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【短歌】白熊杯、応募します☆

楽しそうな企画を見かけたので、二首応募します☆

【一首目】
~ 三が日 毎朝通い やっと富士 雲の切れ間に 白き山頂 ~

 富士山って、「見えた♪」と思うのは「割合」じゃなくて「場所」だなぁ…と常々思っている。9割見えなくても、1割見えているのが山頂なら「見えた」と思うし、逆に9割見えていても山頂が隠れていたら「見えなかった」と思ってしまう。
 今年の年末年始は晴れが続いたので、余裕で富士山が見えるだろうと近所の「富士山が見える高台」まで散歩をしていった一月一日。全体的に晴れ。なのに、わずかな雲が山頂を覆ってしまって「富士山が見えた」という感じがしない。二日目もそうだった。三日目、やっと、雲が山頂を見せてくれる位置になっていて「見えた♪」と思えた。そんな歌です。

 【二首目】
~サンキャッチャー 冬の太陽 いっしんに 浴びて舞う虹 床に壁にと~

 スタンド式で置く形のサンキャッチャー(「サンキャッチャー (Suncatcher) 」とは、太陽光をプリズムのように透過・屈折させるガラスなどで作られたインテリアの一種)。窓際に置くと、冬の弱い日光を一生懸命集めて部屋の中に虹のかけらを散りばめてくれる感じ、その虹がサンキャッチャーの揺れとともに動く感じが、いいなぁと思って短歌にしてみました。吊り下げる形だと天井に虹ができてキレイなのかもしれないのですが、私が持っているのはスタンドタイプなので、ゴロゴロしながら、床や壁にできる虹を楽しんでいます。

 以上、冬の短歌二首、応募します☆