たじまさき

静岡生まれ、横浜育ち。東京の有機食材会社にて働いた後、2018年に結婚を機に愛知県愛西…

たじまさき

静岡生まれ、横浜育ち。東京の有機食材会社にて働いた後、2018年に結婚を機に愛知県愛西市で蓮根農家になりました。   実際に農業を経験してみたからこそ感じたリアルな思いや日々のしごとについて更新します。◆田島蓮園⇒https://tajimahasuen.com/

最近の記事

徒歩圏内でたべものをつくる #畑日記

「自分の手でたべものを作って食べる。そんなゆたかな暮らしをしたい。」 そう大学生のときに思って、50歳くらいまでに実現できればと思っていましたが、20代で叶っちゃいました。 うちは蓮根農家なので蓮根しか出荷していません。でも、家で自分たち夫婦が食べるためのお野菜を、3月くらいから小さな畑でつくっています。わたしは農家になってまだ2年ですが、畑は完全に初心者。 そんな畑ビギナーの私が野菜を育てる上のモットーは ・難しく考えない。楽をしてもOK。 ・楽しむことをたいせつに。

    • 【働き方】農業は、つぶしがきかない仕事なのか?

      「農業、家業の手伝いなんていつでもできる。年取ってからでもできるんだから、やらないほうがいい。」 結婚を機に大好きだった会社を辞め、家族と別れ、見知らぬ土地に飛び込んでまで、これからは農業で頑張るぞー!と鼻息の荒かった当時、他の農家のおじさんに言われてびっくりしたことがこれだ。(かなりショックだった…)その時の自分にとって、農家になる=転職だったし、手伝いという意識ではなかった。しっかりと仕事として責任をもってやっていこうと決意していたのだけれど…。 実際に経験してみてい

      • 「自分では変えられないこと」を乗り越えるために始めたこと

        自分で人生は変えられる。 心からそう思える人ってどれくらいいるのでしょうか。 私はそう思うことができなくなっていました。  好きなことを選んできた人生縁もゆかりもない土地で農家になったのは、今まで「好き」なことを選んできただと言えます。大学時代以降は特に、自分の「好き」を追求していました。 畑への淡い憧れが小さいころからあったし、ファームステイの旅では自給的な暮らしの魅力に気づいた。新卒で農業系の会社に就職し、農業分野にやりがいを見出したのも、やっぱり嘘ではなく自分に正直

        • 「価値観の違い」との向き合い方

          農村あるある?なのかもしれませんが、親子間・特に世代間での価値観の違いはすさまじいものがあります。(もちろん、個人差はありますが(-_-;))そんな中でも、どうやって価値観の違いに向き合って平和的に?暮らすかというのは自分にとっての大きな課題でした。 価値観の違いあるある例えば、草刈りの基準。草が少しでも伸びていると、ちゃんと管理できていないと見なされたり、いつの間にか草刈りしようと思っているうちに片付いてしまっていることもよくあります。(有難いけれど…) あと、家で法事を

        徒歩圏内でたべものをつくる #畑日記

          「妥協」を見つめなおしてみる。

          畑で一人もくもくと草取りをしていると、近所のおばあさん(85歳くらい)が通りかかり、話しかけてくれました。何か注意されるかな?と気構えてしまいましたが(笑)「本当にこの(農業)仕事が好きなのね。身体壊さないように気を付けて、ぼちぼちやってね」と言ってくれました。 お嫁さんだから頑張ってるねとか、そういうのではなく、「農業が好きなんだね」と言ってもらえたことがすごく嬉しくて、ああ、好きなことをしているんだなーと思えました。きっとそのおばあさんはそこまで深く考えてないと思うので

          「妥協」を見つめなおしてみる。

          変化の中でも自由に働くには?

          いま、自社のホームページを改善するためにゼロから勉強したり、SNSで発信したり、今まで不慣れだったウェブ系の仕事にも挑戦しています!農閑期でもあり、現場は他の人にお願いして気が向いたら手伝う程度にしています。有難いです。まだまだ試行錯誤ですが、新しいことを覚えるのが好きなので、ワクワクしています。いろいろな人と深くつながって蓮の魅力を伝えていきたいと思っての行動ですが、こんなに色々なことに挑戦できるようになったのはつい最近のこと。今までの仕事を振り返りつつ、就農してみて感じた

          変化の中でも自由に働くには?

          やりたいことを考えるために、忘れたくない3つのこと。

          実は、ここ2週間ほど、何かそわそわして、これから何をしたらいいのか、何がしたいのかわからない状態が続いていました。なんとなく自分の求めているものを把握できていたのですが、その先に具体的なやりたいことが見えず、苦しかったのです。模索している中で、大切な気づきがありました。何かやりたいことを考えて迷っている方の、ほんの1/100でも参考になればと思います。 好きなこと+社会問題+ビジネス=やりたいこと?今回、やりたいことを考えるにあたって、何から手を付けていいのかわからず途方に

          やりたいことを考えるために、忘れたくない3つのこと。

          ⑤これからのわたし

          少しずつ自分を取り戻すように行動を重ねていましたが、それでも毎日の仕事は続けていたのでもやもやしたまま日々を生きていました。 前回の記事>>④今までのわたし~ほんとうは何がしたい?~ 頭で理由がわかっていても、価値観の違いによる衝突は精神的なダメージが大きいのです。気が付くと再び自分を否定していたり、自信を失ったりして、なかなか前に進めませんでした。4月末になって仕事を休むことができ、人間関係から離れたことで初めて、自分が求めていたものとしっかり向き合いました。 ほんと

          ⑤これからのわたし

          ④今までのわたし~ほんとうは何がしたい?~

          今回は、なんとか状況を変えたいと模索しはじめた、就農1年半後(2020年になってから)について書いています。自分を見失う日々から、どうやって自分を取り戻したかというストーリーです。 前回の記事>>③今までのわたし~農家になったけど~ 自分を見失う日々…人間関係や仕事について、何も良い解決策が浮かばず、どん底にいる気分でした。でも有難いことに着々と仕事の成果は出ていて、おかげ様でたくさんのお客様たちに応援していただけるようになりました。「れんこん、おいしいよ」「いつもありが

          ④今までのわたし~ほんとうは何がしたい?~

          ③今までのわたし~農家になったけど~

          憧れの農家になった私は、努力次第でどうにか解決できる!という信念で突き進んでいきました。今回は、就農半年くらいから1年半までに起こったことです。今回は特に、えらいこっちゃ!なことばかりですネ、、、(でも大丈夫。今のわたしは元気ですので(*'▽') 前回の記事>> もともと何でも挑戦したがる性格なので、限界を設定されたり、どうせできないと言われたりすると逆に燃えます。そんなわけで、穏やかな日常で忘れていた負けず嫌い魂に火がつき、れんこん農家の仕事にのめり込んでいきました。

          ③今までのわたし~農家になったけど~

          ②今までのわたし~農家になった!~

          ついに憧れ(?)の農業に挑戦できることになり、とにかく色んなことに挑戦していこうと思っていました。不安はあったけれど、なんとかなる!精神で、あまり深く考えていませんでした。この記事では、就農して半年くらいまでに起きたことを書いていきます。 【理想】最初に抱いていた想い私が無謀にも(笑)最初に抱いていた思いは主に3つです。 ①仕事をたくさん覚えて、新しいこともたくさん挑戦したい!      今までいろいろな形で農業に関わって来たので、実際の農作業や販売、SNSでの発信などに

          ②今までのわたし~農家になった!~

          ①今までのわたし~農家になるまで~

          静岡生まれ、横浜育ちです。家は農家ではありません。そんな私がなぜ蓮根に関わることになってしまったのか?について紹介します。 原点にあるもの?野菜は何でも好きでよく食べる理由の一つは、たぶん畑の存在。私の祖父が静岡で畑をやっていて、小さい頃から祖父の畑でとれた野菜を食べるのがとってもスキでした。特に今でも思い出すのは、畑の横にあった様々な果樹。甘くておいしいイチジク、かりんの木もあって、咳止めの手作りかりんシロップを祖母にもらったっけ。(その頃は飲まなかったけど…。)いつか果

          ①今までのわたし~農家になるまで~

          「違和感」から未来へのヒントを探す

          横浜から愛知に引っ越して1年半。もうすぐ2年が経とうとしている今。 私は蓮根農家として、日々蓮にかかわる色んな仕事をしております。 蓮根の収穫やら栽培管理、販売、イベント・・・。知っているようで知らない、未知の野菜「蓮根」に魅了され、「田島蓮園」として活動しております。しかし、そんな毎日の中で浮かび上がる思いがありました。 「農業は好きだけど、、、この違和感はいったい何?」 働き方・人間関係・価値観の違い・地域で仕事をつくること すべてにおいて「当たり前」なんて存在しない

          「違和感」から未来へのヒントを探す