改善する3つの方法

                  お正月を過ぎて、小学校就学を間近に控えて受診するお子さんが増えてきました。 もうあと2ヶ月で入学式ですもの、焦りますよね。 おもらしを改善させる3つのポイントとは、これまでも書いてきましたが、もう一度おさらいしましょう。 1. 水分塩分摂取の制限 最も重要なのは「寝る数時間前から水分を摂らない」ようにすることです。 少なくとも2時間、出来れば3時間開けましょう。 下の図 「おねしょの原因 3つ」 のうち、1にあたります。 2.よい「睡眠」 ポイントは、先にぐっ

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                  • 冬良くなる子

                    前回の逆パターン。冬になると成績が良くなる子がいます。 夏に飲みすぎの子どもたちです。 8歳男児。 「外来予約が決まった途端によくなりました!」と来院されました。 夏場は、おねしょを毎日していたのですが、ここ最近の2週間は1週間に一度だけなのだそうです。 夏から秋までは水筒に沢山入れて飲んでいたのですが、 冬になり、寒くなってきたところ、水筒内の水の減り方が激減したのです。 喉が渇かなくなったので飲まなくなったのだそうで、 以来、同時におねしょが減ったのです。

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                    • 冬ありがちな問題

                      冬は、おねしょの増悪因子として有名です。 春から夏は殆どしなくなるのですが、毎年秋から冬になるとおねしょが増えるため、何年も通院してしまっている子がいます。 冬悪くなるのはなぜでしょうか。 1. 寒くなると膀胱は反射的に収縮して尿漏れしやすくなること。 大人でも寒いところにいくと、急に尿意を感じることがあるでしょう。 夜間睡眠中に布団をはいで寝ると、体が冷えてしまい、多くの場合、おねしょをしてしまいます。 寒いとブルっと体を震わせることで熱を産生しようとします。膀胱の筋

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                      • 兄弟姉妹との関係

                        おねしょのあるなし一つでクサることもいい気になることもある子どもたち。多くは、不安な気持ちで寝て、なかったら本当にうれしいようです。でもあまり、感情を表現することはありません。年齢が上がるとさらにその傾向は高まると思います。 お父さん、お母さん、妹と外来に来られた7歳のお兄ちゃん。記録表をみると、前回の外来よりおねしょの回数がかなり減っています。 「目が覚めてトイレに行くことがありましたね?」と尋ねると、 「時々5時ごろ起きてトイレに行ったことがあります。」とお母さん。

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                        • おしっこを何回もするんです

                          おもらしするわけではないけれど、突然おしっこの回数が増えてしまうお子さんがいます。 心配事があったとか、叱られたとか、急に寒くなったからとか。はじまった理由はいろいろです。 もちろん、隠れた病気もありますので、おしっこの検査をします。異常がなければ、お家に帰って何回おしっこしたか数えてきてもらいます。 4歳の男の子の例を紹介しましょう。 数えたとたん、みるみる減ってきました。だいたい1日のおしっこの回数は3-8回といわれていますので、1週間くらいでもどってきました。

                          • フランスの事情

                            フランスでは、3歳の時に保育園に入園する条件が、おむつが取れていることなのだそうです。 随分きびしいですね。 努力だけでは克服できない場合もあるというのに。 そのような事情から、お母さんは厳しくしつけたとのことで、これが原因で今も学校で、尿と便をおもらしするのではないかと心配され、息子さんを連れて来られました。 学校の副担任の教諭が本を貸してくれて、私の著書も読んでくれたそうです。お困りの方に情報が届いていると聞くと嬉しいですね。 3つのことが浮かびました。 1 

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                            • おねしょはこうして治る!

                              おねしょを直す3つ目のポイントとして、「排尿習慣」がありました。ちょっと難しいですが、まず手始めとして、普段の生活を見直すために、いちど飲水量と尿量を測定してみることをお勧めします。 記録の仕方をご紹介しましょう。飲水量、排尿量、おねしょの重さを測ります。私の外来では初診時に3日分だけ測ってきてくださいとお願いしています。おねしょ量は、おむつしている子ならつける前のおむつの重さからおねしょした後のおむつの差額になります。例えばおむつが60gで朝濡れて120gだったら差し引き

                              • 著書を読みました。

                                本日、初めて「本を読んだのですが、治らなかったんで来たんです。」 という男の子が母に連れられて外来にやってきました。本を出して良かったです。 夜たまたま点けていたテレビで、宇宙飛行された前澤さんが、 「(宇宙飛行が)世の中の人のためになるなら商売になる。そしてお金は巡り巡ってついてくる。」と仰っていました。昔の日本人の多くはそうでした。今の若い方からそのような言葉が出てくるのは、日本精神は受け継がれているので、未來は明るいと思いました。 必要とする皆さんに本を買ってい

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                                • みかん 58g

                                  おねしょの治療では、夜の水分制限を強いています。おねしょ外来の初診で尋ねると、「水分制限はしています。」と皆さんおっしゃることが多いです。 夜尿症診療をしておられる医療機関が増えましたので、 そこでの指導を受け、あるいはネット情報などから、水分制限が必要と皆さんが認識されておられます。 ところが、私の外来に来ると、制限しているとは言えない場合が多くみられます。そこで現状把握のため、来院された患者さまには、初回の外来で、 3日分の水分摂取量、尿量を測ってきてくださいとお願い

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                                  • トレーニング 休憩

                                    夜も昼間もおもらしが治らない7歳の女の子がきました。 1年間トレーニングをつづけましたが、あまり改善がみられませんでした。 最初は、おしっこしたいという感覚がはっきりしませんでしたが、だんだんわかるようになってきました。それなりに改善はしています。 学校はあんまり楽しくなく、好きな授業は図工です。 そんな中、休み時間毎、もらさないようにと気を付けてトイレにおしっこに行き続けています。 涙ぐましい努力をしてきたのです。 それでも、毎日濡れてしまうのです。 いつか治るのだか