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【短歌】徒然なる日々に差し込む一筋の光

暇つぶし短歌

2か月前

立春を寒しな過ぐとも我が町は曇り空より雨ぞ降りける

3か月前

月明かり 真菰の馬も 人波も 地面を見るも 清らかになり

昼つ方曇りし空を眺むれど夏風吹かずを嬉しからねど

2か月前

山に入り 枯葉踏む足 紅茸の 色鮮やかに 艶の傘あり

初夏の夜の外吹く風の冷たさよ心こそ燃ゑ夏歌ふとも

2か月前

かたまりに暫しの間(あひ)の椅子の上(へ)に我が心根よ春に飛び出せ

2か月前

爺さんと椅子押す婆さん歩めりな見て刻みしぞ寒き東風受け

2か月前

静かなる夜空に浮かぶ雲の中月こそ光れ白雲纏ひ

3か月前

催花雨のお墓に行かじ春陽の明るきそこに花々揺るぐ

3か月前

推し短歌「ジョジョ2部」

花冷えの覆れる雲の空の穴春の日陰の温きか差さむ

4か月前

天照るや朝日を仰ぐ山棚の架かる霞の淡さぞまぼる

4か月前

吾は見るひよどり飛びぬ春空の青さのわたる白雲抱へ

4か月前

推し短歌「ザリガニの鳴くところ」

未来 2023年12月号 掲載1首