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N1: すべては1人の名前のある個客から始まる

N1: すべては1人の名前のある個客から始まる

〜顧客起点マーケティング Part 16〜 「アイデア」に関して詳しく説明してきましたが、ここでは、「アイデア」を生み出すために最需要な起点である「N1」を説明します。強いマーケティング戦略を作る上で、個客=N1を起点とするマーケティングは、N=1000として1000人を対象とするよりもはるかに重要です。例えば、誰かにクリスマスプレゼントを選ぶとき、以下の3つの選択肢の中で、いちばん喜んでいただける自があるのはどの場合でしょうか? 【1】あなたのお子様、奥様、ご主人、恋人

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ほとんどのプロダクトの最大ポテンシャルは放置されている

ほとんどのプロダクトの最大ポテンシャルは放置されている

〜顧客起点マーケティング Part 15〜 今回は、前回に引き続き「認知形成の重要性」に関して、より掘り下げて説明したいと思います。 まず、皆さんの担当されているプロダクトが100%シェア取った場合の顧客数は何人か、答えられるでしょうか?これが、ご担当されるプロダクトのターゲット顧客全体=マーケット全体ですね。BtoBであってもマーケット全体の総数が何社なのか、幾つの事業機会を対象としているのか、などで数値化できるはずです。実は、ここが明確でない場合が多いのではないでしょう

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アイデアと、早期の認知形成の重要性

アイデアと、早期の認知形成の重要性

〜顧客起点マーケティング Part 14〜 マーケティングにおいて重要な「プロダクトアイデア」と「コミュニケーションアイデア」の説明をしましたが、マーケティングが成功する上で、もう一つ重要なことがあります。それは、早期の認知形成です。 強い独自性と強い便益を伴った「プロダクトアイデア」が開発できても、模倣してきた追随者にポジションを奪われ、ニッチな類似ブランドになってしまうことは多くあります。メルカリもフリマアプリとして後発ですし、「肌ラボ」も実はヒアルロン酸系化粧水として

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「プロダクトアイデア」の重要性と「コミュニケーション」の限界

「プロダクトアイデア」の重要性と「コミュニケーション」の限界

〜顧客起点マーケティング Part 13〜 大規模な資本や営業力がある場合、大きな既存マーケットを見つけられれば、プロダクト自体の独自性が弱くても基本的な便益のみで勝てる可能性はあります。商品がコモディティに近くても、顧客に独自性と便益を感じてもらえる「コミュニケーションアイデア」を創出し、大規模なメディア投資と、体験と購買の場を作って勝利する方法です。認識しにくい独自性であっても、パッケージの形状やデザイン、ネーミング、テレビCM、PR、デジタル施策、小売の店頭も押さえて

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2種類のアイデア: その2 「コミュニケーションアイデア」

2種類のアイデア: その2 「コミュニケーションアイデア」

〜顧客起点マーケティング Part 12〜 「コミュニケーションアイデア」とは、「プロダクトアイデア」を対象顧客に伝え、独自性と便益を自分事として認知して頂き、購買意思を形成して頂いて、購買行動を起こしてもらうまでの訴求と体験提供の「アイデア」を意味します。「コミュニケーション(訴求と体験)」も、独自性と便益との組み合わせで成り立っています。 コミュニケーションの独自性とは、広告訴求、リアルイベント、キャンペーンの仕組みなどにおけるクリエイティブの独自性を指します。理解し

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2種類のアイデア: その1 「プロダクトアイデア」

2種類のアイデア: その1 「プロダクトアイデア」

〜顧客起点マーケティング Part 11〜 前回、「アイデア」は独自性と便益を兼ね備えたものであると説明しましたが、実務上「アイデア」には、大きく分けて次の2つがあります。 【1】商品やサービスそのものとなる「プロダクトアイデア」 【2】商品やサービスを対象顧客に認知してもらうための手段でとしての「コミュニケーションアイデア」 それぞれ、独自性と便益の四象限で「アイデア」としての評価が可能ですが、ビジネス上、【1】が主体で【2】は従属要素と考えることが重要です。「プロダクト

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プレスリリースでは書ききれなかった
「組織に正しい指針を示す」事業と顧客をつなぐKPIの研究

プレスリリースでは書ききれなかった 「組織に正しい指針を示す」事業と顧客をつなぐKPIの研究

今回は、これまでnoteで書いてきたような、顧客起点マーケティングにまつわる様々な概念や論点についての解説とは趣向の違う内容です。 2021年3月18日に発表した、マーケットシェア等の事業成長の指標と、9segs分析によって得られるKPIと「認知」や「好感度」等の従来使用されてきたKPIとの相関の研究について、プレスリリースには書ききれなかった背景や、今後の展開について、今回の研究を行ってきた視点から書いてみたいと思います。 発表以降、既に経営者の方からの直接のお問い合わ

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「アイデア」の正体とは?

「アイデア」の正体とは?

〜顧客起点マーケティング Part 10〜 ビジネスにとって重要であると様々な有識者や経営者が語りながらも明確に定義されていない言葉が「アイデア」です。「アイデア」とは何かを定義するだけでビジネスの成果、マーケティングの実効性は飛躍的に高まります。 「アイデア」とは「独自性」と「便益」の四象限で表すことができます。結論を先に言うと、皆さんのビジネスに、独自性と便益を兼ね備えた「アイデア」があるかどうかで、ビジネスのポテンシャルは決定されます。 「独自性」とは、他にはない

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顧客を動かす「アイデア」の作り方

顧客を動かす「アイデア」の作り方

〜顧客起点マーケティング Part 9〜 今回は、顧客起点マーケティングにおける「アイデア」の導き方について解説します。 古典と言われる様々なマーケティング理論に関するセミナーや勉強会が開催されていますが、実務の現場において、その理論が明確に結果を導いたケースは何例あるのでしょうか?理論整然と説明され、マーケティング戦略がどんなに洗練されているように見えても成功していない事例はいくらでも見つかります。一方で、理論的な説得性に欠けていても、人を引きつける“何か”がある大成功事

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顧客理解とマーケティングの手技手法

顧客理解とマーケティングの手技手法

〜顧客起点マーケティング Part 8〜 マーケティングとは、平たく言うと、魅力的な商品やサービスを開発し、顧客に継続的に購買、使用していただく活動です。企業側がどれだけ「魅力的だ」と訴えても、受け手である顧客がそう感じなければ、成立しません。したがって、顧客が生活の中で何を考え、何を経験し、何を求め、何を感じているのかを知ることは、マーケティングにおいて基本中の基本です。 しかしながら、個々人がスマートフォンを通じてインターネットに直接繋がり、無数とも言える様々なデジタ

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