「パンフォーカスと言えば宮川一夫!」と教わる。調べてみるとシャシンのキャメラマン。黒澤映画「用心棒」を撮影。スチルを見てみると屋根の上にいる三船にも下で戦っている連中にも奥の小屋の屋根に乗っている石にまでピントがあっている。まさに汎フォーカス! いったい、どこから撮ってるのだ?
今日のF値は18。絞り優先モード。絞り優先モードって? 「F値を変えピントを調整するモード。ピントが合う範囲のことを被写界深度と言い『被写界深度が深い』は近くから遠くまでピントが合っている。『被写界深度が浅い』はピントが合っている範囲が狭く手前や背景などがボケている」 ふむふむ。
「18~270mmの焦点距離を持つレンズの場合、一番画面が広く写るようズームの18mmを選び、F値をF16程度に絞って撮影すると、近景から遠景までピントが合ったパンフォーカス写真を写すことができる」とのことなので、この写真のF値は16。ところで「パン」ってどういう意味なんだろう?
大人の夏休み自由研究のテーマはF8。カメラマンがF8を好きな理由。「描写と深度のバランスがよい」「ピントやボケもF8でいい」とのこと。なるほど。パンフォーカスの写真も撮れるし、ボケさせることもできる。ピント位置と被写界深度さえ理解できればF8でもステキな写真が撮れそうな気がして。
パンフォーカス勉強中。今日のF値は13。「F値を大きくすると被写界深度が大きくなり、また、焦点距離が短いレンズほど被写界深度は深くなる。被写界深度が深く、手前から遠くまで、すべてにピントがあっている状態をパンフォーカスという」 なるほど。F値だけじゃなくレンズも関係があるようで。
僕はF値がわかっていない。なのでF値を修行中。今日のF値は8.0。焦点距離49mm。露出時間1/15。露出時間はシャッタースピード。「F値とはレンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのこと」「F値を変えると絞りの開き具合が変わりレンズを通る光の量が変わる」 なるほど・・・。