いつもシャボン玉の液を飲んでしまう。苦しくて苦い。きみが一生懸命シャボン玉を吹いているのを横目で見ている午後、僕は真横で冷たい麦茶を飲んでいた。夏って胸が苦しくなるね。それはきみに恋しているからかなぁ。汗をかくきみに見惚れて僕も汗をかいて僕らは川に出かけて水を掛け合った。
今日しぬからさあたし、花火のように散って血飛沫が溢れてきみに掛かる。明日の今頃には火葬されて灰になっている。ぼくの骨を抱きしめて寝て、僕だったものを見つめて。一生忘れないでよ、僕が生きてたこと。きみのことが好きだったこと。愛してるの後のキスやさしかったね。きみと愛し合ってた頃…
沈黙 放課後の空き教室にふたり何となく居残り、学級日誌を2人で書いている。今日あったこと休んでいた人、遅刻した人。会話が盛り上がったり静まったり、静寂が心地いい。窓から春風が吹く。君の前髪が靡いて横顔に日が差して、びっくりするくらい綺麗だ。沈黙が2人の間を流れてから僕らキスする。
この歌のリリカルな詩が当時の時代を表していると懐かしく思います。 「エメラルドの伝説」テンプターズ、萩原健一 https://www.youtube.com/watch?v=wiIEDA0Mqi8 「湖に身を投げた」という歌詞は、メタファーで実際の死とは違うものです。