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#3:モータースポーツ(ダートトライアル)観戦時の撮影におけるスローシャッターの楽しみ方(^^♪

こんにちはphoto人(写真撮影&編集好き)です。
モータースポーツには色々なカテゴリーがありますがその中でも私が好きなモータースポーツ観戦はダートトライアルです。
ダートトライアルは未舗装のコースに複雑なコースが設定されておりそのコースを誰が最速で走行するかを争う競技です。

スローシャッターでの流し撮り撮影時の心がけ


観戦時は砂埃を浴びるので注意が必要ですが、その砂埃をいかにかっこよく撮影することができるか?。
そのために競技車輛をスローシャッター技法で流し撮りし背景を流すことに心がけています。
ピントが競技車輛にばっちりと合って背景が綺麗に流れた時と砂埃が綺麗に撮れた時にはひとりで優越感に浸っています。

白飛びとピンボケ

シャッタースピードを遅くすると画面が白飛びするのでISO感度を小さくして、絞り値を大きくするか、NDフィルターをつけて撮影することが必要になってきます。
またコースが未舗装のため車両が上下に挙動するのでどうしてもブレが生じてピンボケになってしまいます。

手振れしないシャッタースピードと焦点距離の関係
1/(焦点距離)秒がブレない目安です。
一般的に手ブレの発生を抑えることのできる目安のシャッタースピードとして、1/(焦点距離)秒と言われています。 焦点距離50mmだった場合は、1/50秒が目安となり、焦点距離400mmの場合は、1/400秒が目安となります。

今回のスローシャッターでの流し撮り撮影は一般常識には当てはまりません。

①シャッタースピード 1/3

焦点距離:27mm、絞り値:f/22
車輛は少しピンボケで砂埃は明瞭に写っていないすがスピード感あふれていませんか?

焦点距離:69mm、絞り値:f/22
とろけるような画像が好きです。

②シャッタースピード 1/4

焦点距離:105mm、絞り値:f/22
車輛の半分がとろけています。背景も綺麗に流れています。

③シャッタースピード 1/5

焦点距離:140mm、絞り値:f/10
スピード感あふれています

④シャッタースピード 1/6

焦点距離:105mm、絞り値:f/14
車両前方やゼッケンがはっきり写せています。

⑤シャッタースピード 1/8

焦点距離:105mm、絞り値:f/16
砂埃の撒きあがりがよくわかりますね。

⑥シャッタースピード 1/10

焦点距離:70mm、絞り値:f/13
ゼッケンにピントがバッチリ!
焦点距離:262mm、絞り値:f/14
凄まじい砂埃!望遠側でのスローシャッターは難しいです。

⑦シャッタースピード 1/13

焦点距離:48mm、絞り値:f/25
ドリフト!
焦点距離:70mm、絞り値:f/20
前輪からの砂埃が凄まじい!

⑧シャッタースピード 1/15

焦点距離:105mm、絞り値:f/9
1/15くらいになるとピントもバッチリになってきました。
焦点距離:105mm、絞り値:f/22
背景が綺麗に流れていますね。
焦点距離:70mm、絞り値:f/10
シャッタースピードが遅くても焦点距離が短いので車体にピントがバッチリと合っています。

⑨シャッタースピード 1/20

焦点距離:400mm、絞り値:f/16
ドリフトと砂埃!
焦点距離:69mm、絞り値:f/20
路面と背景が綺麗に流れています。
焦点距離:94mm、絞り値:f/16
車の挙動が躍動感を与えてくれています。

⑩シャッタースピード 1/25

焦点距離:94mm、絞り値:f/16
砂埃が綺麗に撒きあがっています!

⑪シャッタースピード 1/30

焦点距離:360mm、絞り値:f/6.3
一番のお気に入り画像です。
全日本ラリー選手権やWRCで活躍されている福永選手が参加された際に撮影しました。
焦点距離:270mm、絞り値:f/8
砂埃の撒き上げがいいですね。
焦点距離:600mm、絞り値:f/11
路面が少し湿っていたので砂埃よりも泥の撒き上げが綺麗に撮れました。

画像のコメントは個人的な感想ですのでお許しください。

ここに掲載した画像は全て私が足しげく通ったダートトライアル場(スピードパーク恋の浦:2022年12月31日にて閉鎖)で撮影した画像です。


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