大空にかざすスマホの中に虹 岩波俳句 特選（池田澄子選）『世界』9月号掲載 選評をいただきました。→コメント欄

『20240711の一句』 今年初ミンミン蝉の声来たる 今日はワリと暑くない方なんだけど、こーゆう日に初鳴きが聞こえるとは😅 あ、よくよく聞いてたらジージー蝉も鳴いてるわw

『記憶あり甘すぎた夜店の飴の』 この甘さに覚えがある。そう思った瞬間、記憶の底の底で何かがかちりと音を立てて、波紋となり、ゆっくりと体中に広がっていった。あの夏の林檎飴のような、甘すぎて、忘れてしまいたかったけれども、捨て去ることができなかった、思い出。 （季語夜店・三夏）

『ゆっくりと近づく二人熱帯魚』 熱帯魚って言葉に、耽美派的なものを感じる。 （季語熱帯魚・三夏）

俳句： 青空の向こうへ走る風車

俳句： コーヒーの香りでわかる初秋の候

葉桜になりて生者の皆去りぬ 令和俳壇 佳作（櫂未知子選）角川俳句8月号掲載

獣臭をまとい立夏の檻洗う 岩波俳句 佳作（池田澄子選）『世界』8月号掲載