戸嶋 久 hisashi toshima

loves music, coffee, food, cats. Apple devi…

戸嶋 久 hisashi toshima

loves music, coffee, food, cats. Apple devices. Miles Davis & Iwasa MIsaki enthusiast listening to some others. ASD, Aromantic, Pan-Sexual.

最近の記事

しんどいとき助けになる音楽(53)〜 ビートルズ『アンソロジー』

(3 min read) The Beatles / Best from Anthologies ビートルズの『アンソロジー』CD全三巻(1995、96)から自分好みの曲やテイクを抜き出していい感じに並べておいたのが上記リンク。『アンソロジー』シリーズがなんであるか説明の必要はないと思います。なんだかんだいってけっこう熱心に聴いたというのが事実。 当時の新曲二つ「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」も大好きだったし、いまでも聴けばいいなぁって思います。特に前者。さ

    • ぼくのSpotifyまとめ 2023

      (2 min read) Your Top Songs 2023 https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1Fa1IIVtEpGUcU?si=21248dd38feb47d4 今年もふりかえりの時期になったということで、リリースされました「Spotifyまとめ 2023」。ぼくのそれによれば、今年最も聴いた音楽家は、去年同様原田知世だったみたい。 そこまでの実感はないんですけども、聴いたんでしょうね、データで出ていますから。

      • ロックだってソウルにカヴァー 〜 イーライ・ペーパーボーイ・リード

        (2 min read) Eli Paperboy Reed / Hits and Misses: The SIngles 萩原健太さんのブログで知りました。 イーライ・ペーパーボーイ・リードは往年のリズム&ブルーズ、ソウル・ミュージックへの愛を隠さない歌手。そういう路線の作品をずっとリリースし続けてきましたが、最新作『Hits and Misses: The SIngles』(2023)でもそれは変わらず。レア・シングル集で既発ものばかりの寄せ集めですが、新作として聴

        • しんどいとき助けになる音楽(52)〜 映画『マンハッタン』サウンドトラック

          (3 min read) Manhattan: Original Motion Picture Soundtrac ウディ・アレンの映画『マンハッタン』(日本での劇場公開は1980年)のサウンドトラック・アルバム(79)が大好き。映画館で本編を見るよりも前にサントラ盤LPがレコード・ショップに並んでいて、モノクロの摩天楼をあしらったジャケットが好きになって買って聴いて、その音楽のファンでした。 映画のほうは個人的にさほどでもなかったんですが、ジョージ・ガーシュウィン一色

        しんどいとき助けになる音楽(53)〜 ビートルズ『アンソロジー』

          しんどいとき助けになる音楽(51)〜 ONB

          (2 min read) Orchestre National de Barbès / en concert オルケルトル・ナシオナル・ドゥ・バルベスのデビュー作『en concert』(1997)は、いま考えても大傑作でした。かなり元気な音楽なのにしんどいときに聴けるのは、それだけ愛着を持っているということでしょう。 個人的にはライやシャアビ、グナーワなどマグレブ音楽への入門、道案内になってくれた一作で、これを足がかりにそうした世界に踏み込んでいったのでした。ですから

          しんどいとき助けになる音楽(51)〜 ONB

          しんどいとき助けになる音楽(50)〜 ビリー・ジョエル『52nd Street』

          (4 min read) Billy Joel / 52nd Street ビリー・ジョエルの『52nd Street』(1978)はこのタイトルでもわかるようにニュー・ヨーク・ジャズをテーマにした作品。当時は一大フュージョン・ブームだったので、プロデューサーのフィル・ラモーンともどもそれを意識した新作アルバムを制作しようとなったのでしょう。 ジャズ・フュージョン好きなぼくにはうれしい内容でしたが、といってもぼくがそっち方向へのめり込むことになったのは79年以後なので、

          しんどいとき助けになる音楽(50)〜 ビリー・ジョエル『52nd Street』

          カリビアンなクリスマス 〜 チャーリー・ハロラン

          (2 min read) Charlie Halloran & the Tropicales / Presents for Everyone! 今年のクリスマスはこれで書こうと思っていたチャーリー・ハロラン&ザ・トロピカルズのアルバム『Presents for Everyone!』(2023)。ところがその後ノラ・ジョーンズ&レイヴェイという夢の共演によるクリスマス・シングルが出て、あ、こっちでいこうかなとなりました。 とはいえチャーリー・ハロランのほうもかなりいいので

          カリビアンなクリスマス 〜 チャーリー・ハロラン

          ブリティッシュ・インヴェイジョン再燃 〜 ビートルズ、ストーンズ

          (2 min read) The Beatles / Neither Red Nor Blue 1963-1970 萩原健太さんのブログからパクりました。 ビートルズのいはゆる赤盤青盤も2023年増補エディションがこないだ出ましたが、そのどっちにも入っていない秀曲を時代順に選んだものがいちばん上の健太さんプレイリスト。聴いているとなかなか楽しいですよ。 ファンなら知っているものばかりですから、ぼくなんかがいまさら言うことなんてないんですけれども、それにしてもここのとこ

          ブリティッシュ・インヴェイジョン再燃 〜 ビートルズ、ストーンズ

          しんどいとき助けになる音楽(49)〜 ドルサフ・ハムダーニ

          (2 min read) Dorsaf Hamdani / chante Barbara & Fairouz チュニジア出身フランス在住の歌手、ドルサフ・ハムダーニの『chante Barbara & Fairouz』(2014)のことを思い出すきっかけがありました。聴きかえしてみたらやっぱりとてもよくて、ぼくこれ大好きです。バルバラとフェイルーズのレパートリーをフランス語とアラビア語で交互に歌ったもの。 ときにギター一台だけとかウード一台だけみたいな必要最小限のシンプ

          しんどいとき助けになる音楽(49)〜 ドルサフ・ハムダーニ

          しんどいとき助けになる音楽(48)〜 スモーキー・ロビンスン

          (1 min read) Smokey Robinson / Gasms スモーキー・ロビンスンの甘くてメロウな歌声が、心身の弱っているときにはピッタリ。もちろん元気なときに聴いたってとってもいいんですけど、最新作『Gasms』(2023)なんかもおだやかな官能をつづっていて、ほんとうに心地いいです。 なかでも特に好きな曲は1「Gasms」、6「Beside You」、8「You Fill Me Up」。6なんか50年代のドゥー・ワップふうオールディーズだし、8はゴスペ

          しんどいとき助けになる音楽(48)〜 スモーキー・ロビンスン

          しんどいとき助けになる音楽(47)〜 チェンチェン・ルー

          (2 min read) Chien Chien Lu / The Path 台湾人で在NYCのジャズ・ヴァイブラフォン奏者、チェンチェン・ルー。最新作がついこないだ出たばかりですが、それは聴き込んでからそのうち書くとして(もう書いてアップもした、11/20記)、やっぱり体調が悪いときによく聴いているのはデビュー・アルバムの『The Path』(2020)です。 このヴァイブを台湾人が叩いているとは思えないくらいのUSアメリカン・ブラック・ジャズになっていて、ファンキー

          しんどいとき助けになる音楽(47)〜 チェンチェン・ルー

          貞夫ワールドの真骨頂 〜『渡辺貞夫 meets 新日本フィルハーモニー交響楽団』

          (3 min read) 渡辺貞夫 / meets 新日本フィルハーモニー交響楽団 渡辺貞夫90歳の最新作は『渡辺貞夫 meets 新日本フィルハーモニー交響楽団』(2023)で、文字どおり新日フィルとのライヴ共演。今年4月29日にすみだトリフォニー・ホールで録音されたものです。こ〜れがすばらしいできばえですよ。両者の共演は30年以上ぶり。 曲はすべて貞夫さんのオリジナル・ナンバー。それをバンドが支え、さらにアレンジをだれがやったのか見事なオーケストラ・サウンドがいろど

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          ASD(=ぼく)が苦手に感じる人たち

          (50 sec read) ・ロゴスが通じない人 ・事実や正しさを第一優先にしない人 ・時間にルーズな人 ・集団行動(チーム・ワーク)を強いる人 ・精神論をふりかざす人 ・明確に言わず、察しろという人 ・自分でこうと決めたルール、信条・信念を守り抜かない人 ・首尾一貫しない人 ・ウソをつく人 ・言外の意味を込める人 ・本音と建前を使い分ける人 ・おおざっぱでテキトーな人 ~~~ ASDのコミュニケーション特性は、社会との相性が悪すぎる。「空気を読む文化」では、非言語的な

          ASD(=ぼく)が苦手に感じる人たち

          しんどいとき助けになる音楽(46)〜 ニュー・クール・コレクティヴ

          (2 min read) New Cool Collective / Opus 127 オランダのジャズ・ユニット、ニュー・クール・コレクティヴの最新作『Opus 127』(2023)は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をとりあげてジャズ・アレンジしたもの。これがほんとうに涼やかで心地いいんですよね。もう大好き。 特に1曲目になっている第二楽章は優雅なボレーロになっていて、こんなエレガンス聴いたことないよねえ、これ、もとはクラシックの曲なんだけど〜と思うと、ほんと気持ちよさ

          しんどいとき助けになる音楽(46)〜 ニュー・クール・コレクティヴ

          しんどいとき助けになる音楽(45)〜 ビートルズ「ホワイト・アルバム」

          (2 min read) The Beatles / The Beatles ビートルズの『イーシャー・デモ』を聴いていたら、やっぱり『ホワイト・アルバム』本体も聴きかえしたくなって、そうしていました。いま体調最悪だからだいじょうぶかな?聴けるかな?「ヘルター・スケルター」「リヴォルーション 9」とかあるしなって警戒しましたが、平気でした。 こりゃちょっと不思議な気もします。『ホワイト・アルバム』のなかにもエレキ・ギターがけばけばしく響くハードなナンバーがけっこうありま

          しんどいとき助けになる音楽(45)〜 ビートルズ「ホワイト・アルバム」

          しんどいとき助けになる音楽(44)〜 ビートルズ「イーシャー・デモ」

          (2 min read) The Beatles / Esher Demos ビートルズの『ホワイト・アルバム』50周年記念で2018年にリリースされたスーパー・デラックス・エディション六枚組。1枚目と2枚目は『ホワイト・アルバム』本体のニュー・リミックスですが、3枚目に収録されている『イーシャー・デモ』のことが、初お目見えだった当時からいまでも好き。 イーシャー・デモとはなにか?ってなことはちょっと検索すればすぐわかります。『ホワイト・アルバム』収録曲の多くを、その制

          しんどいとき助けになる音楽(44)〜 ビートルズ「イーシャー・デモ」