飲酒運転の根本原因は、経済的および精神的な貧困状態にあるかも知れない。実は酒代が精一杯の見栄で、移動手段を安全に確保するための予算を捻出することができない状態。豊かであればタクシー代なんて何てことはない。格好よく粋な飲み方ができない寂しい人たちなのだろう。それを誰のせいとするか?
誰でも酒を飲む前は紳士または淑女。プライドもあり、羞恥心もあり、常識と他人を思いやる優しさまで兼ね備えている。完璧な人格の持ち主である。 しかし、一度アルコールが喉を通れは、目を疑いたくなるような変貌を楽しませてくれる。極めて残念だが、そのままハンドルを握る罪悪感は無いであろう。